【2020年12月】外国人訪問者の賞金へ課税なし|カジノ法案
最終更新日: 2020/12/23
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外国人訪問者の賞金は非課税
自由民主党税制調査会長である甘利明氏は、日本のIRに外国人ギャンブラーが賞金を獲得した場合、非課税になると述べました。
日本におけるカジノの方針はまだ議論中であり、税金の取り扱いについては当初から意見が大きくわかれていました。財務省は課税対象にすることを望んでいましたが、業界の専門家は、課税することはカジノの収益にネガティブな影響があるとしました。
ラスベガスサンズのシェルドンアデルソン氏も、課税は「外国人にとっては非常にマイナスな要素である」と説明しました。甘利氏は、「IRを構築した後に誰もIRに来なければ意味がない」とし、シェルドンアデルソン氏に同意しています。甘利氏はまた、日本のカジノ税制は「国際基準」に基づいていなければならないと述べました。
現在の提案では、日本居住者の賞金が一定額を超えた場合は、課税対象になるとされています。しかし、これはまだ最終決定ではなく、今後変更される可能性があります。税制改革の概要は12月10日に発表される予定です。
カジノでの賞金に対し課税をすることは、外国人の関心を損ない、外国人の誘致の失敗につながる可能性があります。
統合型リゾート整備推進法は2018年に導入され、全国で3つの統合型リゾートを建設すると設定しました。法案には、カジノの総ゲーム収入に対する30%の税金も含まれていました。