【ガイド】仮想通貨の買い方をわかりやすく解説

仮想通貨を始めてみたいけれど買い方がわからない方に向けて、この記事では初心者でもわかりやすく「仮想通貨の買い方」をまとめました。

仮想通貨の購入方法は「取引所方式」と「販売所方式」の2つあり、初心者の方はどちらが良いのか悩んでしまうでしょう。

それぞれの違いや仮想通貨を購入する場合の注意点も、解説しています。

仮想通貨で失敗しないために、必ずチェックしておきましょう。

監修者

新卒からギャンブル業界一筋の遊戯エキスパート

1990年12月生まれ。新卒で遊技機メーカーの企画職に従事した後、ワーキングホリデーで渡英。イギリスでスポーツベッティングに目覚め、大手ブックメーカーに5年勤務。ギャンブル関連企業での経験や知見を活かし2019年から現職。

仮想通貨の買い方

仮想通貨の買い方3つの手順

仮想通貨を購入する方法を、以下の3つの手順で開設します。

  1. 口座開設の手順
  2. 入金の手順
  3. 仮想通貨を購入する手順

基本的に18歳以上であれば(一部20歳以上の取引所もあり)、大学生でも仮想通貨の口座を開設できて購入も可能です。

ただし、本人確認書類が必要な点に注意してください。

それぞれの手順を詳しく解説していきましょう。

口座開設の手順

まずは仮想通貨取引所で口座を開設しましょう。

仮想通貨取引所は信頼性の高さはもちろんのこと、手数料や取り扱っている通貨などを比較してご自身に最適なところを選んでください。

口座開設の申請方法は「スマホアプリ」と「Web」の2つあります。

大手仮想通貨のほとんどがスマホアプリの申請方法を導入しており、開設までの期間が短いためおすすめです。

申請時には、以下のような基本情報を入力します。

  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 住所
  • 職業
  • 仮想通貨取引の経験
  • 口座開設の目的

続いて本人確認書類の提出です。

スマホアプリの場合は、以下のような顔写真付き証明書が必要です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード(通知カードは不可)
  • 住民基本台帳カード

上記の書類が用意できない方は健康保険証や住民票などでも申請できますが、スマホアプリは利用できないため、手続きはWebのみになります。

本人確認書類を提出したあとは取引所にて本人確認審査があり、問題なければ最短当日〜3営業日程度で口座が開設できます。

入金の手順

口座を開設したら、仮想通貨を購入するためのお金を入金します。

仮想通貨取引所にログインをして、入金ページにアクセスしましょう。

入金方法はおもに、以下の4つから選びます。

  • ペイジー
  • 銀行振込
  • コンビニ支払い
  • インターネットバンキング

選んだ入金方法によっては手数料が必要な場合もあるため、詳しくはそれぞれの公式ホームページをチェックしましょう。

仮想通貨を購入する手順

仮想通貨を購入する場合は、各取引所にログインをして「取引」や「購入」などのメニューを選択します。

続いてビットコインイーサリアムなど、取引所が取り扱っている仮想通貨の一覧から購入したい仮想通貨を選んで購入します。

このとき、仮想通貨の単位を指定して購入したい場合は「数量」を、日本円の金額で購入したい場合は「日本円表示」に切り替えて購入可能です。

初心者の方が仮想通貨を購入する場合、まずは少額から購入して慣れていきましょう。

仮想通貨を買う時に注意すること

仮想通貨を買う時に注意すること

初心者の方が仮想通貨を購入する際に、注意しておくべきポイントを2つ紹介します。

  • 取引所の違いを理解する
  • 詐欺やフィッシング攻撃に注意する

仮想通貨の購入で損をしないためにも、また後悔しないためにもそれぞれしっかりと理解しておきましょう。

取引所の違いを理解する

仮想通貨を購入する際に「販売所方式」と「取引所方式」の違いを理解しておきましょう。

両者の大きな違いは「仮想通貨の取り引きをする相手」となっており、販売所方式では取引所と売買を行い、取引所方式はユーザー同士で売買を行います。

また、販売所方式は取引手数料がかからないものの、スプレッド(売買を行ったときの価格差による手数料)が大きい(手数料が高い)傾向にあります。

取引所方式は手数料の有無が取引所によって異なり、スプレッドは比較的小さめです。

項目販売所方式取引所方式
取引相手取引所ユーザー同士
取引手数料無料無料または有料
スプレッド比較的大きい比較的小さい

どちらか一方が優れているというわけではなく、一般的には投資のスタイルによって使い分けます。

ただ、販売所方式のほうが購入方法がシンプルになっており、初心者の方でも迷わずに購入できます。

そのため、初心者の方はまず「販売所方式」で仮想通貨を購入してみて、慣れてきてから取引所方式を利用してみるのがおすすめです。

詐欺やフィッシング攻撃に注意する

仮想通貨に限ったことではありませんが、投資の世界には必ず詐欺やフィッシング攻撃などが存在するので注意しましょう。

フィッシング攻撃というのは、メールに添付したURLをクリックさせたり偽サイトでアカウント登録をさせたりすることで、個人情報を抜き取る行為のことです。

仮想通貨によくある手口として、以下のような事例があります。

  1. SNSで知り合った人に「絶対に儲かる」と言われて仮想通貨を数万円購入し、海外の投資サイトに預けた。
  2. その後、確かに仮想通貨の価値が上がりお金も引き出せたので、知り合いを信じてさらに数百万円を投資してしまいます。
  3. しばらくしてから投資サイトを見てみると数千万円の儲けが出ていたため、引き出そうとしたが今回は引き出せず、知り合いに相談すると「引き出すには手数料が必要だ」と言われた。
  4. 指定された口座に数十万円の手数料を振り込んでも結局お金は引き出せず、また投資サイトとも知り合いとも連絡が取れなくなった。

上記の事例で登場した海外の投資サイトは偽サイトで、仮想通貨が上がっていたグラフやデータそのものも偽物だったというわけです。

このような詐欺に合わないためにも信頼できる取引所を利用するのはもちろんのこと、SNSなどで知り合っただけの人の勧誘は信用しないようにしましょう。

よくある質問|仮想通貨の買い方

仮想通貨の買い方に関する質問

仮想通貨を購入する際に、初心者の方からよくある質問を3つ紹介します。

  • 仮想通貨はいくらから買える?
  • 仮想通貨を買う時に手数料はかかる?
  • スマートフォンからでも仮想通貨は買える?

それぞれ回答していきましょう。

仮想通貨はいくらから買える?

仮想通貨は、500円程度から購入が可能です。

購入できる仮想通貨の最小単位は、取引所や購入する銘柄によって異なります。

例えば「Coincheck(コインチェック)」でビットコインを購入する場合、最低取引単位は「0.001BTC」となっています。

またCoincheckは、すべての暗号資産の最低購入額を500円に設定しているため、少額から仮想通貨を始めたい人におすすめです。

仮想通貨を買う時に手数料はかかる?

日本円から仮想通貨を購入する際の手数料は、取引所によって無料と有料があります。

仮想通貨取引所取引所での購入手数料販売所での購入手数料
Coincheck無料無料
BitTrade
BITPOINT
GMOコインBTC・ETH・XRP・DAI Maker:- 0.01% Taker:0.05%その他 Maker:- 0.03% Taker:0.09%
bitFlyer0.01%~0.15%
SBI VC トレードMaker -0.01Taker 0.05%

初心者の方は手数料が無く、購入の方法もシンプルでわかりやすい「販売所方式」での購入がおすすめです。

スマートフォンからでも仮想通貨は買える?

スマートフォンだけで、仮想通貨の口座開設から購入まですべて行えます。

多くの仮想通貨取引所が、スマートフォン専用のアプリを提供しています。

【スマホアプリを提供している仮想通貨取引所】

  • Coincheck
  • GMOコイン
  • BMM Bitcoin
  • bitFlyer
  • bitbank
  • BITPOINT

パソコンが無く、スマートフォンだけで仮想通貨を始めたい方は、上記の大手仮想通貨取引所のなかから口座を開設しましょう。

まとめ

仮想通貨は年齢が18歳以上であれば、大学生でも購入できます。

取引所によっては20歳以上のところもあるので、公式ホームページでチェックしておきましょう。

顔写真付き証明書を持っている方は、スマホアプリでの申請方法が開設までの期間も短くて

便利です。

仮想通貨を始めるときは信用できる取引所のみを利用し、他人の情報に惑わされないように注意してください。

初心者の方が仮想通貨を購入するなら、取引手数料も無料で購入方法もわかりやすい「販売所方式」から始めてみるのがおすすめです。