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投資するなら今⁉️注目の米スポーツべッティング銘柄7選

米国におけるスポーツベッティングの合法化と市場の急成長

昨今、米国の各州においてスポーツベッティング合法化が進み、その市場は急速に成長しています。現時点で合法化されているのは全38州とワシントンDCで、カリフォルニア州などの12州は2024年4月の時点でまだ違法です。

遡ること2020年、スポーツベッティングの賭け金総額は$216億でしたが、新型コロナウイルスによる外出制限などの影響も重なり2021年には$572.2億にまで急成長しました。現在も成長は留まることを知らず、2028年には$1,090億を記録すると予測されています。

注目企業

スポーツベッティング合法化が米国全体で進むに連れ、以前から合法の州でも人気は年々高まり、現在では7つのブックメーカーが米国のトップ銘柄として注目を集めています。

Flutter Entertainment

Flutter
エンターテイメント

Flutter Entertainmentは、スポーツベッティングとオンラインゲーム業界におけるグローバルリーダーです。米国の他、英国、アイルランド、オーストラリアでも事業を展開し、世界中のユーザーに興奮とエンターテイメントを提供しています。

中でも注目すべきは、米国で最も人気のあるブックメーカー「FanDuel」の存在です。FanDuelは現在14の州で利用可能であり、今後もその勢いは拡大していくと予想されています。

英国とアイルランドにおいても、Flutter Entertainmentは大きなシェアを誇ります。長年にわたる実績と信頼によって築き上げた強固な基盤は、今後も揺るがないものとなるでしょう。

DraftKings

DraftKingsは、米国で2番目に大きなブックメーカーとして、スポーツベッティング業界のトップランナーに君臨しています。内部推定によると米国の市場シェアの約25%を占め、その存在感は圧倒的です。

現在、DraftKingsは17の州で事業を展開し、その勢いは止まることを知りません。他社とは異なり、実店舗のカジノや国際事業を持たないというシンプルな戦略が奏功し、純粋に米国におけるスポーツベッティング市場の成長に注力しています。

MGM Resorts

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MGM Resortsは、米国とマカオにおけるカジノ運営を牽引する巨頭企業です。その勢いはオンラインギャンブル市場にも拡張され、英国のEntainと共同所有するBetMGMを通じて、米国のスポーツベッティングおよびゲーム市場において20~25%のシェアを獲得する軌道に乗っています。

長年にわたるカジノ運営で培ってきた経験とノウハウ、そしてEntainとの強力なパートナーシップにより、MGM Resortsは米国のスポーツベッティングを引率する存在へと成長を続けるでしょう。

Caesars Entertainment

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ラスベガスのランドマークであるシーザーズパレスカジノを運営するCaesars Entertainmentは、エルドラドによる買収を経て、現在全米で50以上のカジノを運営する巨大企業へと成長しました。

そして2021年、Caesars Entertainmentはスポーツベッティング市場への参入を果たします。英国の老舗ブックメーカーであるウィリアムヒルを買収し、事業を「シーザーズスポーツブック」へとブランド変更しました。

Penn National Gaming

Penn National Gamingは、米国20州で44のカジノを運営する業界屈指の企業です。近年はカジノ事業だけでなく、スポーツベッティング事業にも積極的に参入し成長を遂げています。

2020年に人気スポーツメディアBarStool Sportsの株式36%を取得し、これはスポーツベッティング市場への参入戦略の一環として行われたものです。BarStool Sportsとの連携により若年層を中心に多くのスポーツファンにリーチすることができるようになりました。

さらに2021年には、カナダのスポーツメディアtheScoreを買収し、オンラインスポーツベッティング事業を強化しています。

fuboTV

fubo tv

fuboTVは、従来の有料テレビとは一線を画すスポーツに特化した次世代テレビサービスです。加入者が減少傾向にある従来のテレビ会社とは対照的に、fuboTVは着実に成長を遂げています。

さらに単なるスポーツ配信サービスにとどまらず、スポーツベッティング機能も取り入れる予定です。すでに2つの州で事業を展開し、10州でライセンスを取得しています。

Roundhill Sports Betting & iGaming ETF

Roundhill Sports Betting & iGaming ETFは、スポーツベッティング業界に特化したETFとして知られています。しかし、その投資対象はスポーツベッティング企業だけに留まらず、オンラインゲーム企業にも積極的に投資しています。

さらに、海外株式への投資も積極化しており、ポートフォリオの3分の2以上を海外株式が占めるまでに至っています。今後もスポーツベッティングとオンラインゲームという2つの成長市場に重点を置きながら、海外市場の動向にも柔軟に対応できる投資戦略を採用しています。

投資家への考慮事項

米国のスポーツベッティング市場は近年急成長を遂げており、投資対象としても注目されています。しかし、過去の高いリターンが将来も続くとは限りません。投資には必ずリスクが伴い、個人の投資結果も様々です。

スポーツベッティング市場への投資において重要なのは、冷静な判断と適切なリスク管理です。これまでの結果に惑わされず、十分な調査に基づいて投資判断を行うことが求められます。

スポーツベッティング株投資の展望と今後の動向

怒涛の勢いで合法化が進む米国のスポーツベッティング市場は、まだまだ留まる気配はなく、今後も長期的な成長を期待できるでしょう。

スポーツベッティング株投資の予測次第では、今後数年間で驚異的なリターンを生み出す可能性は十分にあります。スポーツベッティング株投資を行う場合には、今後の動向を常にチェックしましょう。

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2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。