カジノ法

汚職事件にカジノ禁止法案の提出!カジノ法案の基本方針の決定は先送りに

カジノを含む統合型リゾート(IR)の基本方針の決定が1月から先送りされる事が決定しました。

元々与党は8日に委員会で採決に踏み切る方針でしたが、逮捕にまで発展した昨年12月のIR汚職事件の件もあり野党は当然猛反発。4党共同で「カジノ禁止法案」も提出しています。

基本方針の新たな決定時期は3月から4月になるとの事。IR事業者はこの調子でその後の予定、IR施設の開業がずれ込む事を懸念しています。

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IR汚職事件について

◾️2019年12月25日東京地検特捜部は内閣府の前副大臣である秋元司衆議院議員(48) を収賄の疑いで逮捕

秋元容疑者は中国企業「500ドットコム」から現金300万円と家族の旅行費を受け取った疑惑が持たれています。500ドットコムは中国でオンラインスポーツくじを展開しており、日本法人も持つ企業。日本IRへの参入を目指していました。

疑いに関して秋元容疑者は、一切関わっていなく身に覚えがないと主張。逮捕前の18日には記者の『中国企業から何か資金をもらったことは?』という問いに対して『ない、ない、ない』と答えています。また、Twitter上でも「私は、不正なことには、全く関与しておりません。何があろうとも主張して参ります。」とツイート、関与を強く否定していました。

しかしながら東京地検特捜部は25日に秋元容疑者を逮捕に至りました。また、贈賄側として500ドットコムの日本法人役員である3人も逮捕されています。同日、秋元容疑者は自民党本部に手書きの離党届を提出し離党しています。

まだ逮捕であり有罪か無罪かは定かではないですが、今後の動向に注目が集まっています。

今回のIR汚職事件に関して安倍総理大臣は「当時の秋元副大臣から何か頼まれたことはないし、中国のカジノ関係者との面識も一切ない」と述べています。

カジノ禁止法案について

IR法案に反対する野党4党は20日午前カジノ禁止法案を衆院に提出。IRを推進する与党に対して徹底的に廃止を訴える姿勢を示しました。

安住国対委員長は『今回の禁止法案の提出はカジノの導入を断念させる第一歩。ギャンブルに頼るのは規律正しく品格のある日本社会を壊しかねない危機』と強調しています。

カジノ禁止法案についても国民の反応は大きく別れている様です。特に多いのが『カジノを禁止する前に、目の前のパチンコや国営ギャンブルを禁止すべきでは?』と言う声。

また、IR汚職事件に対するアクションとしては『カジノを禁止にする法を作るのではなく、賄賂を更に厳しく取り締まるべきでは?』との意見も。

カジノトップ5では今後もカジノ法案(IR法案)に間する記事をシェアしていきます。カジノ法案について詳しくはこちらから>カジノ(IR法案)について誰にでも分かるように徹底解説!【2020年最新版】

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2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。