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不正疑惑か?濡れ衣か?ポーカープレイヤーMike PostleとコメンテーターVeronica Brillの騒動をまとめてみた

42歳のプロのポーカープレイヤーであるMike Postleがカリフォルニア州サクラメントのStones Gambling Hallで行われたポーカーのライブトーナメントにて不正行為を行ったと疑いをかけられています。このサクラメントで開催されたトーナメントは「Stones Live」としてTwitchで配信されていました。

そして、このトーナメント中にPostleが何度もスマートフォンをのぞき見していたことから、不正行為を行っていなのではないかという主張が複数のプレイヤーから上がっているのです。

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Veronica Brillからの疑惑の声

Stones Liveの関係者であり、ポーカーコメンテーターでもある Veronica Brillは、PostleのStones Gambling Hallでの獲得賞金額が多すぎることを、Twitterで投稿し続けていました。Postleにはそれに対して、否定し続けています。

実際に、Postleはまるで対戦相手のハンドを知っているかのように、リバーで100%判断をしており、賞金を獲得しているのです。そして、Brillは、Stones Liveの経営陣であるJustin Kuraitisにもポストルに対する疑惑を訴えますが、KuraitisはPostle側を擁護し、不正行為の可能性は0%だと言い切ります。

このような状態により、BrillはKuraitisとPostleが共犯者であることを疑い、内部告発に踏み切ったのです。その後、ポーカーコミュニティから多くのポーカープロたちがBrillを支持し、最終的には88人が民事訴訟を起こします。

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Mike Postleの主張

しかし、Postleは彼に向けられたいかなる発言に対して、それらがフェイクニュースであると話しています。そして、彼自身がお金や地位を欲しがっている人と地に標的になっているのだと述べており、自身が無実であることを主張しているのです。

現在Postleは、彼に対して濡れ衣を着せている他のポーカープレイヤーに対して、反撃をしています。そして、10月1日、Postleは、12人の告発人に対して、3億3000万ドルの損害賠償を求めて名誉毀損訴訟を起こしました。

この訴訟法のポイントは、告発人がPostleのことをTwitterやYouTubeなどのメディアで詐欺師だと呼んでいた時に、自分たちが嘘をついている自覚があったということです。つまり、実際にPostleの不正行為を証明するための証拠はなく、Postleを中傷したというのがPostle側の主張です。

そして、Postleは不正行為の疑いをかけられたことによりポーカープレイヤーとしてのキャリアを失い、外出ができなくなってしまったことから精神的な大きなストレスを受けたということも主張しています。

告発人のBrillからは、トーナメント中に頻繁にスマートフォンをチェックしていたことを指摘されています。そして、そのスマートフォンを通じて各プレイヤーのカード情報を得ていたのではないかと主張しています。

ただし、告発人であるBrillはこれまでも複数のプレイヤーを告発してきた過去があり、それらのいずでも立証されていません。そのため、今回Postleを告発しているのも、証拠がなく、Brillの性格的なものではないかという意見もあるのです。

騒動に対する世間の反応

これの一連の騒動に対し、他のプレイヤーからは冷ややかな反応が目立ちます。今回のPostleだけではなく、これまで多くのポーカープレイヤーが不正行為で訴えられてきました。そのため、Postleに対して支援的な意見もあります。

一方でPostleの勝率の高さから、実際に不正行為を行ったのではないかという意見もあります。このようにポーカープレイヤーの間でも真相は分からず、いろいろな意見が飛び交っている状態にあるのです。Postleの弁護士である Jared Densenもこれに関しては何もコメントをしていません。

Postleが起訴したことに対し、Brillは「Postleは批評家たちを黙らせるために行っている」と主張しています。また、Postleのやり方を攻撃的だと表現しています。

そして、「私たちがここで屈してしまっては、次に不正行為が行われた時に、誰も声を上げて戦うことをしなくなってしまう。人々が正しいことを主張するのを怖がるようになってしまう」とも発言しています。

Postleが起訴したことを知った後、Brillは自分を擁護するための資金として、すぐにGoFundMeキャンペーンを開始しました。そして、彼女はこれまでに26,000ドル以上を集めました。 そして、Postleを戦うことを決しており、Stones Liveの不正行為を暴くとしています。

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2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。