南米最大のポーカー大会BSOPで世界のヨコサワが跳躍

この記事ではブラジル国内で開催されたポーカー大会、BSOPサンパウロ2023に参加した人気ポーカープレイヤー世界のヨコサワこと横澤真人氏の活躍について日程毎にまとめていきます。

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南米最大のポーカー大会BSOPとは

BSOP(Brazilian Series of Poker)とは南米最大のポーカーツアーで、2006年から毎年ブラジル国内各地の都市で開催されています。2023年はバハマやブラジリア、フォズ・ド・イグアス、サンパウロで行われました。

2023年は全6つのステージに分けられ、今年最後となるBSOPミリオンズの開催期間は11月15日~11月29日までの15日間で、サンパウロのWTCシェラトンで開催。賞金総額は4,000万レアル(日本円で約11億円)、1,000万レアルを賭けたメインイベントを含み全100のトーナメントが実施されます。

また世界最大級のポーカーアプリの「POKER STARS」がBSOPメインスポンサーで、POKER STARSを通じてBSOPのサテライトイベントへの参加も可能です。

ブラジルの法律でキャッシュゲームは違法

BSOPのポーカートーナメント自体は合法的に開催されていますが、ブラジルの法律でキャッシュゲームは違法との情報があります。

しかしBSOPが開催されるフロアの近くにはキャッシュゲーム会場があり、多くのポーカー選手が参加しています。ただBSOPとキャッシュゲームは全くの別物と判断したヨコサワ氏は参加を否定。

合法的に開催するBSOPのトーナメントだけの出場を断言しています。キャッシュゲーム生活は儲かると話すヨコサワ氏ですが、触らぬ神に祟りなしの考えのようです。

世界のヨコサワ(横澤真人)がBSOPで跳躍

世界のヨコサワこと横澤真人氏が、BSOPサンパウロ2023に参加し、その模様が自身のYouTubeチャンネル「世界のヨコサワ」で公開しています。

ここからは南米最大のポーカー大会BSOPで世界のヨコサワが跳躍するまでの過程と、トーナメントの結果を時系列でまとめてみました。

初日:参加費10,000レアルの1DAY HIGH ROLLERSに挑戦

大会初日、BSOPの案内人によってVIPラウンジに通されたのヨコサワ氏は、参加費10,000レアルの1DAY HIGH ROLLERSに挑戦しました。

途中、ヨコサワ氏が8のペアでヘッズアップとなりオールインを仕掛けるも、相手にAのペアが完成。残念ながら初戦敗退という結果に終わりました。

1DAY HIGH ROLLERSにはアンリミテッドで参加できるため、再び10,000レアルを支払い再挑戦しますが、結果は敗退。初日は4時間以上テーブルに着くも、結果は残せずに終了します。

まだまだ初日ということもあり、ヨコサワ氏は余裕の笑みを浮かべ会場を後にします。

2日目:Progressive knockoutで優勝を目指す

ヨコサワ氏が2日目に選んだトーナメントはPKO(Progressive knockout)で、ヨコサワ氏自身PKOをプレイするのは初めての経験です。

同じテーブルに座る他のプレイヤーのKOチップを奪い合うPKOは、ポーカーのスキルはもちろん、相手の持っているKOチップの数を計算し、いかに効率よくKOチップを獲得するかが勝敗の鍵を握ります。

積極的に攻めるヨコサワ氏に対し、次々とフォールドを選択する他のプレイヤー。途中、役なしからの30,000点ブラフベットで相手をフォールドさせる高度なテクニックも披露します。

最終的にKOチップ5枚、スタック393,000点を獲得し、事実上600,000点でDAY1が終了しました。

3日目:46人を残しProgressive knockout DAY2でインマネが決定

2日目、同トーナメントで残った46人でProgressive knockout DAY2が行われました。

Aのスリーカードから相手にタイムバンクを使わせるなど、朝から絶好調の展開が続きます。ディフェンシブに動くプレイヤーが増え、フォールドが目立つ展開です。

そしてKOチップ6枚になったところで残りの人数は27人。テーブルを移動し危険なシーンも起こる中、ヨコサワ氏にとってブラジル初のインマネにたどり着きました。

この時点で17位の22,000レアルとKOチップを含め、日本円で155万円の賞金が確定します。さらに2人がオールインで飛んだため、残り8人によるファイナル進出が決定しました。

4日目:ファイナルテーブルは惜しくも5位で終了

残り8人となったファイナルテーブルでは積極的なオールインで他のプレイヤーをフォールドさせ、順調に順位を上げていくも、最終的には5位で終了しました。

獲得したKOチップは13枚、そして124人中5位のインマネと合わせ、日本円で約500万円を獲得。十分過ぎるほど素晴らしい成績ですが、ヨコサワ氏本人は納得していなく、悔しさ全開でファイナルテーブルの会場から離れます。

BSOPという世界大会の舞台でインマネし、さらに5位の成績を残したヨコサワ氏の活躍は目を見張るものがあり、偉業と言っても決して過言ではありません。

跳躍からのトーナメント連続敗退

4日目まで絶好調だったヨコサワ氏ですが、そこからは一気に流れが変わり、18のトーナメントに参加するもリエントリーと敗退を繰り返した結果、インマネを勝ち取ることはできませんでした。

「ここぞ!」という時に勝利の女神が微笑まず、途中AAのプレミアムハンドが来るもオールインでストレートに負けたり、勝率40%以上の勝負でも何度も負け続けてしまいます。

終盤は高額トーナメントで連敗を食らい、BSOPのプレイ時間は94時間、トーナメント参加数20回、合計参加費約900万円を使い、収支は-約300万円という結果となりました。

負けたことでポーカースキルがアップ

高額なバイインを支払ったのにも関わらず-約300万円で結果が付いて来なかったヨコサワ氏ですが、負けたことでポーカースキルがアップしたとポジティブにとらえています。

94時間というプレイ時間と並ぶほど、ホテルやテーブルでポーカーの勉強をしたことでレベルアップの手応えを感じたと笑顔で語っています。

世界的に活躍するヨコサワ氏であっても、ポーカー世界大会で勝ち続けることは不可能です。しかしヨコサワ氏のようにポジティブに考えられるようになれば、必ず次に繋がります。

日本への帰国直前、最後にBSOPのプレイヤーレベルはアメリカやヨーロッパよりも高いと話し、ヨコサワ氏は次のポーカー大会に向けて頭を切り替えました。

まとめ

今回は、南米最大のポーカー大会BSOPに出場した世界のヨコサワ氏の跳躍と最終結果についてまとめてみましたが、どれだけ素晴らしい結果を残したのかご理解いただけるはずです。

世界のポーカープレイヤーが集まるBSOPという舞台で、124人が参加したProgressive knockoutにてインマネし、最終的には5位入賞で約500万円の賞金を獲得したヨコサワ氏。

残念ながら終盤は連敗が続き二度目の跳躍に至りませんでしたが、それでもポーカースキルが大幅にアップし、次の大会に向けて高額賞金獲得を宣言しています。

次にヨコサワ氏が挑戦する大会「WPTチャンピオンシップ」は、WSOPを超える世界最大で保証金額が高い大会です。2023年最後、ヨコサワ氏の集大成に期待しましょう。