ブラジル政府がオンラインギャンブルを合法化
最終更新日: 2024/02/02
ブラジル政府がオンラインカジノ、スポーツベッティングを合法化
ブラジル政府がオンラインカジノとスポーツベッティングの合法化を発表！この法案により、オンラインカジノとスポーツベッティングを運営する事業者に対してライセンスの発行が可能になりました。
これまでブラジルで合法のギャンブルと言えば宝くじと競馬くらいで、国民に人気のビンゴやドッグレースなどは水面下で行われていたほどギャンブルに対しては厳しい国です。
そんな中、オンラインカジノとスポーツベッティングを合法化したブラジル。将来的に良い影響を与えるのか？それとも悪い影響を与えるのか？今後世界から注目を集めそうです。
合法化に至る経緯
ブラジル政府によるオンラインカジノとスポーツベッティングの合法化は、長きに渡って論争を繰り返してきた上院で解決に至らず、2023年12月13日に法案が下院に戻されました。これは上院最多の議席を持つ自由党の議員による反対が主な原因です。
下院で念入りな審査が行われ、同年12月21日の最終投票で過半数にあたる261人が賛成した結果、法案は可決。オンラインカジノとスポーツベッティングの合法化が発表されました。
ライセンス料と税金
オンラインカジノとスポーツベッティングを運営するためにはブラジル政府の認可が必要で、ライセンス料として5年間3,000万レアル（日本円で約9億）を支払わなければいけません。
ライセンス発行後は最大3つのブランドを運営できるようになりますが、事業者はGGR（プレイヤーが使った総額から勝ち額を差し引いた粗利益）に対して12%の税金が課せられ、プレイヤーの利益に対しては15%を納税する必要があります。
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