ベアビック法とは|やり方をシミュレーション付きで解説
最終更新日: 2021/06/18
オンラインカジノの中でもベット方法が多く、戦略を活かせるのがルーレットです。この記事では勝率が9割を超える?!ベアビック法と呼ばれるベット方法をシミュレーション付きで学び、今後のルーレットに活かしていきましょう。
ベアビック法とは?
ルーレットで使用することができる必勝法にはたくさんの種類があります。その中の1つに勝率が9割を超えるものとして、ベアビック法というものがあります。ベアビック法は、ストレートアップを使用し、短期間で集中して利益を獲得するのが特徴。ベアビック法は勝率が高いため、初心者から上級者まで幅広いギャンブラーから人気を集めています。
この記事ではそんな人気の必勝法、ベアビック法について紹介します。
ベアビック法の利点
ここではベアビック法の利点を紹介します。
勝率が高い
ベアビック法の一番の利点はその勝率の高さです。ベアビック法の勝率は9割を超える94.5%であり、負ける可能性は極めて低くなっています。
そのため、連勝できることが多く、利益をコツコツと貯めることができます。多くの場合勝利して利益を得ることができるため、ゲームプレイも楽しむことができるでしょう。
誰でも簡単に試すことができる
ベアビック法はルールがとてもシンプルで、どのように賭けなければいけないかが明確に決まっています。そのため、やり方に従えば、誰でも簡単に本番のゲームで実践することができます。
必勝法を利用するために、難しいルールを暗記する必要もないので、初心者にもおすすめできる必勝法です。
テーブルリミットを気にしなくてもいい
カジノゲームでは、各テーブルにて賭けられる最大金額が決まっています。この金額はマックスベット、テーブルリミットなどと呼ばれています。
賭け金が増減する必勝法の場合、このテーブルリミットに達してしまった時点で損切りをしなければいけないなどリスクが伴います。
しかし、ベアビッグ法に関しては常に賭け金が35ユニットと一定なので、テーブルリミットに達してしまうことがありません。そのため、強制的に損切りをさせられるということがない点がメリットとして挙げられるでしょう。
ベアビック法の欠点
ここではベアビック法の欠点を紹介します。実際にベアビック法を利用する前に、利点だけではなく、どのような欠点があるかについても学んでおきましょう。
利益が少ない
ベアビック法は勝率が高い必勝法ですが、勝利した時に利益はわずか1ユニットです。そのため、数回勝利しただけでは大きな利益を獲得することができません。
資金が必要
ベアビック法を利用するためには、最低でも35ユニット分の資金が必要となります。1ユニット=1ドルと設定した場合は35ドル、1ユニット=10ドルとした場合は350ドルの資金が必要となります。つまり、利益として獲得したい金額の35倍の賭け金を用意しなければいけないため、大きく稼ぎたい場合はまとまった金額の資金を用意しなければいけません。十分な資金がない場合は、1ユニットの金額を少なくしなければいけないため、思うように稼ぐことができないでしょう。
また、賭け金に対して利益の割合が低いという点もデメリットとして挙げられるでしょう
1度負けると取り戻せない
ベアビック法では勝った時は1ユニット分の利益しか獲得できないのに対し、負けた時は35ユニット分の損失となります。つまり、1度でも負けてしまうとその損失額を取り戻すために、35連勝しなければいけません。確率的に考えても35連勝というのはかなり厳しいため、1度でも負けてしまった場合はある程度取り戻した段階で損切りをしてしまったほうがいいでしょう。2回負けてしまうとさらに損失が大きくなってしまうため、負ける前に早めに切り上げることが大切です。
チップを置くのが面倒
ベアビック法を実践するには35か所にチップを置かなければいけません。そのため、ベットするのが面倒と感じる人もいることでしょう。
ランドカジノでは不可能ですが、オンラインカジノの場合は過去のベットを記憶させておくなど、少しでも簡単にベットできるよう機能をうまく利用するといいでしょう。
ベアビック法のやり方
ベアビック法は、ストレートアップだけを使用するとってもシンプルな必勝法です。
ルーレットにはアメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットがあり、それぞれ38個、37個の数字からなります。そして、ベアビック法ではこれらの数字の中から35個の数字を選び、それらにストレートアップをします。
ヨーロピアンルーレットの場合、37個の数字の中の35個の数字に賭けるため、ベアビック法の勝率が94.5%となるのです。
ベアビック法を使用するときは、好きな35個の数字を選ぶことができ、特別なルールは存在しません。
賭け金は資金に応じて、任意の金額を賭けることができます。ストレートアップの場合は、36倍の配当を獲得することができます。35か所に賭ければ1ユニット分の利益を獲得することができます。例えば、1ユニット=1ドルとした場合、1ゲームに必要となる賭け金は35ドルです。そして、賭けに勝利した場合、1ドルの36倍の配当、つまり36ドルが払い戻されます。これにより、1ドル=1ユニットが利益として確定します。
ベアビック法の注意点
ベアビック法を利用する場合は、必ずヨーロピアンルーレットを使用するようにしてください。
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットでは区画数が異なるため、ヨーロピアンルーレットの場合はベアビック法での勝率が94.5%、アメリカンルーレットの場合はベアビック法での勝率が92%と異なります。わずか2%の違いのように思えますが、ベアビック法では1敗でもしてしまうと大きなダメージとなります。そのため、そのリスクを少しでも低くするために、ベアビック法を使用する場合は必ずヨーロピアンルーレットを使うようにしましょう。
また、ベアビック法は勝率が高い必勝法として注目されていますが、負けてしまう可能性は1ゲームあたり5.5%(2/37)であり、20回に1回は負けてしまう計算となります。
つまり、確率通りに結果が出れば、20ユニット分の利益に対して、36ユニット分の損失額で出てしまうことになるのです。そのため、理論的にはプレイヤーが勝てない必勝法なのです。しかし、負けずに勝ち続けることができれば、それまでは高い確率で利益を獲得することができます。そのため、ベアビック法ではいかに負けずにゲームを継続するかが勝てるかどうかのポイントとなります。勝っているからと言っていつまでもゲームを継続せずに、早めにゲームを切り上げて利益確定をするのがいいでしょう。
ベアビック法シュミレーション
ここではベアビック法を使用した際にシミュレーションを紹介します。このシミュレーションでは1ユニット=1ドルとします。
ベットする数字の選び方は自由ですが、このシミュレーションでは「直近の出目を含まない35個の数字に賭ける」というルールのものとベットをしていくことにしましょう。
1ゲーム目
1ゲーム目では直前の出目には関係なく、好きな数字35か所にベットしましょう。ここでは「32」「36」を除く35個の数字に1ドルずつ賭けたとします。つまり、合計の賭け金は35ドルです。
そして、結果は「2」でした。この場合、ゲームに勝利したことになるので、1ユニットの36倍、つまり36ドルが払い戻されます。このため、累計損益は1ドルとなります。
2ゲーム目
2ゲーム目では直前の出目である「2」と、もう1つの任意の数字「22」を除いた35個の数字に賭けたとしましょう。ゲームの結果が「15」だったため、ここでもプレイヤーの勝利となり、35ドルが払い戻されます。
ここまでの累計損益は2ドルとなります。
3ゲーム目
3ゲーム目では直前の出目である「2」と「15」を除いた、35個の数字に賭けます。ゲームの結果が「3」だったため、ここでもプレイヤーの勝利となり、35ドルが払い戻されます。
ここまでの累計損益は3ドルとなります。
4ゲーム目
4ゲーム目では直前の出目である「3」と「15」を除いた、35個の数字に賭けます。ゲームの結果が「19」だったため、ここでもプレイヤーの勝利となり、35ドルが払い戻されます。
ここまでの累計損益は4ドルとなります。
5ゲーム目
5ゲーム目では直前の出目である「15」と「19」を除いた、35個の数字に賭けます。
ゲームの結果が「15」だったため、ここで初めてゲームに負けてしまったとします。この場合賭け金の35ドルは没収となります。そして、ここまでの累計損益一気にマイナスに転じて、-31ドルとなります。
このようにベアビッグ法では勝っている間はいいですが、一度でも負けてしまうと一気に損失額が大きくなってしまいます。そのため、ベアビッグ法で勝利するためには、適切なタイミングでゲームをやめる必要があるのです。
以下はベアビック法を50回行った際の結果です。
ゲーム回数 | 賭け金 | 勝敗 | 配当 | 累計損益 |
1ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 1ドル |
2ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 2ドル |
3ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 3ドル |
4ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 4ドル |
5ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 5ドル |
6ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 6ドル |
7ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 7ドル |
8ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 8ドル |
9ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 9ドル |
10ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 10ドル |
11ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 11ドル |
12ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 12ドル |
13ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 13ドル |
14ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 14ドル |
15ゲーム目 | 35ドル | 負け | 0ドル | -21ドル |
16ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -20ドル |
17ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -19ドル |
18ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -18ドル |
19ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -17ドル |
20ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -16ドル |
21ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -15ドル |
22ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -14ドル |
23ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -13ドル |
24ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -12ドル |
25ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -11ドル |
26ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -10ドル |
27ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -9ドル |
28ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -8ドル |
29ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -7ドル |
30ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -6ドル |
31ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -5ドル |
32ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -4ドル |
33ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -3ドル |
34ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -2ドル |
35ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -1ドル |
36ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 0ドル |
37ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | 1ドル |
38ゲーム目 | 35ドル | 負け | 0ドル | -34ドル |
39ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -33ドル |
40ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -32ドル |
41ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -31ドル |
42ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -30ドル |
43ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -29ドル |
44ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -28ドル |
45ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -27ドル |
46ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -26ドル |
47ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -25ドル |
48ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -24ドル |
49ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -23ドル |
50ゲーム目 | 35ドル | 勝ち | 36ドル | -22ドル |
このシミュレーションでは50回ゲームを行い、48勝2敗という結果になっています。圧倒的に勝ち数の方が多いですが、最終的にはー22ドルと言う結果になってしまっています。
ベアビッグ法では勝った時に1ユニットの利益が確定するのに対して、負けた時は35ユニットの損失が確定してしまいます。そのため、たった2敗であってもゲーム全体に大きく影響してしまい、最終的には損失額が取り戻せないことが多いのです。
そのため、これ以上ゲームを継続したとしても、損失額が膨らんでしまうだけの可能性が高いといえます。このシミュレーションであれば、10ゲーム目あたりでゲームを終わりにするのがよかったでしょう。
ベアビック法改良/応用
ベアビック法のデメリットとして挙げられるのが、チップを置くのが面倒ということです。しかし、裏技を使うことで、このデメリットをなくすことができます。
そのためには、コラムベットとストレートアップを組み合わせて使用します。この裏技を使用するためには、まずはベアビック法でベットしない2つの数字を決めます。ここでは「0」と「18」の2つの数字をベット対象から外すとします。
その次に、除外した数字を含まないコラムベットに12ユニットずつ賭けます。つまり、「18」を除外したコラムベットの中段と下段に12ユニットずつ賭けることになります。この時「0」はコラムベットに含まれないため、考慮する必要はありません。
そして、残りの数字すべてのストレートアップをします。
これで35個の数字に1ユニットずつ賭けたのと同様に、35ユニット使って35個の数字に賭けたことになります。この裏技を使用することで、チップを置く場所は35カ所から13カ所と減らすことができます。ランドカジノのルーレットでベットする時間に制限がある場合はこの裏技を使用して、素早くベットできるようにするといいでしょ。