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本人確認不要(KYC不要)カジノ|ID不要でプレイできるって本当?

本人確認不要(KYC不要)カジノとは?

本人確認不要(KYC不要)カジノとは、身分証明書や住所確認書類などの本人確認書類の提出不要で入金やプレイ、出金が可能なオンラインカジノのことです。

通常、オンラインカジノから初めて出金する際に必要な本人確認ですが、本人確認不要カジノであればわざわざ身分を明かす必要がないため、匿名性が保たれます。

また身分証明書と住所確認書類などの各種書類を用意する必要がないので、時間と労力の節約にも繋がります。

このように匿名性の確保と労力・手間の節約しつつオンラインカジノを楽しみたい場合には、本人確認不要カジノがおすすめです。

本人確認不要で本当にプレイ・出金できる?

全てのオンラインカジノではありませんが、一部で本人確認不要で本当にプレイ・出金できるカジノは確かに存在します。ただし本人確認不要で遊ぶためには基本的に仮想通貨の利用を求められます。

銀行送金やオンライン電子決済サービス、クレジットカードなど仮想通貨以外の入出金方法を利用する場合、本人確認不要カジノでも出金時には各種書類の提出が必要です。

では、どうして仮想通貨であれば本人確認不要でプレイ・出金ができるのでしょうか?

その大きな理由が仮想通貨取引所で本人確認が完了しているからです。すでに本人確認済みであれば、わざわざオンラインカジノ側で確認する必要がなくなります。

また仮想通貨の高度なセキュリティシステムも1つの理由で、ブロックチェーン技術により取引履歴は厳重に記録され、改ざんされるリスクがほとんどありません。

以上の理由から本人確認不要カジノであれば、仮想通貨の利用でプレイ・出金が可能になります。

本人確認不要(KYC不要)カジノで気をつけるべき点

仮想通貨ユーザーにとって本人確認不要カジノは確かに便利ですが、実際にオンラインカジノで遊ぶ場合にはいくつか気をつけなければいけないことがあります。

全ての注意点を理解した上で、本人確認不要カジノで遊びましょう。

信頼性の高いライセンスを保有するオンラインカジノを選ぶ

本人確認不要カジノの中にはライセンスを保有しない違法カジノも存在します。中華系が運営するオンラインカジノに多く、電子マネーや銀行送金などでも本人確認不要で遊べます。

違法オンラインカジノは意図的な出金拒否やその他様々なトラブルの原因になります。本人確認不要カジノで遊ぶ場合は、必ず信頼性の高いライセンスを保有するオンラインカジノを選びましょう。

送金リクエストが完了するとキャンセルは不可能

仮想通貨の特性上、送金リクエストが完了するとキャンセルは一切できません。オンラインカジノのウォレットアドレスを間違えて送金してしまった場合、二度と仮想通貨は戻ってきません。

勝利金の出金時も同じで、自分のウォレットアドレスを間違えると、せっかく稼いだ勝利金も水の泡になってしまいます。本人確認不要カジノで仮想通貨を利用する際の入出金は慎重に行いましょう。

状況によっては本人確認確認を求められることがある

本人確認不要と謳うオンラインカジノは「原則として本人確認不要」です。あくまでも原則なので、状況によっては本人確認を求められることがあります。

各オンラインカジノによって基準は異なりますが、例えば「高額出金する場合」「ベット履歴に不審な点が見つかった場合」「不正アクセスが疑われる場合」「その他運営会社が必要だと判断した場合」などが挙げられます。

本人確認を求められたのにも関わらず必要書類を提出しなかった場合、そのオンラインカジノでの入出金ができなくなるので注意しましょう。

仮想通貨の利用でも一定額以上の利益が出た場合は税金を納める

匿名性の高い仮想通貨ですが、オンラインカジノで一定額以上の利益が出た場合には必ず税金を納めなければいけません。オンラインカジノの利益は一時所得の課税対象なので、年間で50万円以上稼ぐと確定申告する必要があります。

また仮想通貨の価格変動による所得は雑所得に該当し、オンラインカジノの利益とは別に納税義務があります。少しでも節税したい場合には、勝利金をウォレットへ送金せず、オンラインカジノのアカウント内に残しておくことをおすすめします。

なぜ本人確認が必要なのか

オンラインカジノで本人確認が必要なのは主に3つの理由があります。以下になぜ保護が必要なのか?その理由について解説します。

マネーロンダリングなどの金融犯罪の防止

本人確認が必要な主な理由がマネーロンダリングなどの金融犯罪の防止です。例えばランドカジノで現金をチップに交換し、そのまま遊ばずに現金に交換してしまえばマネーロンダリングが成立します。

これと全く同じ方法でオンラインカジノでもマネーロンダリングが可能です。対策として実際に入金したお金に対しても一般的に1倍の賭け条件が付きますが、もし本人確認がなければマネーロンダリングを疑われるユーザーを特定できません。

アカウントの乗っ取りやなりすましなどからプレイヤーを保護

本人確認がなければ、アカウントの乗っ取りやなりすましなどのトラブルが起こった時に対処できません。つまり本人確認はプレイヤーを保護するためにも必要不可欠な手続きです。

例えばアカウントを乗っ取られ、アカウント内に残っている残金を他人の口座へ勝手に出金されてしまったら大変です。本人確認が完了していれば、本人名義の銀行口座やオンライン電子決済サービスのみへの出金しか認められないため、乗っ取りによる被害を防止できます。

ライセンス発行元による義務

オンラインカジノがサービスを提供するためには、国や地域が発行するライセンス保有が必要不可欠です。このライセンス発行元により本人確認が義務付けられている場合、オンラインカジノの運営会社は必ずプレイヤーに対して本人確認をしなければいけません。

ライセンスで義務付けられているのにも関わらず本人確認をしなかった場合、多額の費用と時間をかけて取得したライセンスを剥奪されてしまいます。

一般的なカジノの本人確認方法とは?

一般的なオンラインカジノの本人確認方法として、自己申告による個人情報の入力と身分証明書・住所確認書類の提出が求められます。もちろん入力した個人情報と提出した書類の情報に相違点があると本人確認は完了しません。

身分証明書として認められるのは運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど公的機関が発行する写真付きでなければいけません。また住所確認書類は発行から3ヶ月以内の公共料金請求書や銀行取引明細書、住民票などです。

またクレジットカードを利用する場合、カード本体の画像を撮影し提出しなければいけません。全ての必要書類提出後に審査が行われ、問題なければクレジットカード入金や出金が可能になります。

まとめ

今回は、本人確認不要(KYC不要)カジノとは何なのか?本人確認不要カジノで遊ぶ際の注意点や本人確認の必要性などについて詳しく解説しました。

最近では本人確認不要カジノも増えてきましたが、本人確認不要で入出金するためには仮想通貨を利用しなければいけません。その他の決済方法を使う場合、必ず本人確認を求められます。

また仮想通貨ユーザーでも本人確認を求められる場合もあるため、気兼ねなくオンカジを楽しみたい場合には、事前に身分証明書と住所確認書類の提出をおすすめします。

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2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。