パチンコ|確率・新台情報について徹底解説
最終更新日: 2024/08/26
この記事ではパチンコに関する様々な情報を、これからパチンコをはじめたい方は勿論、現役プレイヤーにとっても有益となる様にシェアしていきます。
パチンコとは
2018年に公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書」によって発表されたパチンコの市場規模は、20兆7000億円だとされています。この数字だけ聞くと、パチンコ業界が儲かっているように感じられますが、実はこの業界売上高はここ十数年で減少傾向にあります。
パチンコ産業は、過去には30兆円産業と呼ばれていました。これに考慮すると、業界売り上げが3分の2まで減少していることがわかります。パチンコが30兆円産業と呼ばれていたのは、1996年のことでした。この年に総務庁(当時)が発表したホールの事業収入額が30兆円を超えたことからこのような呼称がついたのです。
しかし、2009年にはすでに30兆円を切り、年間の業界売上高は28兆円、2008年には約26兆円と減少し続けているのです。
この原因となっているのはパチンコ人口の減少です。パチンコが大きな人気を集めていた1980年代から1990年代中頃にかけてはパチンコ人口は2,800万人から2,900万人の間で推移していました。これにより、30兆円産業と合わせて、「パチンコファン3,000万人」と呼ばれていることもありました。しかし、1996年を境に、パチンコ人口は減少傾向に一転。1998年には2,000万人、2007年には1,500万人という大台を割り込み、現在のパチンコ人口は1,000万人以下となっています。
このような動きに合わせて、パチンコ店の数も減少しています。パチンコ業界がピークであった1995年には1万8,244軒のパチンコ店が日本全国にありました。しかし、この数も近年減少を続け、2019年には前年比421店減の9,639店となり、38年ぶりに1万店を割り込む結果となりました。
このようにパチンコ業界はかつては非常に大きい市場でしたが、1996年のピーク以降市場縮小の一途をたどっているのです。
パチンコの流れ
パチンコとはとてもシンプルな遊戯であり、ハンドルで回すことで打ち出した玉をアタッカーに入れるというのが基本ルールです。パチンコ台は全面をアクリル板で覆われており、赤には釘や羽根、回転体などの障害物が設定されています。そして、アタッカーに入って大当たりができる玉がたくさん出てきて、賞品と交換することができます。また、役物と呼ばれる特別な入賞口や仕掛けが施されているものもあります。
パチンコで遊ぶ流れは以下の通りです。
1.台選び
まずパチンコ店に入ったらどの台で遊ぶかを決めます。パチンコ点には複数の種類のパチンコ台が設定されているので、好みのものを選びましょう。
2.玉を借りる
遊ぶ台を決めたら、玉貸機にお金を入れて玉を借ります。
パチンコ玉の料金はかつては4円に設定されていました。しかし、2014年4月に消費税の上乗せが認められ、玉1個につき消費税込みで4.4円以下に変更されます。しかし、2006年頃から1玉1円での営業スタイルが広がり始め、現在では貸玉料金を1玉0.5円、0.2円、0.1円、2円で貸し出しを行っているパチンコ店も多くあります。4円パチンコは「よんぱち」、1円パチンコは「わんぱち」または「いちぱち」、2円パチンコは「にぱち」または「にこぱち」などの名称で呼ばれています。
3. 遊戯
玉を借りたら実際に遊戯します。遊戯する台は自由に選ぶことができます。空いている台を見つけて、遊戯を開始しましょう。
4.玉を交換
遊戯を終えたら店員さんを呼びましょう。そうすると、箱の中のパチンコ玉の数を数えてくれます。そして、景品コーナーへ行き、玉を好きな景品と交換しましょう。
景品交換コーナーはコンビニエンスストアやスーパーマーケットのような仕様となっており、パチンコ玉をタバコやお菓子、電気製品、化粧品、大衆薬、アクセサリー、CDやDVD、食料品などに交換することができます。
人気のパチンコ
パチンコは常に新しい台が誕生しており、漫画やアニメハリウッド映画、芸能人とタイアップしたものなど様々な種類の台が各メーカーから展開されています。ここでは人気のパチンコ台を紹介します。
CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア パチンコ
CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギアは、スペックはライトミドルタイプの1種2種混合機であり大ヒットとなったパチンコ台です。出玉増加のきっかけとなるシンフォギアチャンスは初当たりの約52%で突入することができ、ギアV-COMBOとV-STOCKによるスピード感のある展開が人気を集めています。
- 大当り確率:1/199.8
- 賞球:4&1&3&14
- ラウンド:4Ror5Ror8Ror9Ror12Ror13Ror15Ror16R(7C)
- 出玉:約392個or約784個or約1176個or約1470個 ※メーカー発表値
- 時短:大当たり終了後に1回or7回
- RUSH突入率:約52%
- RUSH継続率:最大約80%(理論値)
あの花 パチンコ
感動の名作アニメである「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」がパチンコとなって登場しました。6段階設定を搭載した1種2種混合機です。図柄揃い以外に初当り獲得ルートが存在するのが特徴であり、通常時に、電チューがロング開放される小当り「あのはなちゃんす」に当選すると、最大4回の電チュー保留を消化することができます。
また、保留4個時のトータル大当り期待度が約44%と高く、大当り時は高確率で龍勢RUSHに突入できます。
- 時短突入率:100%
- 賞球数:2&3&4&5&11
- ラウンド:4R or 10R
- カウント:10カウント
- 出玉:約440 or 約1100個
- 時短:1 or 7回
図柄揃い確率
- 設定1:約1/231.6→約1/7.45
- 設定2:約1/221.5→約1/7.44
- 設定3:約1/212.2→約1/7.43
- 設定4:約1/203.6→約1/7.42
- 設定5:約1/177.3→約1/7.38
- 設定6:約1/153.3→約1/7.33
Pフィーバー機動戦士ガンダム逆襲のシャア パチンコ
Pフィーバー機動戦士ガンダム逆襲のシャアは、大ヒットした劇場版アニメ「機動戦士ガンダム」とタイアップしたパチンコ台で1種2種混合のライトミドル機なっています。アムロとシャアの最後の激闘を始めとする、アニメの名シーンが再現されているので、アニメファンであれば必見です。
最大4個の残保留で引き戻すと次回大当りが濃厚になるなど、ユニークな高継続スペックが備わっています。
- 大当り確率:1/199.8
- 図柄揃い確率:約1/7.6
- 逆襲RUSH突入率:約50.5%
- 逆襲RUSH継続率:約82.2%
- 賞球数:3&2&5&10
- ラウンド:3R or 4R or 7R or 10R
- カウント:10カウント
- 出玉:約300 or 約400 or 約700 or 約1000個
- 時短:1 or 7 or 99回
Pゴッドイーター -ブラッドの覚醒-MVY2 パチンコ
アニメ化もされた人気ゲーム「GOD EATER(ゴッドイーター)」がパチンコとしても登場しました。スペックは1種2種混合タイプであり、神バトルRUSHの継続率は91%と非常に高くなっているのが特徴です。
大当たりを出すにはリーチラインの増加がカギとなっており、金色荒神リーチ、神熱演出、神群演出、神速神撃演出の4大神演出が見どころになっています。
- 実質大当り確率:1/319.68→1/1.43
- 神バトルRUSH突入率:50%
- 神バトルRUSH継続率:91%
- 賞球数:4&1&3&10
- ラウンド:10R or 7R or 4R
- カウント:10C
- 出玉:約1000 or 約700 or 約400個 ※払い出し
- 時短:0 or 1回+残保留1個
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ パチンコ
劇場版 魔法少女まどか☆マギカは、スペックは1種2種混合タイプのパチンコです。継続率約75%の「マギカ☆RUSH」と連チャン濃厚の「アルティメットRUSH」の2種類のRUSHを搭載しており、トータル継続率は約82.4%となっています。
- 大当り確率:約1/319.9→約1/14.2
- RUSH突入率:約70%
- RUSH継続率:約82.4%(※1)
- 賞球数:3&1&2&5&7&15
- ラウンド:5R or 8R or 10R
- カウント:上・Vアタッカー:10C、下アタッカー:9C
- 出玉:約402 or 約504 or 約1500個
- 電サポ:3 or 15 or 100回
パチンコ 新台
パチンコは毎月新しい台が導入されています。2020年に入ってからもすでに80種類以上の新台が追加されています。ここでは4月にリリースされた新台を紹介します。
P烈火の炎3 TYPE R
P烈火の炎3 TYPE Rは、人気コミックである「烈火の炎」がモチーフとなったパチンコで、2013年に初代、2016年に2代目がリリースされており、その第3弾として「P烈火の炎3 TYPE R」が製作されました。小当りRUSHを搭載したミドルタイプのV確変ループ機となっています。
- メーカー名:平和
- 大当り確率:1/319.6(通常時) 1/45.5(高確率時)
- ラウンド数:2or7R×4カウント
- 確変突入率:60%(ヘソ) 80%(電チュー)
- 賞球数:3&1&4&15
- 大当り出玉:約120or420個(払い出し)
- 電サポ回転数:0 or 5 or 100回転
- 導入開始日:2020/04/20(月)
PAガンスリンガー ストラトス 遊撃ver.
PAガンスリンガー ストラトス 遊撃ver.は、大当りと小当りで出玉を増やす確変ループタイプのパチンコです。確変大当りと小当りをあわせたBONUS継続率は最大約92%と、爽快なRUSH性能が最大の魅力のパチンコとなっています。
- メーカー名:大都技研
- 大当り確率:1/99.9~1/69.9(通常時)
- ラウンド数:3or4or5or6or7or8or10R×10カウント
- 確変突入率:50%
- 賞球数:3&1&5&6&10
- 大当り出玉:約180or300or400or500or600or700or800or1000個(払い出し)
- 電サポ回転数:0or30回転
- 導入開始日:2020/04/20(月)
Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2
Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2は、Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギアの第2作として制作されたパチンコです。前作と同様、初当り後の「最終決戦」で勝利できれば「シンフォギアチャンス」へ突入することができます。聖詠、絶唱などの演出なども人気の理由の1つです。
- メーカー名:SANKYO
- 大当り確率:1/199.8(通常時) 1/7.6(右打ち中実質確率)
- ラウンド数:3or4or6or7or10R×10カウント
- 確変突入率:-
- 時短突入率:100%
- 賞球数:3&1&4&13
- 大当り出玉:約390or520or780or910or1300個(払い出し)
- 電サポ回転数:1or7or11or99回転
- 導入開始日:2020/04/20(月)
Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン
Pフィーバー真花月2 夜桜バージョンは、2019年から導入された「遊タイム」を搭載したSANKYOパチンコ第1弾のパチンコです。スペックは確変突入率100%のシンプルなST機となっており、ST100回転の継続率は約72%となっています。
- メーカー名:SANKYO
- 大当り確率:1/199.8(通常時) 1/79.8(高確率時)
- ラウンド数:3or6or10R×10カウント
- 確変突入率:100%/100回転まで
- 賞球数:3&1&4&12
- 大当り出玉:約360or720or1200個(払い出し)
- 電サポ回転数:100回転or759回転(遊タイム)
- 導入開始日:2020/04/20(月)
P10カウントチャージ絶狼
P10カウントチャージ絶狼は、1種2種混合機の電光石火の即連が目玉のパチンコです。最短10秒で勝負が決する「10カウントBATTLE」に突入できれば、大当たりのチャンスが高まります。
- メーカー名:サンセイR&D
- 大当り確率:1/319.68(通常時)1/1.92(右打ち中実質確率)
- ラウンド数:6or10R×10カウント
- 確変突入率:-
- 時短突入率:100%
- 賞球数:3&1&2&15
- 大当り出玉:約900or1500個(払い出し)
- 電サポ回転数:1or2回転
- 導入開始日:2020/04/20(月)
P大工の源さん 超韋駄天
P大工の源さん 超韋駄天は、RUSHの継続率が約93%のパチンコです。通常時は特図大当りにくわえて、RUSH直行のロングフリーズ(小当り経由の大当り)も搭載しているのが魅力であり、最大4回転で大当り確率約1/2に当選する限りRUSHが続くのが特徴です。
- メーカー名:三洋
- 大当り確率:1/318.13(通常時実質) 1/2.06(右打ち中実質)
- ラウンド数:3or6or9R×10カウント
- 確変突入率:-
- 時短突入率:60.2%(ヘソ) 100%(電チュー)
- 賞球数:3&1&1&4&11
- 大当り出玉:約330or660or990個(払い出し)
- 電サポ回転数:3回転
- 導入開始日:2020/04/20(月)
PAコマコマ倶楽部@エイジセレクト Y2F
PAコマコマ倶楽部@エイジセレクト Y2Fは、2018年にリリースされたコマコマクラブ@エイジセレクトの最新バージョンです。この機種では6段階設定機種となっており、選択したモードで演出バランスやタレントが異なる「エイジセレクトシステム」を搭載しているのが特徴です。
- メーカー名:豊丸
- 大当り確率:1/99.9~1/86.0(通常時)
- ラウンド数:4or6or10R×9カウント
- 確変突入率:100%/10回転まで
- 賞球数:3&1&4&9
- 大当り出玉:約324or486or810個(払い出し)
- 電サポ回転数:10or100回転
- 導入開始日:2020/04/06(月)
P ROKUROKU 6000Ver.
P ROKUROKU 6000Ver.は、初当りの50%で6000個を獲得できる強烈なスペックが魅力のパチンコです。確変突入率はヘソが50%で電チューが100%となり、確変大当りはすべてリミットの6回まで連チャン濃厚となります。そのため、1度確変に当選すれば破壊力抜群となっています。
- メーカー名:高尾
- 大当り確率:1/319.6(通常時) 1/79.5(高確率時)
- ラウンド数:10R×10カウント
- 確変突入率:50%(ヘソ) 100%(電チュー)※リミット6回
- 賞球数:3&1&4&1&10
- 大当り出玉:約1000個(払い出し)
- 電サポ回転数:6or36or66or96回転or次回まで
- 導入開始日:2020/04/06(月)
パチンコにおける確率
パチンコ店に行くとパチンコ台や掲示物などで確率を目にすることがあるでしょう。しかし、この確率が何を意味しているのかを正確に把握していますか?
例えば1/100の確率の台があるとします。この場合、多くの人は100回遊戯した時に1回大当たりが出ると考えることでしょう。しかし、実際にはそうではありません
この確率は、常に確率が1/100であることを表しており、いつ遊戯したとしてもその確率が変わることもありません。つまり、1回目に打った時も、99回負けて100回目に打った時も、同様に大当たりが出る確率は1/100ということになります。
そして、この確率を利用して、パチンコのはまる確率を計算で導き出すことができます。計算式はややこしいのでここでは割愛しますが、計算結果を表にまとめると以下のようになります。以下の表から大当たり確率でも、ハマる確率に大差がないことが分かります。
確率 | 2倍 | 3倍 | 4倍 | 5倍 |
1/10 | 12.1% | 4.2% | 1.4% | 0.5% |
1/40 | 13.1% | 4.7% | 1.7% | 0.6% |
1/100 | 13.3% | 4.9% | 1.7% | 0.6% |
1/200 | 13.4% | 4.9% | 1.8% | 0.6% |
1/300 | 13.4% | 4.9% | 1.8% | 0.6% |
1/400 | 13.4% | 4.9% | 1.8% | 0.6% |
パチンコ 攻略
パチンコの攻略法としてよく言われるのは、完全確率を理解するということです。完全確率とは、何回打った時に大当たりがでるか、というのも表した数値であり、オンラインのツールを利用することで求めることができます。この完全確率が高い台を選ぶことで、パチンコでの勝率を上げることができます。しかし、パチンコではで絶対に勝てる、という攻略法はなく、運やタイミングが重要となります。
パチンコの規制
パチンコは娯楽として一部の利用者から親しまれていますが、ギャンブルであるという観点から問題視されているのも事実です。日本のパチンコ業界の売上高は約20兆円。全世界のカジノの売り上げ規模が1兆円なのに比べると、これが非常に大きい金額だということがわかります。
そして、日本でこのようにパチンコが根付いていることによって、以下のような弊害があります。
- 若者の勤労意欲を奪い、実業への参入を妨げる。
- パチンコ中毒者を殖やし、家庭を崩壊させる。
- 生活保護者は、給付金を受け取った日にパチンコ店に通うという悪循環を繰り返している。
- パチンコ産業は、脱税の温床。現金商売なので、いくらでも経理のごまかしが可能。
このようにパチンコはギャンブル依存症や脱税などを大きくかかわっているため、これまで多くの規制が行われてきました。主にこれまでの規制ではギャンブル依存症を防ぐために、大当確率や出玉率が何度も規制されていました。
- 2004年 大当確率下限を1/500に変更
遊技機の大当確率(大当たりが出る確率)が、それまでの1/360から1/500まで緩和されました。
- 2005年 大当確率下限を1/400に変更
2004年に大当確率が緩和されましたが、日本遊技機工業組合は内規変更で大当確率の下限値が1/400に規制されます。
- 2015年 大当確率下限は1/320に変更
射幸性を抑えることを目的に、日本遊技機工業組合は大当確率の下限を1/400から1/320に引き上げます。また、一連の大当りで得ることのできる玉数の期待値の上限を7200個としました。
- 2018年 出玉規制の強化
2018年には新規性が導入され、出玉規制が強化されます。まず、1回の大当たりに対しての出玉制限が変わり、2400から1500へと引き下げられました。次に、4時間遊戯した時の出玉が2/3に下が下られました。これにより、金額換算で4時間に対して5万円以内の出玉となります
- 2019年 技術上の規格解釈基準の改正
2019年には技術上の規格解釈基準が開催され、パチンコ機の時短に関する内規が変更されました。具体的には以下の3点が変更となりました。
- 時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃
- 従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加
- 確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能
パチンコは勝てない?
パチンコを利用している人がよく持つ不満と言えば、「勝てない」ということでしょう。
パチンコをどんなに長くプレイしている人であっても安定的に勝つことは難しく、誰もが勝ち負けを繰り返しています。そもそも、パチンコではパチンコ店側が利益を出さなければいけないため、プレイヤーが継続的に勝つということは不可能なのです。
特に最近のパチンコでは射幸性をおさえるために、大勝ちすることも大負けすることも少なくなっています。これはギャンブル依存症を防ぐためであり、パチンコによって感情が大きく左右されないようにしているのです。そして、少ない金額で長時間遊戯できるようになっています。
かつてのパチンコでは1日に10万円を超える金額を稼ぐことも可能でしたが、規制が厳しくなった現在では、稼げても2、3万円程度となっています。そのため、昔からパチンコを遊戯している人にとっては余計に最近のパチンコは勝ちにくいと感じられることでしょう。
パチンコとオンラインカジノ
最近ではカジノゲームがオンラインで楽しめるオンラインカジノが誕生しています。このオンラインカジノではパチスロに似たビデオスロットというゲームがあり、パチンコからオンラインカジノに移行したという人も少なくなりません。
パチンコとビデオスロットの違いは、どこで遊戯できるか、という点です。パチンコは実際の店舗でしか遊戯することができません。一方で、オンラインカジノは自宅のパソコンを利用してプレイすることができます。また、最近ではモバイル対応のオンラインカジノが多いため、スマートフォンやタブレット端末を利用していつでも好きな時にプレイすることができます。
パチンコでは周囲の雑音が気になったり、喫煙が禁止されていたりなど、リラックスして遊戯を楽しめないこともあります。しかし、オンラインカジノは自分の好きな環境でプレイできるのが魅力です。
次に、パチンコとオンラインカジノの違いとして稼ぎやすさを上げることができます。パチンコはギャンブル依存症を防ぐため、出玉率を低くするなど多くの規制が行われています。そのため、最近のパチンコでは思うように稼ぐことができず、年間で数十万円ほどにとどまることがほとんどです。
一方でオンラインカジノでは、月に数万円を稼ぐプレイヤーがたくさんいます。また、ジャックポット機能が付いたゲームをプレイすれば、一瞬にして数百万円から数億円の大金を稼ぐことができるのです。オンラインカジノではパチンコ店のように人件費やや設備費などがかかりません。そのため、プレイヤーに多くの金額を還元することができるのです。これにより、パチンコとオンラインカジノでは稼ぎやすさに大きな違いがあります。
パチスロ風のビデオスロット
オンラインカジノでは、日本人をターゲットとしてこれまでパチスロ風のビデオスロットがリリースされてきました。ここではその代表である、Hawaiian DreamとBATTLE DWARFについて紹介します。
Hawaiian Dream
Hawaiian Dreamは、JTG(JAPAN Technicals Games/ジャパンテクニカルゲーム)が初めてリリースしたビデオスロットであり、日本のパチスロをモチーフとしたビデオスロットとして注目を集めました。Hawaiian Dreamはパチスロと同じ、3×3のレイアウトであり、5通りのペイラインあります。
Hawaiian Dreamは、その名の通りハワイをイメージしたのんびりとした雰囲気のビデオスロットであり、BGMには南国風の音楽が採用されています。
Hawaiian Dreamにはリスピンやフリースピンボーナスなどの一般的な機能に加えて、サンセットボーナスと言うものが設けられており、コイン持ちのいいビデオスロットとなっています。
BATTLE DWARF
BATTLE DWARFもHawaiian Dream と同じくJTGが製作したビデオスロットです。レイアウトも3×3とシンプルですが、BATTLE DWARFではドワーフとモンスターの闘いをテーマとしており、大迫力のグラフィックが魅力となっていいます。
BATTLE DWARFではバトルシンボルが3つ揃うと、バトルに挑戦することができます。バトルステージでは、ゴブリン、トロール、ドラゴンのいずれかのモンスターが登場し、バトルに勝利するとフリースピンを獲得できます。
配当が最大300倍になることもあり、高額配当ゲットのチャンスもあります。