インド・ネパール・ミャンマーノIR動向

インドのIR

インドでは、二つの州と一つの連邦直轄領(ゴア州、シッキム州、ダマン・ディーウ連邦直轄領)がカジノを合法化しています。ただし、ダマン・ディーウ連邦直轄領において、稼働している施設はありません。最近では、マハーラーシュトラ州、カルナータカ州においてカジノ合法化の線上カジノを想定した議論があります。勿論それぞれ、観光振興、税収がカジノ合法化のインセンティブであります。
一方、シッキム州は、少数限定で、ファイブスタークラスのホテルのみにカジノ設置を許可する方針をたてています。現在、2つの施設が稼働中であり、直近、3つめのライセンスが付与された模様です。インドでは二つの州と一つの連邦直轄領(ゴア州、シッキム州、ダマン・ディーウ連邦直轄領)がカジノを合法化しています。世界に飛ばなくても、当社のこのページをクリックすれば、世界のレベル並みのオンラインカジノを体験できます!

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最近では、マハーラーシュトラ州、カルナータカ州においてカジノ合法化を検討中。それぞれ、観光振興、税収がカジノ合法化のインセンティブである事は周知の上です。このうち、ゴア州はインドのラスベガスと称される。ゴア州には16のカジノ施設があり、5つが船上カジノで12が陸上カジノ(ディーラーゲームは船上カジノのみで、陸上カジノは電子機械ゲームに限定)している模様です。
一方、シッキム州は、少数限定で、ファイブスタークラスのホテルのみにカジノ設置を許可する方針。現在、2つの施設が稼働中であり、直近、3つめのライセンスが付与されました。
インドのカジノ市場の正式な統計は未知数ですが約90~170億円の範囲と推定されます。市場の大半は、ゴア州となっている様です。世界に飛ばなくても、当社のこのページをクリックすれば、世界のレベル並みのオンラインカジノを体験できます!

インド政府はゴア州がマンドービ川から他地域にカジノを装備するリゾート船を移設する公約を実行できていない経緯もあり、今回の5つめの船上カジノ容認に賛否がある事情です。
インド最大のゲーミング&ホスピタリティ企業グループであるDelta Corpは、、ゲーミング分野では唯一の上場企業で今回、稼働する船はDeltin Caravelaと言われています。Delta Corpは、Deltinブランドで施設展開しており、ゴア州で2つのカジノを装備するリゾート船であるDeltin Royale、Deltin Jack、一つの陸上カジノ(電子機械ゲームのみ)を運営しています。現在、シッキム州、ダマンにおいても新たな営業の許可を得ています。米国ラスベガスに本拠を置くGlobal Market Advisors, LLC(GMA)によると2025年のインドのカジノ市場のポテンシャルを約1.1兆円と試算しました。

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ミャンマーIR

ミャンマーに関して言えば今年の1月に入りミャンマーのMyanmar Timesによるとミャンマー国内の5地域で首相が、連邦政府に対し、カジノ設置の許可を申し入れたと報じました。アジアを中心とするハイエンドの国際観光客の誘致をターゲットとする考えで各地域の首相は、カジノ設置に対して、観光産業促進や税収の見込みに期待しています。ミャンマーは、ASEAN10ヵ国中、宗教上の理由によりカジノを合法化しない3ヵ国の一つです。ミャンマー政府は、1986 Gambling Lawにより、カジノは禁止しました。しかしその後、2013年1月、外国投資法を制定して政府が許可すれば、ホテルにおいてカジノ設置を許可しました。しかし未だ政府は、現時点では許可を出していない状況です。ミャンマーでは政府の管轄とは別に、軍閥のカジノ施設が中国、タイなどの国境に存在しているのも事実です。

ネパールIR

ネパールに関して言えば香港をベースとするSilver Heritage Groupが、ネパールのインド国境近くに開発するカジノを含む統合型リゾート(IR)Tiger Palace Resortが開発をてがけている模様です。
投資額は、第一期が約60億円で最終では約100億円を超過する計画だそうです。施設は、ホテル、カジノ飲食、MICE、プール、SPA、ヴィラなど。1,800名の雇用を算出し95%のネパール人を想定しています。ターゲットはインド市場で開発エリア近くには、ネパール第二の国際空港が建設される予定(2018年開業)であり、チャーター便を活用した市場開拓を狙う模様です。ネパール政府は、2013年には新たなカジノ・ライセンスや税制及び管理制度を導入しましたが2014年、新制度に対応できなかった、既存施設が撤退を余儀なくされた事が現状です。以上、インド、ミャンマー、ネパールのIR事業の現状を記載しました。