ポーカー|遊び方・役の強さ・ルール・勝つコツ等を解説【初心者でも分かる!】
最終更新日: 2024/10/30
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ポーカー(Poker)は世界中で幅広い年齢層から愛されるトランプゲームの1つです。
ルールがシンプルな一方で奥が深く、心理戦も楽しめる魅力があります。
実はポーカーには様々な種類がありますが、基本となるルールは一緒です。
このルールを覚えてしまえば、追加のルールを覚えるだけで、様々なポーカーが楽しめる様になります。
この記事ではポーカーが初めての方でも分かりやすいように、ポーカーのルールや役の強さ、プレイのコツ等についてご紹介していきます。
この記事を読むとわかること
- ポーカーのルール
- ポーカーで勝つための必勝法
- ポーカープレイにおすすめのオンカジ
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ポーカーのルール
ポーカーのルール/ゲームの目的を一言で言うと『5枚の手札の組み合わせ(役)をより強くすること』です。
参加したプレイヤー同士がゲーム中に揃えた役の強さを競い合うと考えて下さい。
ポーカーで使用する物
ポーカーで使用する物は、トランプのみです。
通常の52枚のカード(+ジョーカー)で構成されたトランプで大丈夫です。
プレイヤー数
基本的に2人から約10人までとなります。
大人数すぎると、状況を把握するのが難しくなる事もあるので、オススメの人数は3人から6人くらいです。
カードの強さ
ポーカーにはカードに強さがあり、基本的に大きい数字の方が強いと見做されます。
ただし、Aは一番強いです。また、他の多くのトランプゲームと同じく、ジョーカーは最強のカードで、好きなカードとして使用できます。
ポーカー役の強さ
冒頭でも述べた通り、ポーカーは役(カードの組み合わせ)で勝敗が決まります。そして役が同じ強さの場合は、上記のカードの強さを参考に勝敗を決めます。
ワンペア
同じ数字の組み合わせが1組揃っている状態。ワンペア同士で競う場合は数字の強さで勝敗が決まります。数字の強さは以下をご参考に。
ツーペア
同じカードが2組揃っている状態。ワンペアとツーペアで競う場合、どんな最強のワンペア(AとA等)よりもツーペアの方が強いです。
また、ツーペア同士で競う場合はより高い数字のペアを持っている方が強いです。
スリーカード
同じカードが3枚揃っている状態。当然ワンペアよりもツーペアよりも強いと見做されます。
ストレート
スリーカードよりも更に強いのがストレート。
5つの数字が連続している状態をさします。ちなみに一番強いストレートはAから10までの連続になります(A, K, Q, J, 10)。
フラッシュ
同じマーク(ダイヤ/スペード/ハート/クローバー)が5枚揃っている状態をさします。
フラッシュ同士で競う場合は相手よりも1枚でも高い数字が含まれている方が強いです。
フルハウス
フルハウスはスリーカードとワンペアが揃っている状態。
フルハウス同士で競う場合はスリーカードの数字の強さを基準に勝敗が決まり、スリーカードが同じ場合はワンペアの数字の強さで勝敗が決まります。
フォーカード
同じカードが4枚揃っている状態。フラッシュやフルハウスよりも出る確率が低く、より強力な役です。
ストレートフラッシュ
名前通りストレートとフラッシュ、両方当てはまる場合、つまり5つの数字が連続していて、尚且つマークが同じ状態をさします。
ロイヤルストレートフラッシュ
一番最強の役です。ストレートフラッシュが一番強い数字(A, K, Q, J, 10)で発生している状態の事をさします。
おそらく一生に出るか出ないか程度の確率になります。
ポーカーの流れ・やり方
ここではポーカーの基本的なやり方、ゲームの流れを説明していきます。
ここで全てを理解する必要はありません。まずは全体の流れを把握してみましょう。
ここではチップありでのルールを解説していきますが、チップは使用しなくても大丈夫です。
チップの代わりにキャンディーを用意してキャンディー争奪戦なんて言うのもアリです!
ステップ1:手札の配布
まず各プレイヤーは参加チップとしてチップを1枚ずつ場に出します。
親(進行役)は各プレイヤーにカードが5枚いきわたるまで配って下さい。
プレイヤーは自分に配られたカードを確認します。
この際他のプレイヤーには見せないように注意して下さい。
ステップ2:アクションの選択(1週目)
親の左隣のプレイヤーから順番に「ビット」か「パス」か宣言していきます。
誰かがビットをした時点でそれ以降のプレイヤーはパスができません。
それ以降のプレイヤーは「コール」「レイズ」「フォールド」のいずれかのアクションを行います。
各アクションについては後のセクションで詳しく紹介していきます。
- コール(前の人と同じ枚数チップを出す)
- レイズ(前の人よりも多い枚数チップを出す)
- フォールド(チップを捨ててゲームを降りる)
*誰かがレイズをした後に一周誰もレイズをしなかったら1回目のかけは終わりです。
ステップ3:カードの交換
プレイヤーはより強い手札の組み合わせを作る為、不要なカードを山札のカードと交換できます(ドロー)。
ステップ4:アクションの選択(2週目)
新しい手札を得たところで、ゲームの二週目がスタートします。チップを出すかチェック(パス)の宣言をしていきます。
一週目同様、誰か1人がチップをだしたらそれ以降の人はチェックできません。
ステップ2と同じく、アクションの選択をもう一度行います。
誰かがレイズをした後に一周誰もレイズをしなかったら終了。
手札を公開し他のプレイヤーと役の強さを比べます。
一番強い役を持った人が勝ちとなり、場にあるチップを全部獲得します。
基本的なルールは以上となります。
次にポーカーにおいて非常に重要な3つのアクション、レイズ・コール・フォールドについて詳しく説明していきます。
心理戦やブラフ、確率についてはその後のセクションになります。
ポーカー レイズの意味
ポーカーのアクションの1つにレイズがあります。
レイズとは自分の前のターンのプレイヤーが賭けた額に更に金額を上乗せして賭けることを言います。
レイズは大金をかける攻めのアクションです。
そのため、プレイヤーはハンドが強く勝てる自信があるときにレイズをします。
ハンドが強い時に全体の賭け金を上げておけば他のプレイヤーもそれ以上の金額を賭けなければいけなくなるため、勝った時に賞金が大きくなります。
もしくは、ハンドが弱かったとしてもハンドを強く見せて他のプレイヤーをフォールドさせるためにレイズをすることもあります。
これはポーカーではブラフと呼ばれます。このようにレイズは心理戦の1つとして、ポーカーで利用できます。
ミニマムレイズ
ミニマムレイズとは最低額でレイズすることを言います。
例えばポーカーで最低上乗せ金額が100%と設定されていると仮定しましょう。
前のプレイヤーが40ドルを賭けたとします。
この状況でレイズをする場合、最低上乗せ金額は40ドルであり、ミニマムレイズは40ドル(前のプレイヤーが賭け金)+40ドル(上乗せ額)=80ドルとなります。
この金額以下でレイズはできないので、80ドルを支払いたくない場合は、コールで40ドルを賭けることになります。
リレイズ
リレイズとは前のプレイヤーがレイズした時にさらにレイズをすることを指します。
リレイズのミニマムレイズの計算は少しややこしくなっており、以下のように算出します。
リレイズのミニマムレイズ=直前のベット額+前回のレイズの上乗せ額
レイズでは前のプレイヤーの賭け金の100%または50%を上乗せしますが、リレイズにおいては前のプレイヤーと同額を上乗せします。
例えば、ミニマムレイズが100%のゲームでプレイヤーAが50ドルをベットしたと仮定します。
そしてプレイヤーBが100ドルにレイズします。
この時、上乗せ金額は50ドルです。
次にあなたがさらにリレイズをする場合、プレイヤーBの50ドルが最低上乗せ金額となり150ドル以上を賭けます。
通常のレイズのようにプレイヤーBのレイズ額の100%が最低上乗せ金額となるわけでないのです。
レイズはハンドが強いことを示すアクションです。
それに対してさらにレイズをすることで、「自分のハンドはもっと強い」という意思表示になります。
そのため、他のプレイヤーに対しかなりのプレッシャーをかけられます。
また、リレイズの後にさらに続けてレイズをすることをリリレイズと呼びます。
リミット
レイズをするときには上限額が設定されています。
それがリミットと呼ばれるものです。
リミットの設定方法には「ノーリミット」「フィックスド・リミット」「ポット・リミット」の3つがあり、テーブルによってどれを採用しているかが異なります。
ノーリミット:ノーリミットとはベット額に上限が設けられていないことを指します。
テーブル上にあるチップ内であれば、上限なく自由な金額を賭けられます。
フィックスド・リミット:フィックスド・リミットとは、ベット額があらかじめ固定されていることを指します。
フィックスド・リミットでのベット、レイズできる金額は前半のベッテイングラウンドではBB(ビッグブラインド)と同額、後半のベッテイングラウンドではBBの2倍の額と設定されています。
ポット・リミット:ポット・リミットは「BBの額~ポット内の合計額」の範囲で賭けられることを指します。
つまり、ポットに貯まっている金額が賭け金の上限となります。
ただしレイズをする際は、自分がコールするのに必要な額もポットに入っているものとみなし、レイズの金額に加えることができます。
レイズメイク
ポーカーで使われる言葉にレイズメイクがあります。
レイズとは、プレイヤーがレイズをした時の上乗せ金のことを指しますが、レイズメイクでは元の額と上乗せ金の合計を指します。
例えば、前のプレイヤーが100ドルを賭けたとします。
ここでレイズをすると仮定し、前のプレイヤーの賭け金100ドルにさらに200ドルを上乗せして300ドルを賭けたとしましょう。
この時、200ドルがレイズ、合計額の300ドルがメイクレイズ、となります。
海外ではこの意味でレイズ、メイクレイズという言葉が使用されていますが、日本ではレイズをメイクレイズの意味で使用する人が多くいます。
例えば、上記の例で正確には、「200ドルでレイズ」をしていることになります。
しかし、日本人の間では上記の例を「300ドルでレイズ」と表現する人が多いのです。
レイズとメイクレイズの使用方法は日本と海外で違いがあるので、海外でポーカーをプレイする際には注意が必要です。
ポーカー フォールドの意味
ポーカーのアクションの1つにフォールドがあります。
フォールドとはゲームから降りるアクション、つまり降参することを言います。
持っているハンドでは勝てる可能性が低い時に、それ以上チップを賭けなくて済むようにフォールドをします。
フォールドすれば無駄な出費を抑えることができるので次のゲームに備えられます。
フォールドをする際には手札を伏せた状態でテーブルに置きます。
すると、すぐにディーラーによって回収されるので、手札を他のプレイヤーに見られることはありません。
フォールドした後はただゲームが終わるのを待っているのではなく、他のプレイヤーがどのようにプレイしているのかをよく見て、それぞれのプレイヤーの特徴や癖を見抜くようにしましょう。
フォールドのタイミング
フォールドするタイミングは、対戦相手の傾向、ハンドの強さ、ポジションなど様々な要因によって判断しなければいけません。
そのため、一概にこのタイミングで絶対にフォールドした方がいい、と言うのはありません。
ただし、一般的に以下の場合はフォールドを検討したほうがいいでしょう。
スターティングハンドが弱い場合
スターティングハンドがよくない場合は、ゲームに参加する前にプリフロップの段階でフォールドする必要があります。
スターティングハンドが弱いと、その後にフリップで出るカードなどに限らず、勝つ可能性は極めて低いといえます。
パッシブプレイヤーがアグレッシブになった時
パッシブプレイヤーとは、ほとんどのゲームに参加しない守りのプレイスタイルのプレイヤーのことを指します。
このようなプレイヤーはスターティングハンドがよほど強い時でないと、ゲームに参加しません。
そのため、パッシブプレイヤーがゲームに参加しレイズなどをしてきたら、勝てる自信があることを意味します。
ブラフだと確信を持てない限りパッシブプレイヤーがアグレッシブにプレイしてきたら勝負をせずに、早めにフォールドをしてしまった方がいいでしょう。
チップが少なくなっているとき
チップが少なくなっているときは、ドローの場合でも早めに判断をしてフォールドするのがおすすめです。
チップが少ないと精神的にプレッシャーを与えるために、他のプレイヤーが多くレイズをしてきたり、ブラフをしてきたりするなど不利な状況に追い込まれることが多くあります。
勝てる可能性が極端に高いわけではなく、オッズもそこまで高くないのであれば、無理をしてリスクを取る必要はありません。
むしろ、チップが少ない時はフォールドする回数を増やすようにしましょう。
すると、ゲームに参加した時、他のプレイヤーはあなたのハンドが強いと判断するので彼らをフォールドさせやすくなります。
ポーカー コールの意味
コールとはポーカーにおけるアクションの1つです。コールは相手が賭けた金額と同額を賭けてゲームに参加することを言います。
基本的にポーカーにおいてコールは弱気なアクションであり、「他のプレイヤーの出方を見たい」「もしかしたらターンやリバーでハンドが強くなるかもしれない」という時に取られます。
そのため、ハンドが特に強いわけではなく、フリップやターンで開かれるカードに期待したいときにコールをします。
またアーリーポジション場合、他のプレイヤーのアクションを見ることができないので、ひとまずコールをするということもあります。
その他、ビッグブラインド(BB)の額をコースすることをリンプインと言います。
コールかレイズかの選択
コールかレイズかの違いは慎重になるか、攻めるかの違いです。
レイズは他のプレイヤーに対してハンドが強いことをアピールするアクションであり、特に1対1の時に効果があります。
一方でコールは、自分のハンドが弱く、他のプレイヤーの出方を見たいときに行います。
ただし、「コールは弱気なアクション」というイメージを逆手にとって、ハンドが強い時にあえてコールをするプレイヤーもいます。
こうすることで、他のプレイヤーにレイズをさせ、最終的に獲得賞金を上げることが可能になります。
基本的にハンドがそこまで強くない時は、コールをして様子をみるのがいいでしょう。
一方でハンドが強い場合は、レイズとコールをうまく使い分けて、ゲーム展開を自分に有利なようにできます。
コーラーにならない(コールばかりするプレイヤー)
ポーカーでは、単純にコールをした人をコーラーと呼ぶこともありますが、コールばかりする人のこともコーラーと呼びます。
コーラーとはポーカーではネガティブな意味で使用されており、ずるずるとチップを吐き出している人のことを意味します。
コールをしているだけでは、他のプレイヤーの獲得賞金を上げるだけでは、ポーカーで勝てません。
コールばかりをするのではなく、ポジションやハンドによってレイズやフォールドなど他のアクションと使い分ける必要があります。
ポーカー ブラフとは?
ブラフとはポーカーにおいて”騙し”のことを言います。
ポーカーにおいてレイズ、リレイズは強気のアクションであり、自分のハンドが強い=勝てる自信があるときに行います。
これにより他のプレイヤーは自分のハンドに自信がない場合、フォールドをしてゲームをおります。
このゲームの流れをうまく利用したのが、ブラフです。
ブラフでは自分のハンドが弱い場合でもあえて大きな金額を賭け、他のプレイヤーにハンドが強いと思い込ませます。
これがブラフです。そして、フォールドに追い込むことで、弱いハンドでも勝てるようになるのです。
ブラフの種類
ブラフにはビュアブラフとセミブラフの2種類があります。
ビュアブラフとは、負けることがほぼ確実の時にレイズ、リレイズなどをして、相手をフォールドさせて勝つことを言います。
ビュアブラフの場合、ターンやリバーでカードが開かれたとしても、勝つ可能性が極めて低いのが特徴です。
一方でセミブラフとは、現時点ではハンドは強くないけれど、フロップやターンで開かれるカード次第ではベストハンドになる可能性がある場合をいいます。
例えば、ストレートドロー、フラッシュドローは現時点では強いとは言えませんが、ターンやリバーで強い役が成立する可能性があります。
つまり、セミブラフでは、まずブラフをして相手をフォールドすることを期待します。
そして、フォールドさせることができなかった場合でもベストハンドを作って勝利できる可能性があるのが特徴です。
ビュアブラフではブラフが成功した時のみ勝利できますが、セミブラフではブラフが失敗に終わったとしても、まだ勝利できる可能性が残っているのです。
セミブラフは保険付きのブラフだと考えるとわかりやすいでしょう。
ブラフは禁止されている?
ブラフはランドカジノ、オンラインカジノ(オンカジ)のいずれにおいても禁止されていません。
ブラフはポーカーの戦略として認められているので、問題なく使用できます。
むしろブラフはポーカーをより面白いゲームにするための1つの要素なので、積極的に使用してみましょう。
ブラフのコツ
ブラフを成功させるにはいくつかのコツがあります。
ブラフをするときには以下の点に気を付けましょう。
フォールドしないプレイヤーに対してブラフはしない
ブラフをするには、正しい相手を選ぶことが大切です。
例えば、他のプレイヤーのアクションからハンドを予想しないようなプレイヤーに対してブラフをしたとしても、フォールドさせることは難しいでしょう。
そのため、あなたがレイズ、リレイズしたことによって勝率が低いと判断し、フォールドできる人に対してブラフは仕掛けるべきです。
初心者ではなく、ある程度ポーカーに慣れている人をターゲットにするのがいいでしょう。
テーブルでのイメージを利用する
同じテーブルで複数回プレイしているとそれぞれのプレイヤーの性格、くせが見えてきます。
普段プレイに対して消極的で、あまり大金を賭けないのであれば、このようなプレイヤーがブラフをした場合の成功率は非常に高いといえます。
一方で、普段からハンドに関係なくレイズ、リレイズをしているプレイヤーがブラフをしたとしても信頼できず、ハンドが強いと思わせることはできないでしょう。
つまり、ブラフを成功させるには、通常のプレイ時から守りのプレイスタイルを維持しているのが効果的です。
ブラフのしやすいボードを利用する
他のプレイヤーにブラフを信じ込ませるには、それを理論づけるボードが必要です。
具体的には以下のボードの時に、ブラフの信頼度が上がります。
- 3枚のスーツがあるとき:ボードに同じスーツが3枚ある場合、フラッシュが成立していると思わせることができます。
- 連続したカードがあるとき:9,10,Q,4など、ボード上に近い数字が出ているとき、ストレートが成立していると思わせることができます。
- ボードにベアがあるとき:ボードにペアがある場合、スリーカードやフルハウスが成立していると思わせることができます。
ブラフのタイミング
ブラフをする一番いいタイミングは、相手が連敗して資金を失ってしまった時など、弱気になっているときです。
うまく流れに乗れずに負けが続く時などは、それ以上資金を失わないようにプレイが消極的になります。
このような状態であれば、相手をフォールドさせることは簡単であり、ブラフが成功しやすくなります。
他のプレイヤーの資金が減っているとき、連敗が続いているときなどはブラフをする最高のタイミングとなります。
ブラフを見破る
ポーカーは単なるカードゲームではなく、お互いに観察しあったりする心理戦でもあります。
そのため、プロのポーカープレイヤーであれば、他のプレイヤーの仕草や表情にも注目しています。
レイズやリレイズをした時に、普段と違う仕草をしたり、そわそわしている様子があったりしら、ブラフをしている可能性が高いと判断できます。
また、プレイヤーの中には、2回3回と繰り返し、レイズ、リレイズをしてくる人もいます。
この場合、単なるマニアックである可能性が高く、ハンドに関係なく、賭け金を積んでいると考えられます。
このように他のプレイヤーのプレイスタイルや仕草などからブラフを見破ることも可能です。
心理戦が鍵を握る
冒頭でも述べた通りポーカーはギャンブルX心理戦を特徴とするゲームです。
上記のルールをマスターすると同時に心理戦についても理解する事が重要となってきます。
他のプレイヤーのプレイの癖、表情、ベットの仕方等を見極めることがゲームの勝敗を動かすことも多々です。
ここで相手の心理を探るにはどのような方法があるのか紹介します。
チップの積み方
チップの積み方によってプレイスタイルや趣向がよく出る傾向があり、その後のプレイ展開の鍵になる最も分かりやすいヒントの一つであるといわれています。
例えばチップを綺麗に積んでいるプレイヤーは慎重派であり精神力が強く、ゲーム中にハイリスクな行動パターンは回避する傾向にあります。
一方チップを雑に置いているプレイヤーは大雑把なプレイをする。
つまり、よくブラフを使い、ハイリスクな行動を取る傾向が多いと言われています。
この様に相手の行動パターンを観察する事で自分の相手がどのタイプのプレイヤーで、どのようなプレイをするかを予想するヒントとなりえるのです。
虚勢のチップ
ゲームにチップを入れる際に虚勢を張ったり、攻撃的だったりするのは、そのプレーヤーが大体弱い手札を持っている状況を示します。
強い手札を持っている場合には腕のいいプレイヤーは決して表面に出しません。
しかし、相反して弱い手札の時に虚勢を張るのです。他のプレイヤーに「いける」と思わせたいからです。
まんまと引っかからない様にしましょう。
これもまた初心者をひっかけるために使われる、ポーカーにおいて最も分かりやすいヒントといえます。
カードのチェック頻度
殆どのプレイヤーは他のプレイヤーの行動を観察するうちに、自分の手札は一二回見るだけで覚えたほうがいいことを習得します。
自分の手札を何度となくチェックするプレイヤーは強い役を持っており、相手の役を知りたくて仕方ない、興奮気味な様子と捉えられます。
自分の勝つ確率が高いと信じてやまないパターンです。
エクスプレッション
ポーカーでとても重要なことは心理の裏を読む事です。
ポーカープレイヤーは当然自分が他のプレイヤーに常に観察されている状況を把握しています。
突然大きな声で叫んだり、肩をすくめたり、ため息をついてみたりして、自分が最悪な手札を配られたふりをする。
こういった行動を取るプレイヤーがいたら要注意です。
実は強いハンドを持っているか、実は強いふりをしている可能性があります。
チップの置き方等の他のポイントと合わせて様子を見てみましょう。
ポーカー必勝法?
ポーカーに攻略法はあります。
もちろん、攻略法を学んだからといって必ず勝てるという訳ではありません。
ここでいう攻略法はあくまでも勝率を上げる方法です。
定石をマスターする
まず初心者の方は、ポーカーを知ることが大切です。
ルールと役の強さは必ず確認しておきましょう。ルールを覚えたら、定石を身につけていきます。
例えば初手をどうするか、交換の際に何を出すべきかなど、ポーカーには一定レベルの定石があります。
しかしここで気をつけたいのが、上級者とテーブルに座る際です。
上級者ともなるとプレイヤーの癖や表情などからも情報を集めてきます。
もちろん定石は網羅していますし、初心者が定石通りにプレイしてくることも想定しています。
ですので上級者とプレイする際はあえて定石から外れてみるのも手です。
テクニックを身に着ける
初心者、中級者が更にステップアップし上級者のレベルに自分も到達するには、地道にテクニックを勉強する他ありません。
ポットコントロール、バランシング、ハンドレンジ、ブラフキャッチ、期待値の出し方等学べることは多々です。
またその他に、も相手の心理状況を読み取る力、自分のマインドコントロールを身につけること等が上級者になるには必要です。
こう聞くと、ポーカーの道のりが果てしなく感じる方も多いかもしれません。
しかし大切なことは少しずつスキルを身につけていくことです。
スキルを身につければ当然勝てる確率も上がり、やがては稼げる確率にも繋がっていきます。
少し強気で攻撃的に攻める。
ポーカーの強みはベットするその掛け金です。
それが唯一、大金を獲得できる大きなポイントになります。
ポーカーとはタイミングと集中力の要る、攻撃性が伴うゲームで体力勝負です。
そしてこのゲームの基本をマスターするにつれ、テーブルでだんだんといかに攻撃的にプレイするかのタイミングを計ることができます。
初心者はあながち単純に慎重すぎる傾向のプレイをよくします。
初心者の殆どがベットすべき時にチェックして、レイズすべき時にコールしてしまいがちです。
堅実なオープニングハンド、たとえばハイカードのペアまたは A-K ないしは A-Q のハンドが来たら、自分がちょうど良いと思う以上に攻撃的にプレイすべきです。
この状況はスタート時点では最高のカードなので、テーブルが満席状態のときのゲームにおいては100%弱い手札を持っているプレイヤー達を追い払う方法 – またはコンスタントにゲーム参加できる資金を強制的に出させる 方法。
例えばキングのペアを十分に発揮できずに他の誰かがフロップの前に 8-4 でチェックして奇跡的にストレートを捕まえるというほど最悪状況はないのです。
それらのカードを見るために投資させていち早く多くの参加者をポットから追い出すように心がけましょう。
テーブルの他のプレイヤー達があなたのことを弱いプレイヤーだとみなすことでを心配しがちなのが初心者の悪い所で慎重になりすぎます。
いいかえれば強いプレーヤーの思うツボであなたがほとんどベットやレイズをしなければ、すぐあなたがプレッシャーに屈してしまう事を察ししています。
ですから大金をベットしないと他のプレイヤー達があなたが強いハンドを持っていると察して、誰もが素早くフォールドし、手に入る金額が減ってしまいます。
攻撃的なプレイは大金のポットを築ける確証。
ウィニングハンドを持っていたら、できるだけテーブルから資金を絞り上げるのが最善策です。
これがポーカーの面白さとスリルが最も詰まったポイントです。
忍耐は必須条件
攻撃的にプレイするということは悪いハンドの時でも資金を放棄してリバーで最強のカードを掴めることばかり考えてオールインするということでは決してありません。
それは確実にあっという間にチップスタックのサイズが小さくなるのは確実です。
最も基本的なポーカーに関するスマートな考え方はプレイするハンドよりも相当多くのハンドをフォールドすることです。
多くのプレイヤーにとって、他のプレイヤーがゲームに興じている間ただテーブルに座っているのを観覧している事ほど退屈なシチュエーションといえるでしょう。
ここで覚える事は単に平均的法則に基づくならば、配られるハンドのほとんどは負けハンドになるということです。
強いハンドを持っていないのであれば、フォールドするのがベストです。余分な労力は禁物ですから。
自分のハンドの心配をする必要がないときは、他のプレイヤーをじっくりと観察できます。
要点:辛抱強く待ちの体制に徹することも必要です。
そしてオッズがあなたに味方してくそこから攻撃性を活かしてポットを狙いに行きましょう。
ポーカーで古くから伝わる言い習わし
カードをプレイするのではない、プレイヤーをもて遊ぶのだ。タカノ如く目を光らせると。
これは、ポーカーは状況に基づくゲームであることをスマートに表現したものです。
あなたのハンドは他のプレイヤーが持っているものと比較して良いか悪いかのどちらか一つなのです。
K-K は最高のハンドですが、他のプレイヤーが A-A を持っていたらキングは 82% の割合で負けます。
逆の状況を考えてみましょう:あなたが A-10 を持っていて他のプレイヤーが J-J を持っているとします。
フロップが 10-8-6 と出ます。突然あなたの 2 枚の 10 の札が勝つ確率がわずか 20% になってしまいます。
他のプレーヤーの手の内は気になりますよね。
他のプレイヤーを観察してプレイ方法をいかに覚えるかが重要ですボード上にコワいカードが出ている時に彼がビッグブラフを使ってポットを奪おうと試みたのを見ましたか?
レアなハンドだと考えて彼のベットをコールするかまたはレイズしたほうがいいかもしれません。
他のプレイヤーを読むことに集中して無意識にでる「テル (疵または癖)」をしっかりと監視しましょう。
テルには、その人のプレイの仕方や細かい癖などが含まれます。
例えば、一晩中コールし続けていたプレイヤーが突然巨額のレイズを仕掛けてきたときは、大体は絶対に負けることのないハンドを持っていると推測されますよね。
長期戦で臨んでプレイ
初心者プレヤーは負けも覚悟の上です。
例えばエースのペアでオールインすることもあり9s のペアを持っていてリバーで 3 枚目の 9 を捕まえたプレイヤーに負けてしまうケースもあるでしょう。
これらの類の負け (「バッドビート」として知られる負けるはずのない状況での負け) で自信を失わないようにしましょう。
長い目で見ると、これらのエースは 9s に対して負けることよりも勝つことの方が多い事が理解できます。
ポーカーで勝つことを覚えるのは長期的なプロセスで、実際のゲームで無数のハンドをプレイをこなすことがポイントです。
唯一の方法は基本をしっかり押さえることで、エキスパートになるにはそれよりもはるかに多くの場数と経験が必要になります。
スキルが上達するにつれ、このポーカー攻略実践する際には最初の 3 つのヒントを念頭に置いておきましょう:
慎重にプレイする、必要な時にはアグレッシブ (攻撃的に) 攻める、テーブルを凝視する。。
これで、自分のプレイを常に抑制し..「ティルトモード (冷静さを欠き悪いプレイに走りたくなる衝動)」に陥るのを防げます。
負けを愚かなベットの取り戻しだけに集中しないことです。
バンクロールを設定 – セッションごとと長期的なものの両方に対して – したらそれを頑なに守ります。
スキルの発展・向上
勝敗の経験から多くのスキルを取得します。
ポーカーはテーブルでマスターするだけのゲームではありません。
ブログを読み、ポーカー戦略に関する書籍を読むことでも多くを学べます。
これら以外にも数多くのポーカー関連書籍等がありますから事前にリサーチしておくのもいいかもしれません。
オンラインプレイはスキルと知識を向上させるは適切なテーブル選びが重要になってきます。
「練習モード」テーブルにこぞってゲームをプレイする気のないアマチュアプレイヤーが大勢います。
ですから、あらかじめ$5 以下の低賭け額トーナメントに決めておきましょう。
コツコツとプレイを進めていきながらスキルアップして攻略方法をバージョンアップしましょう。
競技としてのポーカー
ポーカープレイヤーの中にはポーカーで生計を立てていくプロの方達もいます。
もしもポーカーが運頼みだけならプロが生まれることはないですよね。
ポーカーにおいて心理戦、分析力、確率の見極め、定石の暗記等に優れていることは勝つ確率をあげてくれます。
ポーカーのプロたちはこれらのことに長けているということです。
そのゲームの奥深さや競技性の強さはIOC国際オリンピック委員会にも認められ、チェスや囲碁の様に頭脳スポーツとして分類されています。
現在では競技人口は1億人を超え、ますます人気のゲーム/スポーツです。この機会にぜひポーカーを初めてみましょう!
ポーカーの種類
ポーカーはこれまで何百年にもわたって世界中でプレイされてきました。
プレイされた時代、プレイされた国、地域によって様々な種類のポーカーが生まれ、多くのバリエーションを楽しむことができるのです。
初心者向けのルールがシンプルなものから、上級者向けにルールが追加されたもの、プレイヤーが稼ぎやすいようにハウスエッジを少なくしたものなど、それぞれで特徴が異なります。
テキサスホールデム(Texas Hold’em)
テキサスホールデムは世界で最も多くプレイされているポーカーであり、ルールが簡単なのが魅力です。
テキサスホールデムは1900年代初頭にテキサス州ロブスタウンにおいてプレイされていたとされており、現在でも世界中でプレイされています。
テキサスホールデムはワールドシリーズオブポーカー(World Series of Poker、WSOP)でも採用されている人気のゲームとなります。
オンラインカジノでもテキサスホールデムはプレイが可能です。
テキサスホールデムではブラインド呼ばれる強制ベットが必要となります。
そして、ディーラーの左側に座っているプレイヤーがスモールブラインド、さらに左にいるプレイヤーがビッグブラインドとなります。
まず、それぞれのプレイヤーには2枚のカードが配られ、ビッグブラインドの左に座っているプレイヤーからラウンドがスタートします。
それぞれのプレイヤーはコール、フォールド、レイズをすることができます。
そして、最初のラウンドが終了したら、4枚のうち1枚のコミュニティカードをめくってゲームを進めてきます。
テキサスホールデムのメリット
- ルールがシンプル
- たくさんの戦略がある。
- 最も一般的であり、ほぼすべてのオンラインカジノやランドカジノでプレイできる。
テキサスホールデムのデメリット
- ボラティリティが高いという意見がある。
- 人気のゲームであるため、プレイヤーのレベルが高い。
テキサスホールデムのバリエーション
テキサスホールデムは人気のゲームであるため、さらにバリエーションが生まれています。
その2つのパイナップル(Pineapple)とクレージーパイナップル(Crazy Pineapple)というゲームです。
パイナップルでは通常最初にカードを2枚配るところ、3枚配ります。
そして、3枚のカードから任意のカードを1枚捨ててからベットをします。
クレージーパイナップルでもパイナップルと同じように3枚のカードが配られ、そのうち1枚を捨てます。
しかし、クレージーパイナップルではベットする前ではなく、フロップが出てから捨てるようになっています。
セブンカードスタッドポーカー(Seven-Card Stud)
セブンカードスタッドポーカーは数十年前にアメリカで人気を集めていたポーカーです。
今ではノーリミットホールデムやポットリミットオマハに人気を越されてしまいましたが、セブンカードスタッドポーカーを好んでプレイしている人もたくさんいます。
セブンカードスタッドポーカーはコミュニティカードがなく、ベット額に制限が設けられているのが特徴です。
セブンカードスタッドポーカーでは最初に参加料としてアンティを支払います。
そして、各プレイヤーに裏向きで2枚、表向きで1枚ずつカード配ります。
表向きのカードが一番弱いプレイヤーから時計回りにラウンドを始めます。
この時カードの数字が同じ場合は、スートで弱い方を決めます。スートは弱い方からクラブ、ダイヤ、ハート、スペードとなります。
そして、ラウンドごとにカードを1枚ずつ配っていきます。
最後のラウンドまで残ったプレイヤー同士でショーダウンを行い、勝者を決めます。
セブンカードスタッドポーカーのメリット
- ノーリミットホールデムをプレイしたことがある場合、すぐにルールが把握できる。
- カードカウンティングをすることで、勝率を上げることができる。
セブンカードスタッドポーカーのデメリット
- ゲームの進行がゆっくりで、退屈だといわれることが多い。
- テーブルにいるプレイヤー全員のカードを把握しようとするのが難しい。
ラズ(Razz)
ラズとはセブンカードスタッドポーカーに似たバリエーションです。
そのため、ラズのルールについて確認する前に、セブンカードスタッドポーカーのルールをよく理解しておくことをおすすめします。
ラズもセブンカードスタッドポーカーと同じようにコミュニティカードなしでプレイされます。
そして、ゲームを始める際に、裏向きに2枚、表向きに1枚のカードが配られます。
各ラウンドでは1枚ずつ追加でカードが配られ、ショーダウンの時に一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝ちとなります。
ラズのメリット
- カードカウンティングをすると勝率を上げることができる。
- ゆっくりとゲームが楽しめる。
- 一番弱いハンドが勝利となるので、他のポーカーのバリエーションとは違った感覚で楽しめる。
ラズのデメリット
- ベット額に制限がある。
- ランドカジノではほとんど提供されていない。
オマハハイロー(Omaha Hi-Lo)
ハイローポーカーをプレイしたことがある人におすすめなのがオマハハイローです。
このゲームでは、ハンドが一番強いプレイヤーとハンドが一番弱いプレイヤーで賞金が分けられるのが特徴です。
オマハハイローでは、2枚ではなく4枚のカードが裏向きに配られます。
そして、ハンドの2枚のカードを3枚のコミュニティカードから役を作ります。
ローハンドにはエイトオアベターという「8以下のカードで役を作らなければいけない」というルールがあります。
8以下のローハンドを持つプレイヤーがいない場合にはポットは全てハイハンドを持つプレイヤーの総取りになります。
オマハハイローのメリット
- ゲームの難易度が低く、すぐになれることができる。
オマハハイローのデメリット
- 強いハンドと弱いハンドの両方を推測しなければいけないため戦略が複雑。
- ランドカジノではあまり提供されていない。
2-7 トリプルドロー(2-7 Triple Draw)
2-7 トリプルドローではラズと同じように一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
2-7 トリプルドローではまず各プレイヤーに5枚のカードが裏向きに配られます。
この後にベッティングラウンドがあります。
そして、プレイヤーが任意の数のカードを捨てて、新しいカードを受け取ることができるドローラウンドというものがあります。
そして、ベッティングラウンドとドローラウンドを2回ずつ繰り返します。
最後に残っているプレイヤー同士でショーダウンを行い、一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
2-7 トリプルドローではフラッシュ、ストレート、ペアは不利となり、同じスーツがない「7-5-4-3-2」のハンドが最強となります。
2-7 トリプルドローのメリット
- ブラフなどの心理戦が楽しめる。
- テキサスホールデムなどの一般的なゲームに飽きた時におすすめ。
2-7 トリプルドローのデメリット
- ランドカジノでは提供されていないので、オンラインカジノでプレイしなければいけない。
ファイブカードドロー(Five-Card Draw)
ファイブカードドローポーカーは2-7 トリプルドローと似ていますが、一番強いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
ファイブカードドローポーカーではまず裏向きにカードが5枚配られます。
そして、ベッティングラウンドとドローラウンドを2回ずつ繰り返します。ドローラウンドでは5枚のカードのうち好きな枚数のカードを交換することができます。
このようにファイブカードドローポーカーと2-7 トリプルドローのルールはほぼ同じであり、勝利するために一番強いハンドを揃えるべきか、一番弱いハンドを揃えるかが大きな違いとなります。
ファイブカードドローポーカーのメリット
- ブラフなどの心理戦が楽しめる。
- コミュニティカードがないため、推測力が求められる。
- 戦略を使用することで勝率を上げることができる。
ファイブカードドローポーカーのデメリット
- ランドカジノでは提供されていないので、オンラインカジノでプレイしなければいけない。
チャイニーズポーカー(Chinese Poker)
チャイニーズポーカーはポーカーの中でも知名度が低いバリエーションとなります。
しかし、通常のポーカーとはルールが異なり、レクレーションに近いのが特徴であるため、誰でも楽しめるゲームとなっています。
チャイニーズポーカーは、カジノでプレイするよりも、友人同士でプレイするのが一般的です。
チャイニーズポーカーでは4人でプレイします。
それぞれのプレイヤーには13枚のカードが配られ、この13枚のカードを使用してトップハンド(フロントハンド)、ミドルハンド、ボトムハンド3パターンの役を作らなければいけません。
トップハンドは13枚のカードのうち3枚のカードを使用して作ります。そして、3パターンの役の中で一番弱くなくてはいけません。
ミドルハンドは5枚のカードを使用して作る役のことで、トップハンドより強くなければいけません。
ボトムハンドもミドルハンドと同じように5枚のカードを使用して作ります。そして、3つの役の中で一番強くなければいけません。
それぞれのプレイヤーは他のプレイヤーの対応するハンドと勝負をします。
チャイニーズポーカーでは事前に1ポイント当たりの金額を決めておき、勝ったハンドの数だけポイントを獲得することができます。
チャイニーズポーカーのメリット
- プレイするのが簡単。
- パイゴーポーカーに似ている。
- 13枚のカードを利用して、自由に役を作ることができる。
チャイニーズポーカーのデメリット
- 得点の仕方が初心者にとっては複雑。
- ランドカジノではほとんど提供されていない。
チャイニーズポーカーのバリエーション
チャイニーズポーカーのバリエーションとして、オープンフェイスチャイニーズポーカーというものがあります。
このゲームでは、最初に13枚のカードが配られる代わりに、5枚のカードのみが配られます。
そして、ラウンドごとに1枚ずつカードを引き、役を作ってきます。
チャイニーズポーカーとは違って一気にカードを見ることができないため、ギャンブル性が高いのが特徴です。
ホース(HORSE)
ノーリミットテキサスホールデム以外のゲームをプレイしたいのであれば、ホースがおすすめです。
ホース、HORSEとは、Hold’em(ホールデム)、Omaha Hi-Lo(オマハハイロー)、Razz(ラズ)、Seven Card Stud(セブンカードスタッド)、Seven Card Stud Eight or Better(セブンカードスタッドポーカーエイトオアベター)の頭文字をとってつけられたゲームの名前です。
ホースではこれらのゲームを順にプレイします。
そして、ホースではベット額に上限が設けられているのが特徴です。
ホースは主にオンラインカジノでプレイすることができます。
ホースは2006年のthe World Series of Pokerでも採用されており、$50,000の参加料が設定されました。
これはthe World Series of Pokerで最も高い参加料であり、総勢143人のプレイヤーがエントリーしました。
そして、優勝したAndy Blochが、$1.700.000の賞金を獲得しました。
ホースのメリット
- 一度にいろいろな種類のポーカーを楽しむができる。
- すべてのゲームで強いというプレイヤーはいないので、勝敗のバランスがいい。
ホースのデメリット
- ホールをプレイするには、他のポーカーゲームでの経験が必要。
- ベット額に上限があるため、退屈に感じることがある。
バドゥーギ(Badugi)
バドゥーギもチャイニーズポーカーと同じようにユニークなルールを設定しているポーカーであり、役のランキングが異なるのが特徴です。
バドゥーギでも一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
バドゥーギではまず、裏向きに4枚のカードが配られます。
ディーラーの左にいるプレイヤーから時計回りにベッティングラウンドがスタートします。
このラウンドが終了すると、プレイヤーは好きな枚数のカードを新しいカードと交換することができます。
バドゥーギでは合計4回のラウンドが行われ、ファイナルラウンドが終了した際に残っているプレイヤー間でショーダウンが行われます。
バドゥーギは2-7トリプルドローに似ていますが、役の強さが異なります。
バドゥーギのメリット
- ブラフなどの心理戦が楽しめる。
バドゥーギのデメリット
- コミュニティカードがないため、他のプレイヤーの役を予想することが難しい。
- ランドカジノではほとんど提供されていない。
ポーカーの歴史
ポーカーはカジノゲームの中でも幅広くプレイされているゲームの1つであり、世界中でトーナメントも開催されています。プロのギャンブラーも多く、カジノゲームの中でも特に知名度が高いものでしょう。
しかし、ポーカーがどのように誕生したかは知っていますか?
ポーカーの起源に関しては諸説あり明らかなことはわかっていませんが、多くのバリエーションがどのように誕生してきたかはとても興味深いことでしょう。
ポーカーの起源
ポーカーの起源についてはいろいろな説がありますが、その中でもペルシャのアス・ナス(as nas)というゲームというポーカーの原型だという説が有力だとされています。
アス・ナスというカードゲームではA,K,Q.J,10の4種または5種のスーツのカードを各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
そして、4カード→フルハウス→3カード→2ペア→1ペアの手役順位を競うものであり、ポーカーとルールが非常によく似ているため、ポーカーの原型だと考えられています。
そして、このアス・ナスにもすでにブラフがあったとされています。
そして、18世紀後半から19世紀初頭にかけて、フランスでポケ(Poque)と呼ばれるゲームが流行しだします。
これが、後にイギリス人のショナサン・グリーンがポーカーと名付け、浸透するようになったと言われています。
そして、ポーカーはアメリカへ伝わると、そこでもさらに発展を続け、1875年頃にはワイルド・ポーカーが、1900年頃にはロー・ボールとスプリット・ポット・ポーカーが生まれました。他の国、特にアジアへは、米軍基地を通じて広まったとされています。
これによって日本でも徐々にポーカーがプレイされるようになります。
日本では手札を隠す方式でプレイするクローズド・ポーカーが主流となっています。
ただし、日本ではカジノがまだ合法化していないので、海外ほどポーカーは浸透して言えないといえます。
しかし、カジノ法案が可決されたので、今後ポーカーが日本でも人気を集めるかもしれません。
ポーカーの進化
ポーカーが誕生した時はAとスーツカードのみを使用した今よりもずっとシンプルなゲームでした。
しかし、1840年になると2~9のカードが追加され、現在のように1組52枚のカードでプレイされるようになります。
そして、1855年になるとドローポーカーの原型が考案され、1860年以降になるとストレートとフラッシュが手役に加えられたといわれています。
さらにその後、南北戦争に従軍する兵士の間で、5カードスタッドのスタイルが定着するようになります。
20世紀になるとハイ&ロウポーカーとローボールドローが誕生、1930年代後半には7カードスタッドが誕生するなど、時代と共にポーカーが進化していき、ルールが複雑化していったのです。
そして近年ではオンラインでプレイできるビデオポーカーの他、カリビアンスタッドやレットイットライド多数のポーカーが追加されています。
その他の説
ポーカーはアス・ナスを起源とする説が有力ですが、ルネッサンス時代のゲームであるプリメロ (primero) とフランスのブルラン(brelan)を原型とする説まります。
さらに、中世のフランスで遊ばれた3枚のカードによるブィヨットであるという説もあります。
テキサスホールデムの誕生
ポーカーは時代ともに多くのバリエーションが誕生しましたが、今幅広く普及しているテキサスホールデムは1980年代から徐々に普及していきました。
テキサスホールデムが人気を獲得するようになった理由は、2003年から開始されるようになったWSOP(World Series of Poker)です。
この大会は世界的規模で開催されるポーカーの世界大会ですが、出場するための厳しい規制はなく、アマチュアからプロまで誰でも参加することができます。
そして、それまでカジノでのトーナメント参加経験がなかったクリス・マネーメーカー( Chris Moneymaker)というアマチュアプレイヤーが、参加費1万ドルのメインイベントにオンラインサテライトから参加し、そのまま優勝してしまったのです。
そして、優勝賞金として250万ドルを獲得しました。
この様子がアメリカ全土にテレビ放送されたことで多くの人がポーカーに興味を持ち始め、テキサスホールデムが爆発的に人気を集めるようになったのです。
実際にクリス・マネーメーカーの優勝によって、WSOPの参加人数は839人から2576人に増え、それに合わせて優勝賞金も跳ね上がりました。
これによってテキサスホールデムがポーカーのバリエーションの中でも最も人気のものとして現在でも人気を集めているのです。
有名なポーカープレイヤー
ここではポーカーファンなら知っておきたい、世界的に有名なポーカープレイヤーを何人か紹介します。
ビギナープレイヤーでも彼等から学べる事は多くあります。
是非それぞれのプレイスタイル、経歴、アドバイス等を探ってみましょう。
海外の有名なポーカープレイヤー
上記の3人を含む、世界トップに君臨する5人のポーカープレイヤーはこちらから。
世界を代表する実力派美人ポーカープレイヤーはこちらから。
日本の有名なポーカープレイヤー
ポーカーのメリット
ポーカーには主に以下の様なメリットがあります:
楽しみながらお金を稼ぐ事ができる/いつでも好きな時にプレイできる/脳のエクササイズになる
楽しみながらお金を稼ぐことができる
ポーカーである程度の実力があると、ゲームを楽しみながらお金を稼ぐことができます。
中にはポーカーで生計を立てている人もたくさんいます。
好きなことをして生活をしていけるのであれば最高でしょう。
また、ポーカーは世界中でトーナメントが開催されており、これで優勝すれば一気に数千万円、数億円の賞金を獲得することができます。
トーナメントではプロのポーカープレイヤーだけではなく、初心者が優勝してしまうこともあります。
そのため、ポーカーをプレイすれば誰にでもビッグウィンのチャンスがあるといえます。
いつでも好きな時にプレイできる
ポーカーはかつてはランドカジノでプレイするのが一般的でしたが、最近ではオンラインカジノの登場により、いつでも好きな場所でポーカーがプレイできるようになりました。
これにより空き時間にスマートフォンなどからポーカーをプレイして、暇つぶしをすることができます。
隙間時間に気軽に楽しめるのがポーカーの魅力だといえるでしょう。
脳のエクササイズになる
ポーカーは運任せのゲームではなく、戦略を練って対戦相手に勝つ必要があります。
相手のハンドを推測するなどポーカーでは頭を使わなければいけないため、脳のいいエクササイズとなります。
普段頭を使う機会がないという方は、ポーカーをプレイすることによって刺激を与えるのもいいでしょう。
ポーカーのデメリット
ポーカーには主に以下の様なデメリットがあります:常に頭を使う/ハードルが高く感じる人が多い
常に頭を使う
ポーカーでは常に頭を使う為、他のゲームより疲労感を感じることもあります。
仕事終わりなど、気楽に楽しみたい場合は、スロットやルーレットなどのゲームの方が向いていると言えます。
ハードルが高く感じる人が多い
ポーカーは基本的に他のプレイヤーと一緒にプレイする為、入り込むハードルが高く感じる人が多いのも事実です。ですが、誰もが最初はビギナーです。
無料でポーカーをプレイする、アプリでコンピューター相手に練習する、ビギナー向けのテーブルで遊ぶ、などの対策をとってみましょう。
気が付いた頃にはハードルが低くなっているはずです。
おすすめオンラインポーカーサイト
ポーカーは人気のゲームですので、ほぼ全てのオンラインカジノで遊ぶことができます。
オンラインポーカーサイトであれば本場トップレベルのポーカートーナメントや、初心者でもわかりやすい解説など、幅広いレベルが設けられています。
ビギナーから上級者まで楽しむことができ、またポーカーの情報・ゲーム・トーナメントがどこよりも満載です!
日本人登録者数No.1の殿堂入りオンラインカジノ。ゲームの先行リリース、大規模なトーナメント、ビギナーガイドなどベラジョンカジノならではの良さが満載。ビギナーからベテランのプレイヤーまで幅広くおすすめです。昨年オープンしたパチンコ館では、パチスロもプレイできます。