最終更新日: 2021/02/04
スリーカードポーカーとは
ポーカーにはいろいろな種類のゲームがありますが、オンラインカジノでプレイできるゲームの1つがスリーカードポーカーと呼ばれるものです。
ポーカーというと代表的なものにテキサスホールデムが挙げられますが、この場合心理戦など他のプレイヤーとの駆け引きが必要となるため、安定的に勝てるようになるにはある程度のスキルと経験が必要となります。
一方でスリーカードポーカーは駆け引きをすることなくプレイできるので、初心者にも挑戦しやすいといえます。これまでポーカーをプレイしたことがないという方は、スリーカードポーカーから始めてみるのがいいでしょう。
ポーカースターズ
888ポーカー
スリーカードポーカーのルール
代表的なポーカーの種類であるテキサスホールデムでは、各プレイヤーに2枚のハンドが配られます。そして、場に置かれたコミュニティカードと自分の手札を組み合わせて役を作ります。
一方で、スリーカードポーカーではその名からもわかる通り、各プレイヤーには3枚のカードのみが配られます。このカードは交換することができず、最初に配られた状態で、ディーラーと勝負をします。他のポーカーでは、同じテーブルにいる他のプレイヤーと対戦することになりますが、スリーカードポーカーではディーラーと1対1の勝負になるのが特徴です。
ディーラーは役が揃わない場合は強制的に勝負から降りる仕組みとなります。スリーカードポーカーでは、ディーラーに対して勝負するか降りるかを細かくルールを設定しているため、意志に関係なくゲームが進むのが大きな特徴と言えます。この点で、スリーカードポーカーはブラックジャックと似ているといえるでしょう。
そして、スリーカードポーカーにはディーラーの勝負に賭けるコールと、役が揃うかに対して賭けるペアプラスの2つがあります。
では、スリーカードポーカーの流れを以下で見ていきましょう。
Aパターン コールに賭けた場合
1.アンティにチップを置く
アンティとは最初にチップをかける場所のことを指します。また、アンティには参加費のこともさし、アンティにチップを置くことで、ゲームに参加するという意思表示をしたことになります。
そして、「ディール (DEAL)」ボタンをクリックすると、ゲームがスタートし、プレイヤーとディーラーにカードが配られます。
2.アクションを選択
カードが配られると、プレイヤーとはフォールド、ライドのどちらかのアクションを取ります。
フォールドとは勝負から降りること、ライドは勝負することを意味します。ライドをする場合は、「アンティ」に賭けていたチップと同額のチップを「コール」に置きます。
フォールドをする場合は、アンティに賭けたチップが没収されます。
3.勝敗の決定
ライドをした場合は、ディーラーのカードがめくられ、勝敗が決まります。自分の手札がディーラーの手札よりも強い場合、配当をもらうことができます。この時獲得できる配当は、2倍となります。
例えば、アンティに5ドル、コールに5ドル賭けた場合、それぞれに対し2倍の払い戻しが受けられるので、20ドルが払い戻されます。
また、自分の手札がストレートフラッシュ、スリーカード、ストレートの場合、勝敗に関係なく、アンティボーナスをもらうことができます。
スリーカードポーカーでは、ディーラーは手札に役が揃っていない場合、かつJ以下の手札しかもっていない場合、強制的に勝負から降りなければなりません。
ディーラーが勝負から降りた場合の配当は、アンティに対する配当のみで、コールに賭けた分の配当はプレイヤーにそのまま返金されます。
つまり、アンティに5ドル、コールに5ドル賭けていた場合は、アンティに対する払い戻しが10ドル、コールに賭けていた分はそのままの払い戻しの5ドルとなるので、15ドルがプレイヤーに支払われることになります。
ディーラーが勝負した時に勝った方が、プレイヤーとしては大きな配当を獲得することができるのです。
Bパターン ペアブラスに賭けた場合
コールがディーラーと勝負することに賭けるのに対し、ペアプラスは役が揃うかどうかに賭けるサイドベットとなります。
ペアプラスにかけて役が揃えば、ディーラーとの勝負に関係なく、配当を貰うことができます。この時獲得できる配当は、揃った役によって異なります。
もし、役が揃わなければペアプラスに賭けた配当は没収されます。
ペアプラスはサイドベットとなるのでコールに賭けた場合でも、アンティに賭けることができます。スリーカードポーカーで高額配当を狙いたいのであれば、ペアプラスに賭けるのが必須です。
スリーカードポーカーの役の種類・配当
スリーカードポーカーでは、アンティ、ペアプラスで配当が異なります。ここではスリーカードポーカーの役の種類と配当を確認していきましょう。
スリーカードポーカーでは、「A」が最も強く、「2」がもっとも弱いカードとなります。プレイヤーとディーラーで役が同じ場合、各カードの強さによって勝敗が決められます。
ストレートフラッシュ
同じマークの連続する3つの数字で構成される役のことを指します。
- アンティボーナス:5倍
- ペアプラスボーナス:40倍
スリーカード
同じ数字のカード3枚で構成される役のことを指します。
- アンティボーナス:4倍
- ペアプラスボーナス:30倍
ストレート
マークに関係なく、連続する3つの数字で構成される役のことを指します。
一般的なポーカーではストレートよりもフラッシュの方が強いとされますが、スリーカードポーカーにおいてはこの順序が逆になります。
- アンティボーナス:2倍
- ペアプラスボーナス:6倍
フラッシュ
同じマークのカード3枚で構成される役のことを指します。
- アンティボーナス:なし
- ペアプラスボーナス:4倍
ペア
同じ数字のカード2枚で構成される役のことを指します。
- アンティボーナス:なし
- ペアプラスボーナス:2倍
ハイカード
役が揃っていないことを言います。
- アンティボーナス:なし
- ペアプラスボーナス:なし
それぞれの配当と出現率を表にすると以下のようになります。
手役 | アンティボーナス | ペアプラス | 出現率 |
---|---|---|---|
ストレートフラッシュ | 5倍 | 40倍 | 0.2172% |
スリーカード | 4倍 | 30倍 | 0.2353% |
ストレート | 2倍 | 6倍 | 3.2579% |
フラッシュ | なし | 4倍 | 4.9593% |
ペア | なし | 2倍 | 16.9412% |
ハイカード | なし | なし | 74.3891% |
スリーカードポーカーの攻略法
以下の攻略法を頭に入れて、少しでもスリーカードポーカーでの勝率を上げるようにしましょう。
ペアがあるなら勝負確定
スリーカードポーカーの場合、ペアとハイカードで以下のような数値が現れています。
- ペアになる組み合わせ:3744パターン(出現率:16.9412%)
- ハイカードになる組み合わせ:16440パターン(出現率:74.3891%)
この数字だけを見ると、ペアになる確率が低い!と思って、勝率が低いと感じるかもしれません。しかし、これはプレイヤーだけではなく、ディーラーに対しても言えることです。
したがって、たとえ自分の手札がハイカードだったとしても、ディーラーの手札もハイカードである可能性が高いので、あきらめるべきではありません。
特にペアがある場合は、十分勝てる可能性があります。そのため、「ペアがあるなら勝負確定。たとえ手役がなくても、手札にQ・K・Aが一枚でもあるならおもいきって勝負」と言うのがスリーカードポーカーの基本戦略となります。
コール戦略
コール戦略とは、ディーラーと勝負するかどうかを手札の組み合わせによって自動的に決める戦略のことを言います。
このコール戦略を使用するには、「ディーラーがノットクオリファイ(勝負を降りる)になる確率」と「K+6以上のハイカードになる確率」を使用します。
まず、すでに紹介した通り、ハイカードの出現率は74.3891%です。このうち、ノットクオリファイになる確率は、約27.475%となります。これらの数値から計算すると、ディーラーの手札が「Q・K・A」を含むハイカードとなる確率は約47%もあるということになります。
そのため、プレイヤーの手札がハイカードで、かつ「Q・K・A」がない場合は、無理をせず降りるのが無難だといえます。
次に、「K+6以上のハイカードになる確率」についてですが、この確率は49.936%となります。つまり、手札が「K+6以上のハイカード」である場合の勝率は五分五分となります。この場合は、ぜひ攻めに入り、ディーラーと勝負することをおすすめします。
4回に1回はペアプラスに賭ける
スリーカードポーカーにおいて、ペア以上の手役が出現する可能性は25.611%となります。つまり、4回スリーカードポーカーをプレイしたら、そのうち1回はなんらかの手役ができるという計算になります。
もしも3回連続でハイカードとなった場合は、次のゲームで手役がでる可能性が高くなります。
そのため、どれくらいの頻度で手役が出現しているかの状況に応じて、ベアプラスにベットするのがスリーカードポーカーで勝つためのポイントです。
スリーカードポーカーで10回連続でハイカードが続いた場合、11回目に何らかの手役が出現する確率は96%にもなります。そのため、ハイカードが続いた時ほど、大金を賭けるビッグチャンスとなります。
ポーカースターズ
888ポーカー