世界が注目のeスポーツ市場|今後の行方はどうなる?

eスポーツの現状

▶︎ eスポーツとは?種目・大会・最新情報を徹底解説

現在、アメリカや中国、韓国を中心にeスポーツが人気上昇中です。eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやテレビゲームで行われる対戦型ゲーム競技のことを指します。1990年代後半以降、欧米では賞金のかかった大規模なイベントが開催されてプロチームやプロリーグも多数発足しました。トッププロゲーマ-になると、賞金やスポンサーとの契約金で1億円超えの収入を得ているのでびっくり仰天です。当社がご紹介するオンラインカジノの中でも、eスポーツに似たスポーツベットを提供しているところは多くあります。

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ファミコン世代にとっては夢の様な事です。今ではあらゆる世代がスマホでゲームを手軽に楽しむ時代で数年後には子どもたちがプロ野球選手やJリーガーを目指すように、プロゲーマーが憧れの職業のひとつになる日も来るかもしれません。現に今では子供たちの将来の夢がユーチューバーなどどひと昔前までは想像もつかない職業が挙がっているからです。

世界レベルではゲーム人気のスケールの大きさに驚きます。ゲーム内容としてマルチオンラインで最も流行っているゲームリーグ・オブ・レジェンドのプレイヤー人口は推定7500万人。シューティングゲームのオーバーウォッチでは3000万人。当然、海外で開催されるゲーム大会の規模も桁違いのアメリカで開催された人気ゲーム「DOTA2」の大会では、賞金総額が約26億円。優勝賞金はなんと約11億円という驚愕の賞金です!!

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日本ではRPG・ドラゴンクエストの新作が発売され話題となりましたが人気のサッカーゲーム・FIFA17の販売本数は世界累計で2100万本。このFIFAシリーズの世界大会で優勝するとバロンドール式典にて表彰され、16万ドルが授与されます。さらに、FIFA17は、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケやプレミアリーグのマンチェスターシティ、スペインリーグのバレンシアといった海外の名門サッカークラブ専属の“eスポーツ部門”を設立する程にもなりました。これは、若年層へのマーケティング効果を期待して立ち上げた感があります。

これほどまでにeスポーツのパワーが欧米では認識が高く人気を博しているのです。このようなeスポーツ人気はフィジカルスポーツにも大きな影響を及ぼしました。更にアジアオリンピック評議会は、2022年に開催されるアジア競技大会ではeスポーツを正式なメダル種目とすることを発表しました。今後、2024年のパリオリンピックでも正式種目化が検討されていると言われています。

ラスベガスで今年の7月に開催された、世界最強の座を争う格闘ゲームの祭典Evolution 2017はゴージャスな会場ではまさにゲーマー達の夢の舞台と化しました。eスポーツが及ぼす世界的ブームを巻き起こした現在ではここ数年で日本のプロゲーマーの環境も変化しました。その契機となった大会を、日本人プロゲーマーの先駆者の一人者である板橋ザンギエフ氏は次の様に説明しています。およそ3年前までは、海外の格闘ゲーム大会で優勝しても数十万円の獲得でしたがそれが、2015年にアメリカで開催されたカプコンカップ2015において一気に優勝賞金が1500万円に跳ね上がり、日本人プロゲーマーが一気にモチベーションアップに繋がった事です。

それでは、プロゲーマーとは普段は何をしているのかをザンギエフ氏に聞いたところ法律の問題で日本のゲーム大会では賞金額に縛りがあります。そこで、海外の大会に出場するために海外遠征をします。多い時で月4回、最近では月1回ペースといった感じです。普段の生活はゲームの練習がメインで練習以外では、ライバルの動きを研究して動画配信などもします。ゲーマーによってはメディアへの露出や学校での講師、ライター業など、それぞれ得意分野で生計を立てています。プロゲーマーの選手寿命は
反射神経は25歳ごろから衰えるとも言われています。

しかし格闘ゲームの場合、10代と30代が勝負すると30代が勝ちます。それは、30代がこれまで培ってき20年の経験値を使って戦うからといいます。日本には世界的に有名なプロゲーマーウメハラ氏がいます。彼の撃つ波動拳と、10代の波動拳は質が違うとの事です。素人目にはただのけん制で撃った波動拳も、プロから見ると、その後のための布石、流れ、意図が見えてくるというから何とも奥深いことです。コツコツと地道に築き上げた格闘ゲームの経験と歴史。

それこそが、日本における30代プロゲーマーの活躍の大きな要因と言えるでしょう。 その一方で急速な発展を遂げるeスポーツ界にあって、課題となっている面が法律の壁です。eスポーツに関係してくるのは(景品表示法)(風俗営業法)(賭博罪)の3つの法律です。景品表示法では、提供できる賞金の最高額が制限されるため、数億の賞金が出る外国に比べて、日本の大会賞金が低く抑えられています(賞金上限10万円)となっているためです。しかしこれらの法律の縛りにより著しくeスポーツの発展の影響が損なわれるとは思えないですが今後、eスポーツが五輪の競技に入ってくる可能性を考えれば、時代に即した法律の基盤が必要になってくるでしょう。