最終更新日: 2021/08/19
eスポーツとは?
eスポーツとは、ビデオゲームをスポーツとしてとらえたものの名称です。eスポーツは近年誕生した新しいもののように思われていますが、誕生したのは約20年前。アメリカのLANパーティーをきっかけに生まれたとされており、1990年代後半にはアメリカで世界大会が開催されています。
そして、現在では欧米だけではなくアジアでも世界大会が開催されており、テレビ中継されたり、CNNで取り上げられたりなど注目を集めています。
eスポーツを職業とする人もおり、プロの中には年収1億円以上を稼ぐ人も少なくありません。eスポーツ人口は約1億人以上、競技人口以外の観戦、視聴者は3億8000万人だとされています。今後ITインフラなどが整っていけば、ますますeスポーツ人口は増えていくでしょう。
eスポーツの種目
eスポーツの種目は細かく分かれており、ジャンルごとにゲームが採用されています。この種目のゲームは数年で変更されることもありますが、多くのものは長年にわたってeスポーツの競技種目として採用されています。
また、eスポーツの競技種目は常に最新のものが採用されるというよりも、プレイヤーのスキルが求められるゲームが採用されやすいとされています。そして、eスポーツとして公認されるには以下の条件を満たす必要があります。
- ゲーム内容に競技性が含まれること(競技性)
- ゲームとして3か月以上の運営・販売実績があること(稼働実績)
- 今後もeスポーツとして大会を運営する予定があること(大会の継続)
- eスポーツとしての大会の興行性が認められること(興行性)
具体的には以下のようなジャンルとゲームが採用されています。
FPS(ファーストパーソンシューティング)
- カウンターストライクシリーズ
- Unreal Tournamentシリーズ
- ペインキラー
- Quakeシリーズ
- Warsow
- バトルフィールド
- コール オブ デューティシリーズ
- Alliance of Valiant Arms
- クロスファイア
- スペシャルフォースシリーズ
- サドンアタック
- オーバーウォッチ
- Haloシリーズ
- H1Z1
- Gears of Warシリーズ
- Painkiller: Hell & Damnation
- Paladins
- Team Fortress 2
- Point Blank
- ShootMania Storm
- Doomシリーズ
- F.E.A.R.
- レインボーシックス ベガス
- レインボーシックスシージ
- EVOLVE
TPS(サードパーソンシューティング)
- World of Tanks
- World of Warships
- PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
- Fortnite
- Splatoon
RTS(リアルタイムストラテジー)
- Age of Empiresシリーズ
- Warcraft III: The Frozen Throne
- Starcraft II
- World in Conflict
MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)
- Dota 2
- DotA Allstars
- League of Legends
- CHAOS HEROES ONLINE
- Ace of Arenas
- SMITE
- Heroes of the Storm
- Vainglory
- Heroes of Newerth
- LORD of VERMILION ARENA
格闘ゲーム
- ストリートファイターシリーズ
- DEAD OR ALIVEシリーズ
- 鉄拳シリーズ
- バーチャファイターシリーズ
- ソウルキャリバーシリーズ
- BLAZBLUEシリーズ
- GUILTY GEARシリーズ
- アルカナハートシリーズ
- ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ
- ヴァンパイアシリーズ
- モータルコンバットシリーズ
- MARVEL VS. CAPCOMシリーズ
- キラーインスティンクト
- スカルガールズ
- ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ
- AQUAPAZZA
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- ウルトラファイトだ!キャン太2
スポーツゲーム
- NBAシリーズ
- FIFAシリーズ
- ウイニングイレブンシリーズ(欧州名:Pro Evolution Soccer)
- マッデンNFLシリーズ
- ロケットリーグ
- 実況パワフルプロ野球シリーズ
- プロ野球スピリッツシリーズ
レーシングゲーム
- Formula Oneシリーズ
- rFactorシリーズ
- Project Gotham Racingシリーズ
- Need for Speedシリーズ
- GRAN TURISMOシリーズ
- Forza Motorsportシリーズ
- Forza Horizonシリーズ
- Test Driveシリーズ
- PROJECT CARSシリーズ
- WRCシリーズ
- Turbo Racing League
- TrackMania Nations Forever
パズルゲーム
TETRiSシリーズ
ぷよぷよシリーズ
デジタルカードゲーム
Hearthstone: ハースストーン
シャドウバース
音楽ゲーム
beatmania IIDX
MMORPG
ブレイドアンドソウル
オンラインストラテジーゲーム
クラッシュ・ロワイヤル
世界各国のeスポーツの大会
プロのeスポーツの競技会として8つの大会が存在します。これらの大会には世界各国の大企業がスポンサーについており、多額の賞金が用意されているのが特徴です。
ISL (Intel Extreme Masters/
インテル・エクストリーム・マスターズ)
ISL (Intel Extreme Masters/インテル・エクストリーム・マスターズ)は世界最大手の半導体メーカーであるIntelと、グローバル規模でeスポーツビジネスを展開するESLが提携して開催するeスポーツイベントです。毎年異なる都市で開催され、タイトルも年によって変更されます。この大会は日本での知名度は低いものの2007年から開催されている歴史あるイベントであり、世界最大規模のeスポーツイベントとして人気を集めています。
Cyberathlete Professional League
(サイバーアスリート プロフェッショナル リーグ)
Cyberathlete Professional League(サイバーアスリート プロフェッショナル リーグ)は1997年にアメリカのダラスで始まったトーナメントです。Cyberathlete Professional Leagueはプロのビデオゲートーナメントのパイオニア的存在であり、世界中で開催されています。優勝賞金は3,000,000ドル以上が用意されているため、世界のプロのゲーマーが参加します。
World Series of Video Games
(ワールドシリーズ オブ ビデオゲームズ)
World Series of Video Games (ワールドシリーズ オブ ビデオゲームズ)は2006年に初めて開催された大会であり、6つの競技種目と6つのイベントからなります。賞金総額は750,000ドル以上が用意されています。
採用される競技種目は頻繁に変更され、これまでは「Counter-Strike」「Quake4」「Warcraft III: The Frozen Throne」などのゲームが採用されました。
World Cyber Games
(ワールド サイバー ゲームズ)
World Cyber Games (ワールド サイバー ゲームズ)はeスポーツのオリンピックとして知られている大規模なeスポーツ大会であり、開会式が行われると共に、金メダル、銀メダル、銅メダルが用意されているのが特徴です。World Cyber Gamesは「Beyond the game, More than Sport」をモットーとしており、毎年様々なゲームタイトルを採用して大会を開催しています。
これまでWorld Cyber Gamesでは、AO(ALI)、板橋ザンギエフ、活忍犬などの日本人のプロのゲーマーもメダルを獲得しています。
Esports World Convention
(イースポーツ ワールド コンベンション)
Esports World Convention(イースポーツ ワールド コンベンション)とは、スポーツのワールドカップとして2003年より開催されてきた国際大会です。2016年に名称をEsports World ConventionからEsports World Conventionに変更しています。大会の運営はフランスの企業ゲームズ・ソリューションが担当しており、トーナメントが開催される他、ゲームとテクノロジーのプレゼンテーション、カンファレンス、パーティーが開かれるなど、ビジネスの場ともなっています。
Evolution Championship Series
(エボリューション チャンピオンシップ シリーズ)
Evolution Championship Series (エボリューション チャンピオンシップ シリーズ)は、コンピューターの1つである対戦型格闘ゲームに特化したトーナメントです。大会は6つのメイントーナメントと5つのサイドトーナメントで構成されており、「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション Ver.2012」、「ソウルキャリバーV」などのゲームが採用されています。賞金額はタイトルによって異なり、多いものでは数百万円が用意されています。
日本のプロのゲーマー
eスポーツはまだまだ日本での知名度は低いですが、日本からも世界の大会で活躍しているプロのゲーマーがたくさんいます。日本人プロのゲーマーが海外のeゲームイベントで優勝することも多く、世界から注目されている選手も少なくありません。
ここでは現在活躍している日本のプロのゲーマーを紹介します。
ふ~ど
ふ~ど選手(本名:阿井 慶太)は、プロのゲーマーです。アマチュアとして活躍していた時代に「バーチャファイター5」で優勝したことをきっかけにRazerにスカウトされ、2011年よりプロとして活動しています。現在ではCygames Beastに所属しています。
これまでの実績
2005年 闘劇’05「バーチャファイター4 ファイナルチューンド」初優勝
2008年 闘劇’08「バーチャファイター5」優勝
2009年 WCG 2009「バーチャファイター5 ライブアリーナ」優勝
2011年 EVO2011「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」優勝
2015年 「ガンスリンガー ストラトス2」公式大会優勝
2018年 E-Sports Festival Hong Kong 2018「ストリートファイターV アーケードエディション」優勝
ふぇぐ(feg)
日本のゲーマーランキング1位に君臨しているふぇぐ(feg)選手は、よしもとLibalent所属しています。本名や年齢は一切非公開としており、謎の多いゲーマーとして知られています。
シャドウバースのトレーニングにかなり力を入れていることで有名で、1日睡眠が1~2時間の時もあるのだとか。これまでの獲得賞金の総額は1億円を超えており、プロのゲーマーとして大成功を収めています。まだ実績は少ないですが、今後の活躍が期待されています。また、ふぇぐ(feg)選手は甘いマスクの持ち主であり、女性からも人気を集めています。
これまでの実績
2018年 「Shadowverse World Grand Prix 2018」優勝
Tokido
Tokido選手は東大卒のプロのゲーマーとして知られています。本名は谷口 一であり、日本ランキング2位に位置しています。海外では「殺し屋の顔」「格闘ゲームの神」などと呼ばれており、世界的に知名度の高い人物です。
Tokido選手は東大卒の頭脳明晰なゲーマーとして幅広い活躍しており、「東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない」「世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0」などの書籍を出版した他、「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」などテレビ出演も果たしています。
これまでの実績
2002年 「Capcom vs. SNK 2 – EVO 2002」優勝
2007年 「スーパーストリートファイターIIターボ- EVO 2007」
2017年 「ストリートファイターV – EVO 2017」
Daigo
Daigo選手は愛称「ウメハラ」、「ウメ(さん、ちゃん)」として親しまれているプロのゲーマーです。海外ではDaigoの他、The Beast、Daigo the Beastなどのニックネームで呼ばれています。
2010年に日本人初のプロ格闘ゲーマーになったことがきっかけに多くのメディアに取り上げられ、自身の知名度を上げると共に、「プロゲーマー」の存在を世間に広めた人物でもあります。これまで国内外の大会で多数の実績を残しており、38歳の現在でも日本ランキング 3位のベテランのプロのゲーマーとして活躍しています。
これまでの実績
2011年 「Evo2011 スーパーストリートファイターIIX」優勝
2012年 「K.O. Fighting Game Festival スーパーストリートファイターIV AE ver.2012」団体戦 優勝
2013年 「DreamHack Winter 2013 スパ4AE2012」優勝
Riowh
Riowh選手は本名は非公開の期待の新星。読売新聞社によるチーム「G×G」所属しており、これまで500万円を超える賞金を獲得しています。
これまでの実績
2018年 「Shadowverse World Grand Prix 2018 JCGオンライン予選大会」準優勝
2018年 「rage 2018 summer 西日本予選 day2 スイスドロー 8-0」 1位 プレーオフ決勝進出
eスポーツとオリンピック
本部を韓国の釜山に置く国際eスポーツ連盟(IeSF)は、eスポーツのオリンピック業界入りを目指しています。2018年にインドネシアのジャカルタで開催されたアジア競技大会に公開競技としてeスポーツが行われたことからオリンピックに採用されるのではないか、という報道がありました。
しかし、国際オリンピック委員会(IOC)の会長であるトーマス・バッハ氏はが「eスポーツはオリンピックの価値観に矛盾しており現状では受け入れることはできない」と断言しており、eスポーツのオリンピック採用はまだ実現していません。
また、eスポーツをオリンピック競技として採用する場合は、ゲームメーカーとの著作権を検討しなければならないという問題もあります。しかし、トーマス・バッハ氏は「現在では」と発言していることから、今後オリンピック競技としてeスポーツを楽しめる日もそう遠くないかもしれません。
eスポーツは日本で流行らない?
ゲーム大国として知られている日本はeスポーツにおいても最先端を行っているイメージがあるでしょう。しかし、このような予想に反して、日本はeスポーツがそれほど発展していません。実際に、日本におけるeスポーツの競技人口は海外と比較して非常に低い数字となっています。これには日本におけるゲームセンターの存在と家庭用ゲームの普及率が挙げられます。
eスポーツはアメリカのLANパーティーをきっかけに始まりました。そして、現在eスポーツの先進国として知られる韓国では、早い段階から高速インターネットの国内整備に力を入れ、2000年前後からPC工房というものが多く設置されます。このPC工房とは日本におけるインターネットカフェのようなもので、ここでは「スタークラフト」など多くのオンラインゲームが提供されました。
これにより韓国でeスポーツという言葉が使用される用意なり、2000年には韓国で世界初の国際的eスポーツイベント「World Cyber Games」のテスト大会が行われました。つまり、韓国でのPC工房の誕生がeスポーツのブームのきっかけとなったのです。
一方で日本では、既にゲームセンターというゲーム好きが集まる施設が充実していました。また、自宅にテレビゲームを持っている人が多いため、わざわざ外出してゲームを楽しむという概念があまりなかったのです。そのため、日本ではLANパーティーやPC工房の必要性がなく、浸透しなかったのです。
これによってオンラインゲームが爆発的に人気になるということがなく、eスポーツが注目を集めなかったのです。また、法律上の問題で日本国内では高額賞金を用意した大会が開けない、と言うのも日本がeスポーツの後進国である理由となっています。全世界でのeスポーツの市場規模が約1000億円に達したのに対し、日本国内の市場規模は約5億円とまだまだ小さい点も指摘されています。
eスポーツ 企業
eスポーツの人気が高まるにつれて日本でも多くの企業がeスポーツ業界に参入し始めています。例えば、2017年3月には、KDDI「au」がプロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」を運営するSun-Genceとのスポンサー契約を結びました。
それ以前にもプロeスポーツチームのスポンサーにつく企業はありましたが、その多くはゲーム企業や動画配信サイトなど既に関わりのある企業でした。そこに通信会社であるKDDIが参入したことは大きく集めました。
その他にも、2018年にはレオパレス21がeスポーツ大会「レインボーシックスシージ レオパレス21カップ」の開催を発表、イオンがウェルプレイド社が主催するeスポーツ大会に賞金を協賛企業として提供、日本テレビeスポーツ事業に特化した子会社アックスエンターテイメント株式会社を設立し、プロチーム「AXIZ」を結成するなど、様々な業界から企業が参入するようになっています。
今後もこれらの企業の参入が増え、日本国内でeスポーツ業界が注目を集めていくことが予想されています。
eスポーツ 専門学校
近年のeスポーツの人気に影響されて、将来はプロのゲーマーになりたい、という人も増えていることでしょう。プロのゲーマーには、大会で結果を残して、eスポーツチームに参加したり、企業にスポンサーについてもらったりする必要があります。
個人でスキルを磨いてプロになる人もいますが、より確実にプロのゲーマーを目指したいのであれば、専門学校に通うのがおすすめです。eスポーツの専門学校等は、実際にプロゲーマーや企業に指導してもらえる学校のことを言います。そして、プロから実際にゲームプレイを学ぶことで確実にスキルを身につけられると共に、eスポーツ企業やスポンサーに注目されやすく、プロゲーマー以外のeスポーツ関連の職に付きやすくなるというメリットがあります。
eスポーツの専門学校ではゲームスキルだけではなく、タレントとしての喋り方やストリーマーとしての動画配信技術など幅広い知識を得ることができるので、将来の可能性が広がるのです。
eスポーツの専門学校の代表的なものには以下があります。どの専門学校を選ぶかを決める際には、どのような授業が行われているか、誰が講師を務めているか、ゲーミングデバイスが充実しているか、卒業後のサポート体制が充実しているか、就職状況はどうか、など様々な点を確認する必要があります。正しいeスポーツの専門学校を選ぶには、一度体験入学をしてみるのもいいでしょう。
JIKEICOM Team Esports
JIKEICOM Team Esportsは日本で初めて誕生した、eスポーツの専門学校グループです。
JIKEICOM Team Esportsには以下の専門学校が所属しています。
東京デザインテクノロジーセンター専門学校
東京デザインテクノロジーセンター専門学校は多くの実績を残している人気の専門学校です。
東京デザインテクノロジーセンター専門学校の在校生チームであるRoad Creation」が2017年に学生チーム世界一を決めるリーグオブレジェンドの大会に日本代表として出場、「T.A」が2018年3月に開催されたCoDWWⅡの学生チーム日本一を決める大会で優勝するなど、実力の高い学生を多く育成している名実のある専門学校です。
【学費】初年度納入金:1,470,800円
【所在地】〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2丁目11−10
【公式サイト】https://www.tech.ac.jp/course/e-sports/
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、パフォーミングアーツ科のesportsプロゲーマー専攻、e-sportsイベント企画・制作専攻、e-sportsストリーマー専、/e-sportsキャスター専攻などを揃えている専門学校です。プロゲーマーとして活躍するためだけのスキルではなく、eスポーツ大会を開催・運営するための技術も教えています。そのため、将来のキャリアにおいて幅広い選択肢があります。
【学費】初年度納入金:1,470,800円
【所在地】〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4丁目10−1
【公式サイト】https://www.anime.ac.jp/course/esports/
大阪デザイン&IT専門学校
大阪デザイン&IT専門学校は、就職率100%を誇るeスポーツプロフェッショナルゲーマーワールド科が人気を集めている専門学校です。
大阪デザイン&IT専門学校では専攻に加えて、もう1つ全専攻の中から好きなカリキュラムを選んで授業を受けられるため、幅広いスキルを身につけることができます。
プロ並みのゲームスキルに加えて、プログラミングやCG、デザインなどを学べるため、就職口が幅広く用意されているのです。
【学費】初年度納入金150万5,800円
【所在地】〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江2丁目4−6
【公式サイト】https://www.oca.ac.jp/e-sports/
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校は設立されてから間もない専門学校であるためまだ実績はありませんが、2020年に「プロゲーマーコース」「プロゲーマー&スタッフコース」「プロゲーマー&実況コース」を新しく設立しました。
授業には講師としてはプロゲーミングチームのSunSisterを迎えることでも注目を集めています。
【学費】初年度納入金140万5,800円
【所在地】〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1丁目5−9
【公式サイト】https://www.oas.ac.jp/e-sports/
これらの他にも、JIKEICOM Team Esportsには仙台デザイン&テクノロジー専門学校、名古屋デザイン&テクノロジー専門学校、福岡デザイン&テクノロジー専門学校があります。
総合学園ヒューマンアカデミー
総合学園ヒューマンアカデミーはeスポーツ専攻科を設置しています。担任制かつ少人数制を採用しているため、1人1人に丁寧に指導しているのが特徴です。総合学園ヒューマンアカデミーではゲーム会社との合宿を開催しているので、企業の目に留まりやすいというのも魅力です。また、全国7都市に校舎がある点も人気の理由となっています。
万が一途中でプロゲーマーへのあきらめることになったとしても、途中で専攻を変えることができるので、新たなキャリアを求めることができます。
【学費】初年度納入金:122万円
【所在地】大宮、秋葉原、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡、那覇
【公式サイト】https://ha.athuman.com/
バンタンゲームアカデミー
バンタンゲームアカデミーは東京都と大阪府の2つに校舎を構えており、eスポーツ専攻のコースを用意しています
ここではゲームスキルはもちろんのことゲーム配信や動画編集などを学ぶことができます。
【学費】初年度納入金155万
【所在地】〒153-0061 東京都目黒区中目黒2丁目10−17
【公式サイト】https://www.vantan-game.com/faculty/game/15-es-02/course15.php
eスポーツの求人
eスポーツの専門学校へ進学すると、将来はプロのゲーマーだけではなく、それに関連した様々な職に就くことができます。
就職先の例とした以下のようなものが挙げられます。
プロゲーマー、ゲームタレント、ゲーム実況・MC、eスポーツプロデューサー、eスポーツマネージャー、eスポーツライター、eスポーツイベントスタッフ、eスポーツ関連企業への就職
プロのゲーマーとは非常に狭い門であり、ゲーマーとして成功できる人はほんの一握りです。世界のゲーマー人口は1億3,000万人だとされています。そのうちプロのゲーマーとして活躍している人の数は70,204人。つまり、ゲーマーとして活躍できるのはゲーマー人口のわずか0.05%しかいないのです。
そのため、eスポーツの専門学校に行ったとしても必ずしもプロのゲーマーとして生計が立てられるようになるというわけはないのです。
プロのゲーマーだけに的を絞るというよりも、専門学校では幅広い知識やスキルを身につけて将来の選択肢を多く持っておくのがいいでしょう。