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チンチロとは|ルール・役一覧・武道館イベントについて解説

監修者

2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。

ライター

日本国内でイベントディレクターとして20年間活動した後に海外へ移住。ジャックポットを引き当てたことをきっかけにカジノにハマり、平日はオンカジ、週末はランドカジノでギャンブル三昧。長年のプレイ経験を通して得た知見を活かして、オンカジライターとしても活動中。ちなみにギャンブルの収支は自分なりのロジックを確立し、8年連続完全プラス領域を継続中。

チンチロとは

チンチロとは、日本の伝統的な賭博・サイコロゲームの1つで、3個のサイコロを使って勝敗を決めるシンプルな遊びです。

賭博という印象の強い遊びですが、仲間うちの飲み会や宴会などの場で参加者同士が和気あいあいとした雰囲気で楽しめます。

サイコロが丼に投げられた時に生じる音を擬した「チンチロリン」から略してチンチロと呼ばれるようになりました。

最終的に停止したサイコロの目の組み合わせで勝敗が決まるシンプルなルールで運試しの要素が強いため、誰でも気軽に参加できる点が魅力です。

以下にチンチロの具体的なルールと役一覧、そして最近何かと話題の霜降り明星・粗品が出演する「チンチロin日本武道館」の概要などについて解説します。

▶︎粗品とチンチロについて

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チンチロのルール

チンチロ サイコロの画像

チンチロのルールはとっても簡単で、通常は3個のサイコロを使用します。

プレイヤーは順番にサイコロを振り、その出目によって勝敗を決定します。

ゲームの準備のに必要なのは各プレイヤーの賭け金はもちろん、サイコロ3個と投げ入れる容器(通常は丼)を用意します。

基本的には親1人に対して子が勝負するという構図で、まず子からサイコロを振ります。

サイコロを振る順番はじゃんけんや任意の方法で決定し、出目の組み合わせによって役が決まります。

基本役以外にも同じ数字が3つ揃った「ゾロ目」、4-5-6の組み合わせ「シゴロ」、1-2-3の組み合わせ「ヒフミ」など、さまざまな役があります。

最後に親がサイコロを振り、子と役の強さを比較します。

子の役が親よりも強ければ賭け金に対して2~10倍の配当を獲得し、弱ければ賭け金全額を失います。

役によっては、親がサイコロを振る前に勝敗が決して配当を獲得したり、逆に賭け金以上の支払いが必要な場合もあります。

また親を決めず、全てのプレイヤーで役の強さを競い合うルールもあります。

この場合、最も強い役を出したプレイヤーが勝者となり、全ての賭け金を総取りします。

チンチロのルールは主催者や地方によって異なる場合があります。

チンチロに参加する際には、具体的なルールをきちんと確認してから勝負に挑みましょう。

チンチロの役一覧

チンチロの役は全17種類ありますが、大きく7種類に分けられます。

それぞれ勝った時の配当と負けた時の支払い額が異なるため、出目によって一撃大勝、逆に一撃大敗という状況が起こります。

また役によっては親を勝負する前に勝敗が決する場合もあります。

まずはわかりやすく、以下にチンチロの役を一覧にしてみました。

役名配当勝敗
ピンゾロ5倍即勝利
ゾロ目3倍親の役と勝負
シゴロ2倍即勝利
通常役1倍親の役と勝負
役なし-1倍即敗退
ションベン-1倍即敗退
ヒフミ-2倍即敗退

ピンゾロ

ピンゾロは、チンチロにおける最も強い役で、3つのサイコロ全てが1の目(「ピン」)を出すことを指します。

ピンゾロが出現した時点で、親の出目に関係なく賭け金の5倍の配当がもらえます。

大きい配当を獲得できる分、ピンゾロの出現確率は1/216とかなり低めです。

ゾロ目

ゾロ目は、3つのサイコロ全て同じ数字が出た時の役です。

1の場合はピンゾロなので、ゾロ目は2~6が揃った時に成立します。ゾロ目が出ても即勝利とはならず、親の出目と勝負します。

もし親も同じゾロ目だった場合には数字の大きさで勝敗が決まり、2が最も弱く6が最も強くなります。

基本は3倍配当ですが、「数字=配当倍率」というルールもあり、例えば2のゾロ目で勝ったら配当2倍、6のゾロ目なら6倍と、ピンゾロよりも配当が大きくなる場合もあります。

シゴロ

シゴロは、サイコロが「4」「5」「6」と出た場合の役です。出現率1/36と意外と高確率で成立しますが、シゴロが出た時点で即勝利が確定し、賭け金に対して2倍の配当を獲得します。

通常役

通常役は、3つのサイコロのうち2つが同じ数字で、残りの1つのサイコロの目によって役の強さが異なります。

例えば「2」「2」「5」であれば役は「5」で、「1」「1」「3」なら「3」が役です。2つ揃った数字ではなく、残りの1つの数字が役になるので注意しましょう。

役なし

役なしとは、サイコロを3回振っても役が完成しない状態のことです。例えば「1」「3」「5」や「2」「3」「6」など通常役も完成していなく、親の順番を待たずに敗退が確定します。

賭けた金額は全て没収され、そのゲームから離脱します。

ションベン

ションベンとは、投じたサイコロが1個でも丼からこぼれることです。丼からこぼれた時点で敗退が確定し、親の順番を待たずに賭け金は没収されます。

サイコロを触れる残り回数が余っていても、ションベンが出た以上、ゲームを続けることはできません。

ヒフミ

ヒフミは、サイコロが「1」「2」「3」と出た場合の役です。

チンチロにおいて最低の役で、ヒフミが出た瞬間に敗退が決定するだけでなく、ペナルティとして賭け金の2倍を追加で支払わなければいけません。

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チンチロin日本武道館とは

チンチロ 日本武道館の画像

チンチロin日本武道館とは、YouTubeの粗品 Official Channelの人気コンテンツであるチンチロを日本武道館で開催したリアルイベントです。

初めて日本武道館でチンチロが開催されたのは2023年12月20日で、粗品のほか、シモリュウの前田龍二とシモタ、ダブルヒガシの大東翔生で結成されたギャンブル四兄弟が出演しました。

日本武道館は、柔道や剣道などの武道大会だけでなく、著名なアーティストのコンサートや有名人の講演会が行われる、日本を代表する多目的ホールです。

そんな格式ある日本武道館でのまさかのチンチロ開催は、多くのネットニュースで話題になりました。

チンチロの出演者は先ほどのギャンブル四兄弟のみで、特別ゲストは一切なし。

舞台には4つの机が並べられ、中央にはチンチロをプレイするための机が設置されました。

特別な演出もなく、YouTubeで配信している内容のチンチロ勝負を繰り広げるのみのイベントです。

もちろん日本での賭博は違法行為なので、賭けるのは「ソシー」と呼ばれる架空のお金です。

どれだけソシーを稼いだとしても賞品や賞金はないですが、終始大盛り上がりを見せていました。

第1回目チンチロの評判が良かったため、2024年11月24日に第2回の開催が決定!

舞台を日本武道館から横浜アリーナへ移し、新たなチンチロ勝負が行われます。

チケット料金は7,777円で、吉本興業の公式チケット販売サイト「FANYチケット」で購入できます。

すでに先行発売中なので、気になる人は是非チェックしてみてください。

まとめ

今回は、チンチロとは何なのか?細かなルールと役一覧、そして話題沸騰のチンチロin日本武道館などについて解説しました。

チンチロは3つのサイコロを使い、親と出目を勝負するギャンブルの一種です。

ギャンブルとしてではなく、ちょっとしたお遊び感覚やリクリエーションとしても人気です。

サイコロを振るだけの簡単ルールなので、初心者でも気軽に楽しめます。

またチンチロで勝つために必要なのは運のみ!

だからこそ、世代問わずに多くの人達から人気を集めています。

もし初めてチンチロで遊ぶ場合には、まずYouTubeの粗品 Official Channelがおすすめです。

また横浜アリーナで開催される粗品のチンチロも要チェックです。

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