オスカーズグラインド法とは?|メリットや損切りのタイミングを紹介!

この記事では、リスクが少なく実行もしやすいシステムベット方法「オスカーズグラインド法」について徹底解説していきます。ビギナーの方でも簡単に覚えられる方法なので、是非この記事でマスターしてみましょう!

オスカーズグラインド法とは

カジノの必勝法にはいろいろなものがありますが、今回紹介するのはオスカーズグラインド法といわれるものです。オスカーズグラインド法はカジノ必勝法の中では知名度が低いですが、大負けを回避しながら着実に稼げる守りの必勝法として、一部のギャンブラーから支持されています。

オスカーズグラインド法は1965年に提唱されたベッティングシステムで、勝利のたびに賭け金をアップさせていくポジティブプログレッシブに分類されます。

そんなオスカーズグラインド法は、2倍配当のゲームで使用することができます。2倍配当の代表的なゲームには以下のものが挙げられます。これら以外のゲームでオスカーズグラインド法を使用してしまうと効果を得ることができないので注意してくださいね。

ルーレット

オスカーズグラインド法はルーレットの中でも赤・黒、偶数・奇数、ロー・ハイベットの3つで利用することができます。他の賭け方では配当が2倍ではなくなってしまうので、この3つの賭け方をするときのみ、オスカーズグラインド法を使用するようにしてください。

バカラ(プレイヤーベット)

バカラはバンカーとプレイヤーのどちらが勝利するかに賭けるゲームです。バンカーに賭けた場合、コミッションが引かれてしまうため、オスカーズグラインド法を利用する際にはプレイヤーにベットするようにしましょう。

ブラックジャック

ブラックジャックはバンカーとの1対1の勝負であるため、オスカーズグラインド法を使用することができます。

オスカーズグラインド法のメリット

ここではオスカーズグラインド法のメリットを紹介します。

メリット1. リスクが少ない

オスカーズグラインド法はゲームで勝ったとしても、1ユニット分の賭け金しか増えません。そのため、賭け金の上り方が緩やかであり、リスクが少ないといえます。マーチンゲール法のように急激に賭け金が上がることがないので、損失額が膨らむこともなく、低リスクだといえるでしょう。

メリット2. 少ない賭け金でも実行できる

オスカーズグラインド法では1ユニットの金額を自由に設定することができます。1ユニットの金額を少なくしておけば、少ない資金でも十分ゲームをプレイすることができます。

賭け金が急激に増えることもないので、最初のユニットの金額だけ小さくしておけば、限られた資金の中でゲームを楽しむことができます。

メリット3. 高い確率で利益が得られる

オスカーズグラインド法は2倍配当のゲームで利用できます。2倍配当のゲームの場合、勝率は50%であるため、勝ちと負けの回数が同じになることがほとんどです。そして、オスカーズグラインド法では負けの回数が勝ちの回数よりも多かった場合でも利益を出すことができるのです。そのため、極端に負け数が多くならない限り、利益を得ることができます。確率論でいうと、ほぼ確実に利益を出すことができるといえます。

メリット4. 初心者でも利用することができる

オスカーズグラインド法は負けた時は賭け金を同じにする、勝った時は1ユニット分の金額を増やす、というシンプルな必勝法です。そのため、カジノ初心者であっても簡単に利用することができます。

最初のうちは自分のペースでプレイできる通常のカジノゲームでオスカーズグラインド法を使用してみるのがいいでしょう。または、無料でプレイできるゲームを見つけて練習するのもおすすめです。ある程度慣れてきたら、ライブカジノゲームも挑戦してみるのもいいでしょう。

メリット5. ランドカジノでも使用できる

ランドカジノによってはカジノ必勝法を使用することを禁止している場合もあります。万が一禁止されている必勝法を使用してしまった場合、勝利金が没収されたり、出入り禁止になったりすることがあります。

しかし、オスカーズグラインド法の使用を禁止しているランドカジノはほとんどないため、安心して使用することができます。

オスカーズグラインド法はメモを取る必要がなく頭の中で計算しながら賭け金を決めていくことができるため、ランドカジノでも使用しやすい必勝法だといえるでしょう。メモを取る必要がないので、賭け金の計算に時間を取られることがなく、スムーズにゲームを進行できます。

オスカーズグラインド法のデメリット

ここではオスカーズグラインド法のデメリットを紹介します。メリットだけではなく、オスカーズグラインド法のデメリットについてもよく理解し、どのようなリスクがあるのかを知っておきましょう。

デメリット1. 長期戦には向かない

オスカーズグラインド法は多くの場合で利益を出すことができる有効な必勝法です。しかし、長期的にゲームをプレイした場合、資金が目減りしていくのが特徴です。

短期では勝つことができますが、長期では負けてしまうのがオスカーズグラインド法のデメリットとして挙げられます。そのため、オスカーズグラインド法を使用するときには利益が出た時には早めに切り上げ、だらだらとゲームをプレイしないことをおすすめします。

資金を膨らませつつ、ゲームプレイをのんびりと楽しみたいという方にはオスカーズグラインド法は向かないでしょう。他のコイン持ちのいいシステムベッテイ

ングを利用することをおすすめします。

デメリット2. 利益が少ない

オスカーズグラインド法では毎回獲得できる利益は1ユニット分の金額です。そのため、まとまった資金を獲得するためには、何セッションもこなさなければいけません。

1回の勝利で大きな利益が獲得できるような攻めの戦略ではないので、ある程度忍耐力が必要な必勝法となります。

デメリット3. 他の必勝法と併用できない

オスカーズグラインド法はすでに完成されたカジノ必勝法です。そのため、他のカジノ必勝法と組み合わせることができません。他のシステムベッテイングでは、ゲームの流れに応じて2つの必勝法を使い、勝率を上げたり、リスクを回避したりすることができます。

しかし、オスカーズグラインド法に関してはこのような応用が利かないので、その点がデメリットとして挙げられます。

オスカーズグラインド法のやり方

ここではオスカーズグラインド法の具体的なやり方を見ていきましょう。オスカーズグラインド法では、まず1ユニットの金額を設定します。この金額は個人の好きな金額を設定することができるため、どれくらいの資金があるかによって決めましょう。

そして、2倍配当のゲームで最初に1ユニットの金額を賭けます。ゲームで負けた場合は、次のゲームでも同じ金額を賭けます。一方でゲームで勝てた場合は、1ユニット分の賭け金を増やしていきます。

例えば、1ユニットを5ドルと設定したとしましょう。連敗した場合は賭け金の変動はないので、以下のように5ドルをかけ続けます。

5ドル→5ドル→5ドル→5ドル→5ドル→5ドル→5ドル

一方で連勝した場合は、以下のように賭け金を増やしていきます。

5ドル→10ドル→15ドル→20ドル→25ドル→30ドル→35ドル

そして、オスカーズグラインド法は一連の賭けの流れで1単位の利益が出た時点で1セッションが終了となりここで、オスカーズグラインド法をストップさせます。継続してゲームをプレイしたい場合は、ここで賭け金を最初に戻します。つまり、最初に勝利することができた場合、そこで1セッションが終了ということになるので、次のゲームから新しいセッションという考え方になります。

オスカーズグラインド法のやり方をまとめると以下の通りです。

  1. 最初に1ユニットの金額を設定し、その金額からゲームを開始する。
  2. 負けたら賭け金は変えず、前のゲームと同じ金額を賭ける。
  3. 勝つたびに1ユニット分の賭け金を増やす。
  4. 1ユニットの利益が出たら終了して、最初に戻る。

オスカーズグラインド法のルールはとてもシンプルなので、誰でもすぐに実践で使用することができます。どのタイミングで賭け金を増やすかだけしっかりと押さえておきましょう。

オスカーズグラインド法シミュレーション

ここでは実際にオスカーズグラインド法を使用した際のシミュレーションを見てみましょう。以下のシミュレーションでは1ユニットの金額をすべて5ドルとします。

最初のゲームで勝利した場合

最初のゲームで勝利した場合は、そこで利益確定となり、セッション終了となります。2ゲームからは2回目のセッションという扱いになります。

セッションゲーム数賭け金勝敗配当累計損益
115ドル勝ち10ドル5ドル
225ドル勝ち10ドル10ドル

このように最初のゲームで勝ち続けることができれば、どんどん利益を増やしていくことができます。

連敗してからセッションを終える場合

ここでは最初に5連敗してしまったとしましょう。その場合は、賭け金を1ユニットずつ増やしていきます。5連敗してしまった場合は、この時点ですでに25ドルの損失があるので、その損失額を取り戻し、1ユニット分の利益が獲得できたときにセッションが終了となります。

1ユニットが終了するまでの流れは以下の通りです。

セッションゲーム数賭け金勝敗配当累計損益
11ゲーム目5ドル負け0ドル-5ドル
12ゲーム目5ドル負け0ドル-10ドル
13ゲーム目5ドル負け0ドル-15ドル
14ゲーム目5ドル負け0ドル-20ドル
15ゲーム目5ドル負け0ドル-25ドル
16ゲーム目5ドル勝ち10ドル-20ドル
17ゲーム目10ドル勝ち20ドル-10ドル
18ゲーム目15ドル負け0ドル-25ドル
19ゲーム目15ドル勝ち30ドル-10ドル
110ゲーム目20ドル負け0ドル-30ドル
111ゲーム目20ドル勝ち40ドル-10ドル
112ゲーム目25ドル勝ち50ドル15ドル

このように5連敗した後に5勝できた時点で利益を獲得することができています。そのため、12ゲーム目で1セッションが終了ということになります。この場合、6ゲーム目以降に勝率が高かったため、最終的に利益を出すことができました。

連敗後に勝ち負けが五分五分の場合

ここでは2つ目のシミュレーションをもとに、連敗後に、勝ち負けが五分五分の場合どのように累計損益が変動していくかを見ていきます。

セッションゲーム数賭け金勝敗配当累計損益
11ゲーム目5ドル負け0ドル-5ドル
12ゲーム目5ドル負け0ドル-10ドル
13ゲーム目5ドル負け0ドル-15ドル
14ゲーム目5ドル負け0ドル-20ドル
15ゲーム目5ドル負け0ドル-25ドル
16ゲーム目5ドル勝ち10ドル-20ドル
17ゲーム目10ドル勝ち20ドル-10ドル
18ゲーム目15ドル負け0ドル-25ドル
19ゲーム目15ドル負け0ドル-40ドル
110ゲーム目15ドル負け0ドル-55ドル
111ゲーム目15ドル勝ち30ドル-40ドル
112ゲーム目20ドル勝ち40ドル-20ドル
113ゲーム目25ドル負け0ドル-45ドル
114ゲーム目25ドル勝ち50ドル-20ドル
115ゲーム目30ドル負け0ドル-50ドル

このシミュレーションでは5連敗した後の6ゲーム目以降、5勝5敗と勝率が50%となっています。

この場合、勝ち数と負け数が同じであるにも関わらず、ゲームが続けば続くほど損失額が大きくなってしまっていることがわかります。

最初の損失を取り戻そうとゲームを継続した場合、連勝できないと少しずつ損失額が膨らんでいってしまうという特徴がオスカーズグラインド法にはあります。そのため、このシミュレーションのようなパターンになってしまった場合は、早めに損切りをしてしまった方がいいでしょう。

この3つのシミュレーションからわかる通り、オスカーズグラインド法ではゲームの流れによって利益が出るか出ないかが異なるので、稼げるパターンか稼げないパターン化を早めに判断するようにしましょう。

オスカーズグラインド法の注意点

オスカーズグラインド法の注意点は特にありません。ただし、オスカーズグラインド法では勝った時に1ユニット分の金額を増やしていくため、計算がややこしくならないように1ユニット=1ドル、5ドル、10ドルなどキリのいい金額を設定するのがおすすめです。

1ユニット=13ドル、19ドルなど半端な金額を設定してしまうと計算ミスなどにつながり、オスカーズグラインド法で思うように利益を得られなくなってしまうことがあります。

オスカーズグラインド法とダランベール法の違い

オスカーズグラインド法は、ダランベール法をもとに開発された必勝法です。そのため、オスカーズグラインド法はダランベール法が改良されたものだと定義することができます。

オスカーズグラインド法では勝ったときに賭け金を増やし、負けたら賭け金を一律にするのに対し、ダランベール法では勝ったら賭け金を減らし、負けたら賭け金を増やすというように、資金の増減の仕方が異なります。

そして、ダランベール法にはボラティリティが大きいという特徴があります。連勝した時には利益を得ることができますが、負けが続いてしまった時には損失額が大きくなってしまいます。そのため、リスクが大きい点がデメリットとして挙げられるのです。

そこでそのボラティリティをうまく調節したのがオスカーズグラインド法なのです。オスカーズグラインド法は利益が小さい分、連敗したとしても損失額が大きくなることはありません。そのため、ダランベール法よりもバランスの取れた安全な必勝法であるといえます。

どれくらい稼ぎたいか、どれくらいの資金があるかによってこの2つをうまく使い分けるといいでしょう。資金が少ない、カジノでの経験が少ない、という場合は、オスカーズグラインド法から始めてみることをおすすめします。

オスカーズグラインド法の損切りタイミング

オスカーズグラインド法を使用した際の損切りのタイミングは特に決められていません。そのため、自分の資金をもとにして、最初から資金の〇%の金額を失ったら損切りをする、というようなルールを決めておくようにしましょう。

オスカーズグラインド法は緩やかに賭け金が増えていく必勝法であるため、テーブルリミットに達してしまい、強制的に損切りをしなければいけないということはほとんどありません。

そのため、自分でしっかりと損切りのタイミングを設定して、そのルールを厳守することが損失を大きくしないためのコツです。

特に最初に連敗してしまった場合、後から損失を取り戻すのが難しくなるため、早い段階で損切りをしたほうがいいでしょう。

オスカーズグラインド法の改良

オスカーズグラインド法はダランベール法を改良して作られた必勝法であるため、すでに完成形となっています。しっかりと数学的な考えに基づいて作られているため、オスカーズグラインド法を改良してさらに質を上げるということはできません。

オスカーズグラインド法で変更できる点といえば、1ユニットの金額のみなので、どれくらいのリスクを取りたいかによって金額を変更するといいでしょう。