ポーカー

おもしろ豆知識|ポーカーのちょっと気になる8つのこと

何気なく知られているポーカーですが、あなたはポーカーについてどれだけのことを知っていますか。ここでは、ちょっと小話にしたくなるポーカーの豆知識をご紹介します。

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1.ポーカーの歴史は1000年!?

ポーカーの起源については、いくつか説があり、明らかにされていないこともあります。中でも最も古く有力視されている説が、10世紀頃の中国でドミノに似たゲームから発祥した、というものです。この説でいうと、ポーカーの歴史は1000年以上という…とても長い間、親しまれてきたようですね。

その他には、16世紀ペルシャのアスナスというゲームも起源の一つと謳われ、その後フランスをはじめヨーロッパ各国でも広まり、その後カナダへ広められたと考えられています。

当時のプレイスタイルは現在のものとは異なり、20枚のみのカードで2〜4名でプレイするものとされていました。ご存知の通り、現在のポーカーは52枚のカードでプレイされています。このスタイルは、1800年代のアメリカから始まったと言われています。

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2.WSOP | ワールドシリーズ オブ ポーカー

1970年になると、これまでの巷で親しまれるポーカーの形からさらに競技形へと進化し、トーナメント形式の世界大会が誕生しました。それがワールドシリーズ オブ ポーカー(WSOP=World Series of Poker)です。記念すべき第一回大会は、アメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催。

それ以降は、ポーカーの世界最高峰の大会として年に一度開催され、2019年には50周年記念大会が行われました。大会は約7週間かけて(毎年5月下旬〜7月上旬)開催され、メインイベントの優勝者となれば高額賞金とともに、世界チャンピオンとしての名誉も獲得することができます。2019年の優勝者は、過去2番目の最高額1000万ドル(約11億円)の賞金を獲得しました。ちなみに現時点で、史上最高額は2012年の1834万ドル(約19.8億円)です。

3.史上最年少チャンピオンは21歳!?

当然ながら、WSOPの参加資格として年齢制限があり、20歳未満の方は参加できません。そのため、必然的に大会参加者の最低年齢は21歳になるわけですが…まさにその21歳の参加者がチャンピオンになるという驚くべきニュースがありました。

2009年、ジョー・カダ氏が21歳11ヶ月という若さで、初参戦にして初優勝!史上最年少の世界チャンピオンに君臨しました。現在もこの記録は破られていないようです。

じつは、その前年には22歳で最年少記録を打ち出したプレイヤーがいて、ポーカー界は盛り上がりを見せていたようですが、わずか1年で記録更新されようとは誰も予想していなかったでことでしょう。

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4.オンラインゲームのはじまり

世界で初めてオンラインポーカーゲームが実施されたのは、1998年1月と言われています。この頃から始まったとは言え、すべてが順調に稼働したわけではなく、システムの不具合や入出金エラーなどが相継ぎ、正常に稼働するには数年かかりました。その後、一般人が安心して使えるようになったのは2000年代初期だそうです。

現在では、世界中から大勢のプレイヤーがオンラインポーカーに参加していますが、史上最大は果たして何人だと思いますか?ギネス認定記録として史上最大人数がプレイしたとされるのが、なんと307,016人です。

2009年9月、この人数のプレイヤーが42,814台のポーカーテーブルにログオンした瞬間がこの記録であり、今もなお過去最高記録とされています。

5.世界最長プレイは115時間!?

ポーカーをプレイしたことがある人はもちろん、プレイしたことのない人も想像つくと思いますが、ポーカーは頭脳戦であり集中力も試されます。もしあなたが限界に挑戦するとして、どのくらいの時間ポーカーを継続してプレイし続けることができるでしょうか。

まさにその人間の限界に挑戦したプレイヤーがいます。そしてその世界最長時間としてギネス認定されたのが、115時間(4.7日間)です。この記録は、2010年アメリカ・ラスベガスでフィル・ラーク(Phil Laak)氏により樹立されました。

プレイ中は1時間に5分間の休憩をとることが許され、休憩時間を繰り越して30分の仮眠を一度だけ取ったとのこと。またこの記録に挑戦している様子を、90ヵ国から約13万人の観客がオンライン上で観戦していたそうです。

6.7,500万ドルの超高級ポーカーセット!?

ポーカーと言えば常に巨額の賞金が目に飛び込んでくるイメージがありますが、豪華なのは賞金だけではありません。世界でもっとも高級なポーカーセットは賞金とも思えるような価格で、なんと7,500万ドルと言われています。

このポーカーセットを産み出したのは、ロンドンのGeoffrey Parkerというラグジュアリーゲームブランドです。その中身の詳細は、18Kゴールドで作られた384枚のチップがあり、その各チップのフチには宝石が施され、白チップにはホワイトダイヤモンド、青にはサファイア、赤にはルビー、黒にはブラックダイヤモンドがデザインされています。またカードはプラチナ製だとか…それらが収められているケースは、18Kゴールドとダイヤモンドがあしらわれたワニ皮のケースで、これでもかと言わんばかりの華々しさがテザインに詰め込まれているようです。

およそ22,364個の宝石、計1012カラット。購入には6〜9ヶ月ほどでお手元に届くようです。魅惑的な宝石や金が多数含まれていますので、市場変動によりお値段も変わってくることでしょう。。

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7.意外な確率論

ポーカーのようなカードゲームにおいて、一度は確率について考えたことはありませんか?この手札が出る確率は?どれだけ可能性が低く難しいのか?もっとも難しいロイヤルストレートフラッシュの確率は約65万分の1と言われています。…確率が低いのはわかりますが、あまりピント来ないですよね。少しポーカーから目を離して、別のものと比較してみるとイメージしやすいかもしれません。

例えば、日本人には馴染み深い年賀状。(最近はあまり触れることは少ないかもしれませんが)これについているお年玉抽選で1等当選の確率は、なんと約100万分の1。ポーカーでロイヤルストレートフラッシュを出すよりも断然難しいことだったとは…身近に感じていたものが急に遠く感じてしまうような気分ですね。

もう一つ、例に挙げてみましょう。度々CMでも耳にするジャンボ宝くじではどうでしょうか。一等当選の確率は…約1700万分の1。なんとさらに難易度の高いものだったのは意外に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

余談が過ぎましたが、視点を変えて別のものと比較すると意外な発見があるように、次にポーカーをプレイするときに新たな発見があるかもしれませんね。

8.日本人プロポーカープレイヤー

プロポーカープレイヤーの中に、日本人はいます。日本では、なかなか海外のようにポーカーがフィーチャーされないため、日本人で活躍されている方々の存在を知らなかったり、ましてやポーカーにプロがいるの!?と思われる方もいらっしゃると思います。

活躍されている方はたくさんいる上に、様々な大会で優勝したり好成績を残している方もいます。中には、ジョー・カダ氏(WSOP最年少優勝者)と同様に21歳にしてWPT (World Poker Tour)での優勝経験をもつプロプレイヤーもいます。

ちなみに芸能人のGACKTさんも大会出場経験はあるそうです。遠い未知の世界のように思えますが、日本人が活躍していると聞くと思ったよりも身近なものに感じられるかも…?

オンラインポーカーサイト

ポーカーへの知識も深めたところで、早速ポーカーで楽しみたいという方は、ぜひ人気オンラインポーカーサイト「Pokerstars」「888poker」をチェック!

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2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。