グッドマン法とは?|利点欠点・やり方等を徹底解説

この記事では守りのシステムベッティングとして知られる「グッドマン法」について徹底解説。グッドマン法の利点や欠点は勿論の事、実際にブラックジャックで使用した際の使用例等も紹介していきます。

グッドマン法とは?

システムベッティングの中にはいろいろなタイプのものがありますが、その中でも守りの戦略として知られているのがグッドマン法です。グッドマン法は別名1235法とも呼ばれており、ルールがとてもシンプルなのが特徴です。

グッドマン法は勝利時に少しずつ利益を獲得できるシステムベッティングで、長く続ければ続けるほど多くの利益が手に入ります。そのため、長くゲームを楽しみたいという方にもおすすめです。

グッドマン法の利点

グッドマン法には「リスクが低い」「勝ち数と負け数が同じで利益が出る」「初心者でも安心」等のメリットがあります。

利点1:リスクが低い

グッドマン法では連敗した場合、賭け金は常に1ドルと固定されます。そのため、負けが続いたとしても損失額が増えることはありません。ほとんどの場合、負けたとしてもそれまでも利益を残すことができるので、戦略的に稼ぐことが可能です。

リスクが低いので、精神的なプレッシャーが少ないのもグッドマン法の特徴として挙げられます。

利点2:勝ち数と負け数が同じの時に利益が出る

2倍配当のゲームでは数学的に勝ち数と負け数が同じになります。そして、そのような場合グッドマン法では利益が出る仕組みとなっています。特に最初に連勝、後半に連敗が続いた時はグッドマン法の勝ちパターンであり、最も利益が出やすくなります。

さらに、最初に連勝すればあとで負けの数の方が多くなったとしても利益を残すことが可能です。

利点3.初心者でも取り組みやすい

グッドマン法は賭け金が固定されており、常に1ドル、2ドル、3ドル、5ドルと順番に賭け金を増やしていくだけです。それゆえ、カジノゲームを始めたばかりの初心者でも簡単に始められます。

また、グッドマン法は賭け金が最大5ドルにしかならないため、損失額が大きくなることがありません。資金が少ない、またはリスクを取りたくないという初心者にも向いているでしょう。

グッドマン法の欠点

グッドマン法には「勝ち負けが交互になると損失がでる」「稼ぐのに時間がかかる」等の欠点があります。とは言っても守りの戦略と言うだけあり欠点は少なめです。

欠点1:勝ち負けが交互になった時に損失がでる

2倍配当のゲームでは勝率が50%であるため、勝ち負けが交互に続く時があります。この時グッドマン法では損失額が少しずつ膨らんでしまいます。

勝ち負けが交互に続くような流れの場合はグッドマン法をやめ、マーチンゲール法など他のシステムベッティングに切り替えた方がいいでしょう。

欠点2:稼ぐのに時間がかかる

グッドマン法は守りのシステムベッティングであり、賭け金が最高5ドルまでしか上がりません。コツコツを稼がなければいけないため、まとまった利益を獲得するには長くゲームをプレイする必要があります。

グッドマン法のやり方

グッドマン法の別名は1235法です。その名の通りグッドマン法では、勝った時に1ドル→2ドル→3ドル→5ドルと賭け金を増やしていきます。一度5ドルに達したらそれ以降は賭け金を増やさずに、勝ち続ける限り5ドルを賭けます。

そして、ゲームに負けた時は賭け金を最初の1ドルに戻し、同じサイクルを繰り返します。グッドマン法では特に勝ちポイントはないので、任意のタイミングで止めるようにしてください。

グッドマン法には複雑な計算は一切なく、誰でも簡単に実践で使用できます。

どんなゲームに使える?

グッドマン法はカジノゲームの中でも2倍配当のゲームで使用します。2倍配当のゲームにはルーレットの赤・黒、奇数・偶数、ハイ・ロー、ブラックジャック、バカラなどがあります。ポーカーやビデオスロットなど、それぞれのゲームで配当が異なるものでは利用できません。

グッドマン法の使用例|ブラックジャック

ここではグッドマン法をブラックジャックで使用した例を紹介します。

シミュレーション1:5勝5敗の場合

ここではグッドマン法を使用して、5勝5敗の結果だった時の例を紹介します。

ゲーム回数 賭け金 勝敗 配当 損益
1ゲーム目 $1 × $0 -$1
2ゲーム目 $1 × $0 -$2
3ゲーム目 $1 $2 $0
4ゲーム目 $2 $4 +$2
5ゲーム目 $3 $6 +$5
6ゲーム目 $5 $10 +$10
7ゲーム目 $5 $0 +$10
8ゲーム回目 $5 × $0 +$5
9ゲーム目 $1 × $0 +$4
10ゲーム目 $1 × $0 +$3

この例では、5勝5敗と勝率は50%ですが、最終的に利益を獲得できています。これは、3ゲーム目から7ゲーム目まで連勝したことで、利益を重ねることができたからです。そのため、8ゲーム以降に3連敗したとしても利益が残る結果となっています。

このように勝ち数と負け数が同じ場合でも利益を獲得できるのが、グッドマン法の利点の1つです。

シミュレーション2:勝ち負けが交互に続いた場合

ここでは勝ち負けが交互に続いた場合に、どのように累計損益が変化していくかを紹介します。

ゲーム回数 賭け金 勝敗 配当 損益
1ゲーム目 $1 × $0 -$1
2ゲーム目 $1 $2 $0
3ゲーム目 $2 × $0 -$2
4ゲーム目 $1 $2 -$1
5ゲーム目 $2 × $0 -$3
6ゲーム目 $1 $2 -$2
7ゲーム目 $2 × $0 -$4
8ゲーム回目 $1 $2 -$3
9ゲーム目 $2 × $0 -$5
10ゲーム目 $1 $2 -$4

このように勝ち負けが交互に続いた場合、負けるときの賭け金は2ドル、勝つときの賭け金1ドルとなります。つまり、勝った時の配当2ドルだけでは損失額を回収できません。これにより、ゲームを長く続ければ続くほど、損失が膨らんでしまうのです。

基本的にグッドマン法では勝ちと負けの数が同じときは利益が出やすいですが、このように交互に続いた場合は、不利なパターンとなります。

よくある質問:グッドマン法

グッドマン法でより稼げるようにするにはどうすればいいですか?

より大きな利益を得たいのであれば、賭け金を2倍にするといいでしょう。
通常グッドマン法では、1,2,3,5と賭け金を増やしてきますが、2,4,6,10と賭け金を増加させるのです。そうすることで、通常のグッドマン法よりも早く稼げます。
また、リスクを取ってもいいのであれば、賭け金を3倍以上にすることも可能です。

グッドマン法はカジノで使用できますか?

一部のランドカジノでは、グッドマン法をはじめとしたシステムベッティングの利用を禁止している場合があります。しかし、ほとんどのランドカジノでグッドマン法は利用可能です。また、オンラインカジノに関しては特にシステムベッティングに関する規定を定めていないので、問題なく利用できます。

グッドマン法の損切りにタイミングはいつですか?

グッドマン法は守りのシステムベッティングであり、損失額が大きく膨らむことはほとんどありません。そのため、他のシステムベッティングほど厳しく損切りポイントを設定する必要はないでしょう。ただし、勝ち負けが交互に続いた場合、最初に連敗してしまった場合など、ゲームの流れがよくない時はグッドマン法をやめ、他のシステムベッティングに切り替えた方がいいでしょう。

グッドマン法はどのような人におすすめですか?

グッドマン法はリスクを取らずにコツコツと利益を貯めたいという人におすすめです。また、賭け金が少ないので、長くゆっくりとゲームを楽しみたい人にも向いているでしょう。一方で、短時間で一気に稼ぎたいという方にはグッドマン法は向いていません。