Gucciのシニアバイスプレジデントがブックメーカーへ移籍

最終更新日: 2024/08/02

GucciのシニアバイスプレジデントのSelena Kalvariaが、この度、アメリカのブックメーカーのFanatics Betting & Gamingに移籍しました。

Gucciで同様の役職を3年間務めた後、Fanatics Betting & Gamingの最高マーケティング責任者（CMO）に就任しています。

GucciのマーケティングヘッドがFanatics Betting & Gamingに移籍

Selena Kalvaria（セレナ・カルヴァリア）は、イタリアのファッションブランドであるGucciの元マーケティングヘッドです。

彼女はGucciで同様の役職を3年間務めた後、Fanatics Betting & Gamingの責任者（CMO）に就任しました。2023年に同社を退社し、現在はワイデンアンドケネディのポートランド・オフィスのプレジデントを務める JASON WHITE（ジェイソン・ホワイト)の後任のポジションとなります。

Selena Kalvaria（セレナ・カルヴァリア）の経歴について

Selena Kalvariaの経歴は下記の通りです。

• 2008年にクレディ・スイスの国際株式取引部門のアソシエイトとしてキャリアをスタート
• 2024年までGucciのアメリカ事業のブランド、顧客エンゲージメント担当シニアバイスプレジデントを務める
• 2024年の5月にFanatics Betting & Gamingのベッティング部門に入社

Fanatics Betting & Gamingとは

Fanatics 社は、スポーツファン向けの公式グッズ、アパレル、コレクティブル商品を提供しています。同社は、幅広いスポーツリーグやチームと提携しており、高品質な商品とサービスを通じて、世界中のスポーツファンに愛されています。

Fanatics社のビジネスは、eコマースプラットフォームを通じたオンライン販売に加え、実店舗やモバイルアプリを活用した販売も行っています。

Fanatics Betting & Gamingは、Fanatics社の一部門であり、主にスポーツベッティングとオンラインカジノに特化しています。

この部門は、ファナティクスの確立されたブランド力と広範な顧客基盤を活かして、スポーツファンに向けた統合的で個別化された没入型のベッティングエクスペリエンスを提供しおり、昨年の2023年に非公開市場で310億ドルの評価を受けました。

女性ベッターへのアプローチが目的か

元Gucci幹部のSelena KalvariaがFanatics Betting & Gamingに移籍したのは、女性ベッターへのアプローチが目的なのではと考えられています。

ブックメーカーの運営者は、今まで女性を軽視してきました。しかし、現在はWNBAや女子大学スポーツの人気が高まったことで状況は変わりつつあります。

女性向けの専用ラインを持つアパレル企業としての地位を持つ同社は、既に多くの女性スポーツファンに親しまれています。

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