マネーの雑学 その2

マネーの雑学 その2

そもそもお金はどこで製造されているのでしょうか??硬貨は造幣局、紙幣は国立印刷局が製造しています。お金の製造=造幣局と思いがちですが硬貨を製造しているところが造幣局で紙幣の製造は国立印刷局となっています。現在、両局ともに法律に基づき独立行政法人化され、造幣局は硬貨、国立印刷局は紙幣の製造を担っています。造幣局では1円、5円、10円、50円、100円、500円の6種類の通常硬貨を作っているのは勿論のこと勲章や褒章の製造、貴金属製品、地金の貴金属工芸品の製造なども行っています。造幣局では硬貨を作るためは、溶解~熱間圧延・冷間圧延~圧穿・圧縁・圧印・検査~計数・袋詰め の6つの工程をとっています。余談ですが五円玉の穴の周りに、ギザギザした模様がついているのはいったい何を表しているのかご存知でしょうか?あの模様の正体は実は歯車なのです。しかし、なぜ歯車なのでしょうか?五円硬貨には、「農業」「水産業」「工業」「民主主義」を表していて五円玉の表面には、稲穂が描かれていますが、これは「農業」を表しています。また、五円と表記している場所には横線が描かれていますが、これは「水」で「水産業」を表現しています。

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そして、穴の開いた周りのギザギザ模様は、「歯車」で「工業」を表現しています。最後に、裏側は「双葉」がありますが、これは民主主義に向かって伸びていく日本を表しているそうですから5円玉も奥が深いですね。1円玉の木の由来に関していいますと実は元になった木はなく、創作の木だそうです。1954年に1円玉のデザインを募集したところ、「若木」という題名の図案があり、それが採用されたものだそうです。このデザインはすくすくと伸びる若木に国の成長を託すという意図があった様です。1954年は戦後9年でまだまだこれから復興という時代で将来の展望を1円玉に託したのでしょうか?一方、紙幣が国立印刷局で作られており現在では1万円券、5千円券、2千円券、1千円券、の4種のお札が製造されています。国立印刷局ではその名前のとおり、紙幣の製造だけでなくその他の印刷関連の仕事をしており、パスポートや郵便切手、印紙・証紙などの諸証券類のほか、凹版画や、すきいれ美術紙などの美術品の製造もしているのです。また、同局では官報の編集や印刷が行われおりその他、法令全書や国の予算書や決算書といった公共性の高い図書の製造も行なわれています。国立印刷局では紙幣を作るために、製紙⇒材料製作行程⇒印刷 という3つの大きな工程をとっており、そして各工程はいくつもの作業に分類されています。オンラインカジノで福沢諭吉さんを沢山ゲットしてみて下さいね!!!

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製紙工程は紙幣のベースになる紙を製造する工程で、国立印刷局ではみつまたなどのパルクを原料として紙幣用の紙を製造しています。日本のお札にはご存知の通り千円、五千円、一万円と肖像画が書かれています。その絵には、野口英世、樋口一葉、福沢諭吉が書かれていますがこれは一体誰が書いているかというと財務省印刷局の国家公務員が行っています。正式には工芸官(こうげいかん)と呼ばれています。工芸官は最初にお札となる人物の生前の写真を元に水彩で描いてその絵を元に特殊な彫刻刀を使って硬い鋼板に掘ることで原版を作っているそうです。その他、工芸官は切手や国債のデザインも手掛けています。お札の肖像を新たに選出するときは財務省、日本銀行、国立印刷局が協議で選出し財務大臣の認可によって採用されます。この様に日本におけるお金の知識を深めていくと財布の中のお金を一度取り出してみてじっくり観察してみたくなりますよね。オンラインカジノで福沢諭吉さんを沢山ゲットしてみて下さいね!!!