続々と合法化が進む アメリカのオンラインカジノの現状
最終更新日: 2023/10/17
何事にも寛大で柔軟な対応というイメージの強いアメリカですが、実はオンラインカジノに限らず、ギャンブルに関しては各州によって非常に厳しいルールや制限が設けられています。
今回はそんなアメリカのオンラインカジノの現状や合法な州、今後の成長と将来の可能性などについてまとめてみました。
アメリカのオンラインカジノの現状
連邦制を採用しているアメリカにおいてオンラインカジノの合法か否かの判断は、各州や地方の政府に委ねられています。つまり同じアメリカでも、オンラインカジノが合法の州と違法の州が存在します。
これまでオンラインカジノを違法とする州が多い傾向にありましたが、ここ数年の間でアメリカ全土において合法化に向けた動きを見せ始めています。
オンラインカジノが合法な州
2023年8月現在、オンラインカジノが合法な州は「コネチカット州」「デラウェア州」「ミシガン州」「ニュージャージー州」「ペンシルバニア州」「ウェストバージニア州」の6つです。
最もオンラインカジノの数が多いのが、アメリカギャンブルの中心地とも言えるニュージャージー州で、2013年に合法化されて以降、現在までに20以上のオンラインカジノが稼働しています。
各州が発行するライセンスの内容
オンラインカジノを運営するためには各州のゲーミング管理委員会が発行するライセンスの内容に従わなければいけません。またオンラインカジノのみやスポーツベッティングも認めるなど、各ライセンスによって内容が大きく異なります。
ライセンスの取得は決して簡単ではなく、オンラインカジノ内のシステムを徹底的に調査され、莫大な費用もかかります。例えばペンシルバニア州でライセンスを取得するためには$10,000,000と、現在の日本円レートで約14億円が必要です。
オンカジの拡大と他州の合法化の見込み
世界的にオンラインカジノ人気が高まってきている今、アメリカでもオンラインカジノの拡大と他州の合法化が加速しています。
2023年中に合法化見込みの州としてイリノイ州とインディアナ州が挙げられ、マサチューセッツ州とノースカロライナ州は数年以内の合法化に向けて議論が進んでいます。
アメリカのオンラインカジノの成長と将来の可能性
アメリカ全土においてスポーツベッティングを合法化する動きが加速したように、オンラインカジノの将来性も十分に期待できます。
現在、アメリカ国内でも外国のオフショアオンラインカジノで遊べますが、州やゲーミング管理委員会などからの監視がないため100%安全とは限りません。
しかし合法化された州のライセンスを保有するオンラインカジノなら安心安全に遊べます。今後アメリカ国内のオンラインカジノが注目を集めるようになり、怒涛の勢いで成長するだろうと予想されます。
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