フィボナッチ数列|使い方やメリット・デメリット、使用例を解説

プロのように賭けたいのであれば、損失をヘッジすることが重要です。どんなに経験を積んだプレイヤーであっても、100%勝利することは不可能です。そのため、バンクロール管理戦略を立てることが重要です。

そんな時に使用できるのがフィボナッチ数列です。フィボナッチ数列とは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチによってヨーロッパに広められた数列のことをいいます。そして、これがギャンブルでも使用されるようになったのです。

フィボナッチ数列を使用した場合、勝敗に応じてベット額が変動します。勝った時はベット額を小さくし、負けた時はベット額を大きくします。これにより、リスクコントロールがしやすくなるのです。

この記事では、フィボナッチベッティングがどのように機能するか、どのように活用できるかについて解説していきます。

フィボナッチ数列とは

フィボナッチ数列の公式は、何千年もの間、人々の間で使用されてきました。それは自然から見いだされた公式であり、貝殻や花、アンモナイトやオウムガイにうずまきにも見られます。 そして、フィボナッチ数列は黄金比の一部でもあるため、古典芸術から現代のデザインにまで幅広く使用されているのです。

フィボナッチ数列では、新しい数値は前の2つの数値の合計値となります。例えば、1から数列をスタートした場合、フィボナッチ数列は以下のようになります。

1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144…

この数列は、以下の計算式によって導き出されます。

1 + 1 = 2

1 + 2 = 3

2 + 3 = 5

5 + 3 = 8

8 + 5 = 13

このフィボナッチ数列は自然界にみられます。

わかりやすい例を挙げると、ヒマワリの種で解説できます。

ヒマワリの種は中心から螺旋状に並んでいます。その時、ヒマワリの種は「21, 34, 55」というようにフィボナッチ数列と同じように並んでいるとされています。

フィボナッチ数列の黄金比

フィボナッチ数列は、黄金比(1:1.618)の計算にも使用されます。 黄金比は、数列内の数値を前の数値で割ったものです。 この数は常に約1.618となり、これは φ(ファイ)としても知られています。実際に上記の数列で計算してみると以下のようになります。

3/2=1.5

5/3≒1.666666

8/5=1.6

13/8=1.625

21/13=1.61538

建築では、この黄金比を使用して、窓、ドア、アーチ、建物の形状のサイズを計算することがよくあります。

この黄金比(1:1.618)はGoogleやTOYOTAなど多くの有名企業がロゴに採用していることでも知られています。

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フィボナッチ数列の使い方

フィボナッチ数列は主に建築などで使用されていますが、スポーツベッティングやカジノゲームでも使用することができます。

フィボナッチ数列に従いながらベットをすることで、感情に流されることがなくなるので、よりバンクコントロールがしやすくなるといっていいでしょう。

では、ここでは具体的にフィボナッチ数列がカジノにおいてどのように使用することができるかを解説していきます。

すでに解説した通り、フィボナッチ数列とは、2つ前の項と1つ前の項を足して並んでいる数字のことをいいます。そして、1を数列の最初の数値とした場合、以下のように数列が作られます。(最初の数字は必ずしも1である必要はありません。自分の資金に合わせて、5、10などと自由に変更しましょう。)

フィボナッチ数列でより効率的に利益を得たいのであれば、2倍配当のゲームでプレイするのがおすすめです。

2倍配当のゲームには、ブラックジャックやバカラ、ルーレットの奇数・偶数、ハイ・ロー、赤・黒などがあります。

フィボナッチ数列をカジノゲームで使用する際には、以下の数列の通りに賭け金を増減させていきます。

1→1→2→3→5→8→13→21→34→55→89→144→…

フィボナッチ数列では、負けた場合次の項の数字を賭けます。そして、勝利した場合は2つ左の数字に戻ります

フィボナッチ数列では、特に利益確定、損切のタイミングは決められていません。

プロは3勝ほどした時に一旦最初の賭け金を最初の金額に戻す人が多いようです。この場合、大きな利益を期待することはできませんが、リスクを取らずに早めに利益を確定することで、確実に賞金を稼ぐことができます。

その他、フィボナッチ数列はマーチンゲール法やモンテカルロ法など他のシステムベッティングと併用することも可能です。その日の調子によって、途中でシステムベッティングを変更したりなど、うまく応用するようにしましょう。

他のシステムベッティングとの比較

フィボナッチベッティングと他のシステムベッティングは非常によく似ています。例えば、マーチンゲール法、ラブシェール法などが類似しているシステムベッティングとしてよく挙げられます。

マルチンゲール法

マーチンゲール法とは、フィボナッチ数列と同じように、2倍配当のゲームで使用できるシステムベッティングです。マーチンゲール法では、負けた後に賭け金を2倍にし、勝った時に賭け金を最初に金額に戻します。

これにより、一度の勝利でそれまでの損失額が取り戻すことができるのが特徴です。

フィボナッチ数列とは異なりベット額が急速に上がっていくので、ある程度資金に余裕がある方におすすめの必勝法だといえます。

▶︎ マーチンゲール法とは?|利点欠点・パーレー法との組み合わせについて

ラブシェール法

ラブシェール法はフィボナッチ数列と同じように、数列を使用したシステムベッティングです。

ラブシェール法を始めるには、まず任意で4~10個の数字を選びます。この際数字は必ずしも連続している必要はなく、ランダムに選ぶことが可能です。そして、その数列の両端の数字を足したものをゲームの賭け金として設定します。

例えば、数列を以下のように設定したとしましょう。

1,2,3

この場合、1 + 3 = 4ドルをベットします。

ゲームに負けた場合は、数列に賭け金を追加します。

つまり、数列は以下のように変化します。

1,2,3,4

次のゲームでの賭け金は1 + 4 = 5ドルになります

さらに負けた場合、賭け金を数列に追加するので、数列は以下のようになります。

1,2,3,4,5

次のゲームでの賭け金は1 + 4 = 6ドルになります

もしもゲームで勝った場合は、数列の外側の数字を削除します

そのため、数列は以下のようになります。

2,3,4

この場合、次のゲームでの賭け金は2 + 4 = 6ドルになります

このようにラブシェール法は、フィボナッチ数列と同じように、勝敗に応じて数列を変更していきます。

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フィボナッチ数列のメリット

メリット1.ルールがシンプル

フィボナッチ数列では最初に数列を作ってしまえば、後はルールに従ってベット額を決定するだけです。これにより、誰でも簡単にフィボナッチ数列を実践で利用することができます。

複雑なことは何もないので、初心者にもおすすめできます。

メリット2.安定的に稼げる

フィボナッチ数列では、長くプレイすればするほど、少しずつ利益を積み立てることができます。損失を取り戻すだけではなく、しっかりと利益を出すこともできるので、コツコツ稼ぎたいという方におすすめのシステムベッティングだといえます。

メリット3.賭け金が緩やかに増える

フィボナッチ数列は比較的緩やかに賭け金が上昇していくのが特徴です。そのため、少ない資金であっても取り組みやすいシステムベッティングだといえるでしょう。

フィボナッチ数列で最初の賭け金を1ドルにすれば、万が一10連敗してしまった場合でも、89ドルと賭け金は100ドル以内に収まります。

そのため、初心者にもおすすめのシステムベッティングだということができます。また、賭け金が緩やかに増えるので、テーブルリミットに達してしまう心配もいりません。

メリット4.数列を自由に設定できる

フィボナッチ数列では、自分の資金に応じて自由に数列を作成することができます。資金が少ない場合は1、資金に余裕がある場合は10から数列を作成するなど、自分の資金に合わせて最適な数列を使用しましょう。

一般的に、最初にベットする金額の目安として予算の2%くらいがちょうどよいとされています。リスクが高くなることを防ぐために、多くても5%を超えないようにしましょう。

フィボナッチ数列のデメリット

デメリット1.稼ぎにくい

フィボナッチ数列法では少しずつ賭け金が上昇します。そのため、利益が獲得できる場合でも、金額が大きいわけではありません。連勝したとしても、1度負けてしまうとそれまでの賞金のほとんどを失ってしまうこともあります。

フィボナッチ数列法はローリスクなシステムベッティングなので、ハイリターンを狙うことが難しいのがデメリットとなります。

デメリット2.負けが続いた場合、1度の勝利で損失額をすべて取り戻せるわけではない

フィボナッチ数列では、負ける度に賭け金を増やしていきます。そのため、連敗した後に勝利すれば、高い配当を期待することができます。

ただし、フィボナッチ数列は、緩やかに賭け金が増えていきます。そのため、1度の勝利だけでは、それまでの損失額を取り戻すことができません。連敗してしまった場合は、その損失額を取り戻すために、連勝しなければいけないのです。

損失を取り戻そうと長くプレイしていると損失額が大きくなってしまうことがあるので注意が必要です。

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フィボナッチ数列の使用例

ここでは実際にルーレットでフィボナッチ数列を使用した際の例を見てみましょう。

シミュレーション1.5勝5敗の場合

最初に10ゲームプレイして、5勝5敗だった場合のシミュレーションを見てみましょう。

ここでは最初の賭け金を1ドルとするので、フィボナッチ数列は以下のようになります。

1→1→2→3→5→8→13→21→34→55

ゲーム回数賭け金勝敗配当損益
1回目1ドル×0ドル-1ドル
2回目1ドル×0ドル-2ドル
3回目2ドル×0ドル-4ドル
4回目3ドル6ドル-1ドル
5回目1ドル2ドル+1ドル
6回目1ドル2ドル+2ドル
7回目1ドル×0ドル+1ドル
8回目1ドル2ドル+2ドル
9回目1ドル×0ドル+1ドル
10回目1ドル2ドル+3ドル

5勝5敗だった場合、最終的に利益が残るのがわかります。5勝5敗だと数列が大きく動かないため、ほとんどのベット額を1ドルと設定するのみでゲームが進行していきます。

そのため、大きな損失が出ない分、大きな利益を得ることもできません。

シミュレーション2.1勝9敗の場合

次に、10回ゲームをプレイして、1勝9敗の場合のシミュレーションを紹介します。このシミュレーションでは、最後のゲームだけ勝利できたとします。

ここでも最初の賭け金を1ドルとするので、フィボナッチ数列は以下のようになります。

1→1→2→3→5→8→13→21→34→55

ゲーム回数賭け金勝敗配当損益
1回目1ドル×0ドル-1ドル
2回目1ドル×0ドル-2ドル
3回目2ドル×0ドル-4ドル
4回目3ドル×0ドル-7ドル
5回目5ドル×0ドル-12ドル
6回目8ドル×0ドル-20ドル
7回目13ドル×0ドル-33ドル
8回目21ドル×0ドル-54ドル
9回目34ドル×0ドル-88ドル
10回目55ドル110ドル-32ドル

フィボナッチ数列の場合、負けが続くと少しずつ賭け金が上昇していきます。そのため、負けた場合でも1勝することによって、それまでの損失額の半分以上を取り戻すことができます。実際に10ゲーム目で勝利した際に、損失額が88ドルから32ドルまで減りました。

しかし、このシミュレーションからわかるように、32ドルが損失として確定してしまっています。このように、フィボナッチ数列では一度損失額が大きくなってしまうと、その金額を取り戻すのが難しくなります。

そのため、連敗してしまった場合は、程よいタイミングで損切りをする必要があります。

フィボナッチ数列 まとめ

フィボナッチ数列はリスクを抑えつつ、コツコツと利益を貯めることができるシステムベッティングです。基本的にフィボナッチ数列は数列に従ってゲームを進行するだけなので、誰でも簡単に使用することができます。

カジノゲームをプレイする際にベット額がうまく設定できない、感情に流されてしまうことが多い、という方は、ぜひフィボナッチ数列を活用してみましょう。