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責任あるギャンブルとは|ギャンブル依存症の危険性

人々は楽しむためにギャンブルを行います。しかし、時にギャンブルによって問題が起こってしまうこともあります。では、そのような時にどうすることが正しのでしょうか?

まずは、ギャンブルの問題ギャンブル依存症について考えていきましょう。正しく理解し、未然に予防をすることで、不安なく楽しくプレイしましょう!

責任あるギャンブルとは

もしあなたがただ単に娯楽のためだけにギャンブルをしている場合、責任をもってプレイすることができるでしょう。ここで娯楽というのは、日々の生活を楽しくするための活動のことを言います。

一方でギャンブルの目的がお金を稼ぐことである場合、責任をもってギャンブルをすることが難しくなります。もしお金を稼ぐためにギャンブルをしているのであれば、それは薄い氷の上を歩いているようなものです。つまり、とても不安定だということです。

ここで、ギャンブル依存症を表した曲線を見てみましょう。

責任あるギャンブル グラフ
参考データ:https://www.sigma.com.mt/news/what-is-responsible-gambling-by-anders-bergman

上記のグラフは以下の3つを示しています。

  1. 娯楽のためのギャンブル
  2. お金を稼ぐためのギャンブル
  3. お金を取り戻すためのギャンブル

このグラフからは1→3になるにつれて、ギャンブルにおける楽しさが減っていくのがわかります。

この曲線をさらに理解するために、ギャンブルに関する問題・ギャンブル依存症について定義していきましょう。

ギャンブルによる問題とは

ギャンブルに関する問題を抱えた人は、ギャンブルをする際に自分自身をコントロールできなくなってしまっています。そして、より多くの時間をギャンブルに費やすようになります。しかし、ネガティブな要素よりも、楽しいという感覚が大部分を占めるのが特徴です。

ギャンブル依存症とは

ギャンブル依存症ではネガティブな要素がより顕著に現れます。そして、まわりの人もその変化に気が付き始めます。経済的にも精神的にも大きな影響を受けます。

そして、本人はギャンブルに使えるお金を集めようと必死になってしまうのが特徴として挙げられます。

この時点で、もはやギャンブルは楽しいものではなくなっています。むしろ、失ったお金を取り戻そうとギャンブルにのめりこんでしまうのです。

これらの2つの定義は、ギャンブルに依存曲線において2と3に該当します。

では、1の娯楽としてのギャンブルに戻りましょう。

ギャンブルを娯楽として楽しみたいのであれば、以下のようなより害を少ないギャンブルをするのがいいでしょう。

  • チケットを購入して地元のスポーツクラブを支える
  • たまにスクラッチカードを買う
  • バーのブラックジャックテーブルに30分だけ座って、月に1回だけ20ドルを損する
  • ラスベガスでの休暇で200ユーロを失う

これらのギャンブルがおすすめというわけではないですが、人生において楽しむことは大切です。ギャンブル依存症になるリスクを抑えつつギャンブルを楽しみたいのであれば、以上のようにリスクが少ないギャンブルの楽しみ方をするのがいいでしょう。

ギャンブル依存症を防ぐためには

ギャンブル依存症を防ぐためにはまずは、リスクについて理解する必要があります。

まず、ギャンブルをするにあたって、ギャンブルにはリスクがあることを理解しなければいけません。ギャンブルをする際、誰もが勝つことを望んでいるでしょう。しかし、ギャンブルでは負けてしまうこともあります。そのため、失って困るお金はギャンブルで使用してはいけないのです。

そして、ギャンブル依存症になっている人は、お金以上のものを失っていることもあります。もしもギャンブルによって精神的にネガティブな影響を受けているのであれば、助けを求める必要があります。

ここでは具体的にどのようにギャンブル依存症を防ぐことができるかを紹介します。

楽しむためだけにプレイする

ギャンブルはお金を稼ぐためにするものではありません。ギャンブルは娯楽の1つとして行うべきものです。ギャンブルで生計を立てようなど、お金目的でギャンブルをプレイすることがないようにしてください。

予算を守る

ギャンブルをする際には、必ず予算を決める必要があります。そして、自分が失っても問題お金だけをギャンブルに使用するようにしましょう。

もしも頻繁にギャンブルをするのであれば、毎月の上限金額を決めておくことも効果的です。そのようにして予算内でギャンブルをすることで、継続的にギャンブルが楽しめるようにもなります。

適度に休憩を取る

ギャンブルにはたくさんの時間を要します。そのため、ギャンブルをする際には、定期的に休憩を取りながら、気分転換をすることも大切です。ストレッチをしたり、友達と話したり、なんでもいいので他のことを間に挟むことが大切です。

自分について知る

ギャンブルにおいて自分の行動パターンについて知ることも大切です。ギャンブルがどのように自分の生活を変えてしまうのかについてもよく理解しましょう。そのようにギャンブルについて一歩下がって考察することで、リスクについてよく理解することができます。

お酒を飲まない

ギャンブルをするときには、お酒を飲まないようにしましょう。お酒を飲んでしまうと判断力が鈍り、自分のことをコントロールできなくなってしまいます。

そのため、ギャンブルをするときはかならずお酒抜きで行うようにしましょう。

日記をつける

自分の行動をよく把握したいのであれば、日記をつけることも効果的です。毎日どれくらいプレイしたか、どのように感じたかを日記に書いていくことで、自分の行動について把握することができます。

質問に答えてみよう

自分がギャンブル依存症ではないかを確認するために、以下の質問に答えてみましょう。

Q:ギャンブルをしているときに、以下のような行動は見られますか?

  • 大金を稼ぎたいという欲求が高まっている
  • 罪悪感、心配、恥などの感情がある
  • ギャンブルに費やす時間やお金を減らすことができない
  • 恋人や家族にギャンブルの習慣を秘密にしている

もしもこれらに当てはまるのであれば、一度ギャンブル依存症に陥っていないか、セルフチェックを行うといいでしょう。このセルフチェックでは簡単な質問に答えるだけで、フィードバックを受け取ることができます。そして、どのように改善することができるかのアドバイスも受けることができます。

このセルフチェックは匿名で行うことができ、回答したデータは保存されません。またセルフチェックは以下のリンクから受けることができます。
https://gamcare.gamtest.se/

制限を設ける:ベラジョンカジノ

ベラジョンカジノとは?

ベラジョンカジノなどのオンラインカジノでは、ギャンブル依存症を防ぐために自己制限ツールを設けています。これらの自己制限ツールを使用することで、以下のように制限を設けることができます。

ベラジョンカジノ

チェックポイント
スポーツベッティング : × 24h日本語ライブサポート : × VIPシステム : × リベート / キャッシュバック : ×

入金制限

ベラジョンカジノでは日、週、月の行減の入金額を設定することができます。これは最後に入金した日にちから計算されます。もしも設定した金額以上の額を入金しようとした場合、すでに上限に達していると通知されます。

例えば、1週間の入金額の上限を200ドルとしたとしましょう。そして、火曜日の午後2時に200ドルを入金したと仮定しましょう。その場合、次に入金することができるのは、翌週の火曜日の2時以降となります。

セッションリミット

もしもギャンブルで多くの時間を使いすぎていると感じたのであれば、セッションリミットを設定するのがおすすめです。この機能では、何時間までプレイすることができるかを設定することができます

そして、このセッションリミットに達すると、リミットに達したことが通知されると共に、自動的にログアウトされます

再度ログインするまで、カジノゲームを再開できなくなります。セッションリミットに達した際はしばらくの間、ギャンブルから距離を取るようにしましょう。

ベラジョンカジノ 責任あるギャンブル 制限ツール
ベラジョンカジノの責任あるギャンブル

リアリティチェック

リアリティチェックとはセッションリミットと同じように、一定時間ギャンブルをプレイした時に通知がいく機能のことをいいます。リアリティチェックは最大で240分まで設定することができます。

そして、ゲームのプレイ時間が設定した時間に達した際に通知を受け取ることができます。

セッションリミットとは異なり、リアリティチェックでは強制的にログアウトされることはありません。しかし、上限に達した場合は、しばらく休憩を取るのがいいでしょう。

ロスリミット

損失が出るのはギャンブルにおいて当然のことです。そのため、損失が出た時のために事前に準備をしておくことが大切でしょう。

ロスリミットでは、何日間にいくらまでを損失していいか、を設定することが可能です。もしもこの上限に達した場合は通知がいき、次の日まで自動的にログアウトされます。

このロスリミットは入金した額に対し、いくら損失したかだけが計算されます。勝利金から損失があった場合、このロスリミットには含まれません。

アカウントの閉鎖

ギャンブル依存症に陥っていると感じた場合は、アカウントを閉鎖することも1つの方法です。ベラジョンカジノではアカウントを閉鎖した場合でも、また再開することが可能です。

自己除外

自己除外とは一定期間、アカウントにアクセスできないようにする機能のことを言います。自己除外を設定した場合、いかなる理由があっても、定めた時間が経過するまでアカウントにアクセスすることができません。定めた期間が経過した後は、自己判断によって再度アカウントにアクセスすることができます。

完全にアカウントを削除したいというわけでないのであれば、アカウントを閉鎖するよりも、自己除外機能を使うのがいいでしょう。

ギャンブルに関する問題のサポート機関

もしギャンブルに関する問題を抱えていると感じる場合、サポート機関を使用することもできます。各オンラインカジノではサポート機関を紹介しています。

サポート機関の代表的なものには、以下のようなものがあります。

BeGambleAware(ビー・ギャンブル・アウェア)

ギャンブル依存症とその治療に関する情報を提供する独立した慈善団体です。

公式サイト:https://www.begambleaware.org/

gamblingtherapy(ギャンブリング・セラピー)

サポートグループ、フォーラム、リソースデータベース、メールサポートなどを、ギャンブルに関する問題を抱えた人に対して提供します。

公式サイト:https://www.gamblingtherapy.org/en

Gordon Moody(ゴードン ムーディ)

問題を抱えたギャンブラーのために無料の住宅治療とリハビリテーションを紹介しています。

公式サイト:https://www.gordonmoody.org.uk/

Gamblers Anonymous

ギャンブル依存症の影響を受けた人をサポートする組織です。 また、ギャンブラー向けのサポートグループを用意しています。すべて匿名で利用できるのが特徴です。

公式サイト:https://www.gamblersanonymous.org.uk/

よくある質問:ギャンブル依存症

ギャンブルの制限ツールとは?

ギャンブルの自己制限ツールとは、ギャンブルを管理するのに役立つ便利なツールなことを指します。
オンラインカジノでは入金制限、セッションリミット、ロスリミット、自己除外などを提供しています。これらのオプションを利用することによって、ギャンブラーが健康的にギャンブルを楽しめるようになります。

ギャンブルによって問題を抱えていると感じたら、どうしたらいいですか?

問題があると感じたら、まずは自分の行動について分析をしてみてください。もしもギャンブル依存症が心配な場合は、セルフチェックを受けることをおすすめします。
もしも支援を受けたい場合は、ギャンブル依存症で困っている人に向けてサポートを提供している団体を使用することがおすすめです。各オンラインカジノのカスタマーサポートに相談することで、支援団体を紹介してもらうことも可能です。

ギャンブル依存症にはどのような症状がありますか?

他の一般的な依存症と同じように、ギャンブル依存症の症状はいろいろな形で現れます。
大まかに言うと、ギャンブルにおいて自分自身をコントロールできなくなり、生活のいろいろなところに支障をきたすことを言います。
ギャンブル依存症になると、ギャンブルができない時にイライラしてしまったり、次にギャンブルをするときのことをずっと考えてしまったりなどします。
そして、精神的にコントロールできなくなってしまうのです。もしも自分の感情をコントロールできなくなってしまった時はギャンブル依存症に陥っているといえるので、誰かに相談をした方がいいでしょう。

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2008年より渡欧、某欧州国の大学へ入学。在学中は、法律・金融・賭博に関する研究・論文を執筆し、2012年に卒業。大学卒業後は、オンラインカジノの専属ライターとして経験を積む。現在は業界歴12年で、最新ニュース、カジノレビュー、ゲームガイド、仮想通貨など多岐に渡るコンテンツを独自の見解とともに配信。